過去の学校の様子

2018年1月の記事一覧

全国学校給食週間

  
 
 文部科学省では、毎年、1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としています。これは、終戦後の食糧難で休止されていた学校給食が、ララ(Licensed Agencies for Relief in Asia、アジア救済公認団体)より給食用物資が寄贈され、昭和22年(1947年)12月24日に東京都・神奈川県・千葉県で約25万人の児童を対象に学校給食が再開されたことから、12月24日を学校給食感謝の日と定めていましたが、冬休みと重なるため、1月24日から30日までの1週間が「全国学校給食週間」となったものです。
 本日は、本校に勤務している学校栄養士さんが、給食の時間に6年生の教室で、給食の歴史について説明をしてくれました。
 学校給食は、明治22年(1889年)に山形県鶴岡町の私立忠愛小学校で貧困児童を対象に無料で学校給食を実施したのが起源とされ、そのときのメニューは、おにぎり、塩鮭、菜の漬物だったそうです。その後、戦時中は食糧難で特別配給による給食が実施されたり、昭和38年からは年配の方々には記憶のある脱脂粉乳ではなくなり、牛乳の全面導入が促進されたりと、種々の改革がありました。昭和51年に米飯が導入されるまでは、主食はパンという時代でしたが、現在、本校では、1週間の5回給食のうち、月・火・木の3回が米飯、水・金の2回がパンとなっています。
 スタートは栄養補給が目的の中心だった学校給食も、現在は食生活への理解等を目的としたものにと変ってきています。給食の歴史は、近代以降の日本の歴史かもしれませんね。

薬物乱用防止教室

 
 

 1月25日の3校時と4校時に、栃木県警察のご協力を得て薬物乱用防止教室を実施しました。
はじめに、薬物乱用とはどのような事なのか、麻薬や覚醒剤・違法ドラックを使うと脳細胞などにどんな障害が起こるかなどをDVDで視聴しました。その後、法律で禁止された薬物を使うことはもちろん、買うことや売ること、人にあげることや所持することなども法律違反となる事などを教わり、薬物乱用への誘いを断るロールプレイングや知識を定着させるクイズを行い、最後にパネル写真を使って理解を深めました。45分間で内容の濃い学習でしたが、児童はしっかりと学んでいました。
 平成28年に、栃木県では薬物乱用で逮捕された未成年者数はゼロだったそうです。しかし、全国では約300人が逮捕されており、平成27年には小学生が薬物乱用で補導された事案もあったそうです。本校の児童が、本日の学習を生かして将来にわたり正しい認識を持ち、しっかりと生活していけるよう願っています。

昼休み

 
 
 
 本日の昼休みの様子です。校庭に積もった雪で、児童達は楽しそうに遊んでいました。雪合戦のように、雪を投げ合う児童の姿を多く見ました。何人かは雪だるまを作ろうとして雪の玉を転がしていましたが、雪だるまの形にはならなかったようです。

雪かき

 
 
 
 1月23日は、降雪による影響で登校を2時間遅らせました。職員は出勤後、児童のために学校内や歩道橋などの雪かきを行いました。すべてを除雪することは無理なので、児童が登下校で使用する通路の部分や駐車場を中心に除雪を行いました。また、登校時刻に合わせて校外指導を行いました。
 除雪作業中、PTA会長さんもお手伝いに来てくださりました。また、児童の通行する道路を除雪をしてくださった交通指導員さんや地域の方々もいらっしゃいました。雪は止みましたが、明日以降の朝も路面の凍結が予想されます。引き続き、安全に注意した登校のご指導をお願いいたします。

明日の登校

 今後、関東地方に大雪が降ると予想されているので、児童の登校時の安全確保を考えて、1月23日の登校時刻を、10時05分とします。
 本日の下校に際し、学校では安全な登校ができるよう次のような指導をしました。
   1.路面が凍結している部分があると思われるので、転倒に注意すること。
   2.スリップなどで自動車がコントロールを失うことがあるので、注意すること。
   3.雪などで、遊びながら登校しないこと。
   4.手袋等を着用し、ポケットなどに手を入れて歩かないこと。
ご家庭でも安全に注意して登校するよう、重ねてご指導をお願いいたします。