平成30(2018)年度
就学時健診
10月29日の午後に、本校を会場として就学時健診が行われました。これは、来年度入学する児童を対象として、矢板市教育委員会が実施しているものです。
今回の検診では、来年度生は「歯科検診」「内科検診」「聴力検査」「視力検査」「知能テスト」を受けています。その間、保護者の方々は、グループ・あいの方々や矢板市教育委員会生涯学習課による子育て講座に参加していただいています。矢板市教育委員会が作成している「子育てナビ」についての説明もありました。
今回の来年度生28名は、4つのグループに分かれて検診を受けました。それぞれのグループを3人の本校教師が担当したので、落ち着いた検診になりました。
現時点での入学予定者が28名ということなので、入学式までには多少の増減がありますが、来年度も1クラスでのスタートとなりそうです。以前は2クラスでスタートしていたので、児童数がここ数年で減少しているのを実感します。
校内基礎力確認テスト
10月23日の朝、全校一斉に校内基礎力確認テストを行いました。このテストは、足し算、引き算、かけ算について、各100題に3分間で解答するというものです。3分間という時間制限のためか、普段にも増して集中して取り組む姿が見られました。
全校一斉に同一問題に取り組みましたが、履修の関係で1年生と2年生は足し算と引き算のみとなっています。採点をして基礎となっている学力が「本当に、完全に」身についているかを確認し、不足している場合は指導を行っていく予定になっています。
学校保健委員会
10月22日の午後、本校の学校薬剤師として32年お勤めくださっている大貫充隆先生をお招きして、学校保健委員会をランチルームで開催しました。この委員会は年に1回開催しており、学校薬剤師、学校歯科医師、学校医の先生方からお一人をお招きして、学校保健に関する話し合いをしているものです。今回は、PTA会長が急用のため欠席となりましたが、PTA副会長とPTA保健体育委員の方々4名に加え、教職員8名が参加しています。
校長あいさつと参加者の自己紹介の後、養護教諭から本校児童の健康診断の結果と、健康と薬についてのアンケート調査発表がありました。健康診断の結果では、歯をきちんと磨けず歯垢等が付着している児童の割合が全国や県の平均を大きく上回っていることや、4年生に肥満傾向児や生活習慣病予防に生活改善が必要な児童が多く見られることなどが明らかになりました。
学校薬剤師の先生からは、薬についてのアンケート結果から、薬は水や温水で飲むことが好ましい(ジュースや牛乳で飲むのは不可)ことや、薬が粉と粒のものではそれぞれに特徴があることなどについて解説がありました。また、病気を薬で治そうと思うのでなく、自分の体で病気を治すことが大切であること、生活をきちんとさせてストレスをためないことが病気を防ぐのに重要である事、肥満防止とダイエット食品との関係などを教えてくださいました。
実生活に即した、具体的な内容を中心にお教えいただいた委員会でした。大貫先生、ありがとうございました。
2学期始めPTA
10月17日の午後、2学期始めPTAを開催し、全体会、授業参観、学年PTAを行いました。
全体会はランチルームで参加予定数の約半数の出席者で始まりましたが、途中から参加なさった方の出席でほぼ予定者数一杯になりました。PTA会長さんのあいさつの後、校長から学力・学習状況調査に関して、調査目的の説明、学力調査問題の紹介、結果の概要説明、生活調査から見えてくる本校児童の課題と解決に向けて家庭で行って欲しいこと等について話をして、最後に「非認知能力」を伸ばすことの大切さについて触れました。教頭からは、学校評価に関連して、児童アンケートや保護者アンケートの結果についていろいろなご意見の中から、ご理解をいただきたい部分を中心に説明を行いました。
1年生の授業参観では、担任、ALT、英語専科教員の3名で行う外国語活動の授業を参観いただきました。過去には大学入試のセンター試験にリスニング問題が採用されるようになったり、小学校で外国語活動の授業が加わったりしてきました。また、来年度からは中学校の学力調査に英語が加わるなど、英語教育については現在も改革が行われています。小学校においても2020年から、5年生と6年生に外国語の学習を70時間、3年生と4年生に外国語活動の学習を35時間行います。1年生と2年生については、それらの流れに対応するため、矢板市教育委員会の協力を得て学校で授業を行っているところです。ハロウィンのお面を作りながら、いろいろな色の名前について学習することが目的でした。他の学年の授業では、通常の学習の様子をご覧いただいたり、音読劇や学習成果の発表をご覧いただきました。
学年PTAでは、6年生で小規模特認校の指定がされている矢板市立泉中学校についての説明を、校長先生が来校なさり説明してくださいました。学区内である片岡中学校への進学以外に、小規模特認校である矢板市立泉中学校、県立学校、私立学校等を選択できるようになっています。それぞれの学校へ進学するメリットとデメリットを考えながらご選択いただきたいと思っています。
ご多用の中、ご来校くださった保護者の方々に感謝申し上げます。
児童集会
10月17日の朝、児童会集会委員会の主催で、児童集会を行いました。
本日の集会は、ボール送りゲームでした。先頭の人が前を向いたまま、ボールを脚の間を通して後の人に送り、2番目の人は受け取ったボールを、前を向いたまま頭の上を通して後の人にわたすという事を繰り返してボールをリレーするゲームでした。1回目はぎこちない動きでリレーしていましたが、3回目にはスムーズにボールを送れるようになっていました。
短時間のゲームでしたが、ボールをうまく渡せて嬉しそうにしている様子がたくさん見られた集会でした。
2学期始業式
10月11日から2学期のスタートです。本日は、1校時に始業式を行いました。
始業式に先立ち、1年生から6年生までの代表児童の作文発表を行いました。1学期を振りかえって2学期の目標を定めた児童、自分の不足しているところを考えて目標を定めた児童、これからの自分に必要なことや中学校への進学を考えて目標を定めた児童など、それぞれが具体的で分かりやすい内容の作文を発表しました。写真でお分かりの通り、今回の発表でも、3年生、5年生、6年生は原稿を暗記して発表しています。
始業式で校長からは、落ち着いた生活をして自分を振り返りることのできる児童に育って欲しいという願いを込めて、「照顧脚下(しょうこきゃっか)」という内容について話をしました。「くつを整える」ことで「心も整える」という、「みんなで か・た・お・か」の「た」、「たしかめよう 左右そろえて ぬいだくつ」についての解説です。
始業式後は、学習指導主任から学習への取り組みや学習用品の再確認が、児童指導主任から落ち着いた生活やあいさつについて、保健主事からは冬に向けての健康管理と感染症予防について、それぞれ話がありました。
お弁当
10月5日の昼食は、お弁当でした。西棟では、児童たちが、「私がブドウを詰めました」、「昨日は夕食がおでんだったので、お弁当にも竹輪が入っています」など、沢山話しかけてくれました。また、「お母さんからの手紙が入っているお弁当」や「おにぎりの中身がクイズになっているお弁当」を教えてくれた児童もいました。3組・4組の児童は、炊きあがったご飯にいろいろなものをトッピングしたお昼を作っての会食で、こちらも楽しそうでした。
好物が入っていて嬉しそうな顔、一生懸命お弁当の中身を解説してくれる幸せそうな顔、家の人の作ってくれたお弁当を自慢げに見せてくれる顔など、幸せが一杯あふれているお弁当給食だったので、私も幸せな気持ちになりました。
1学期終業式
10月5日の4校時に、平成30年度1学期終業式を体育館で行いました。
終業式に先立ち、2年生から6年生児童1名が、1学期の生活についての作文発表をしました。写真でもお分かりかと思いますが、発表内容を覚えて発表に臨んだ児童が3名いました。記憶力は、トレーニングで高まるという研究もあるそうです。いろいろな場面で「覚えよう」と努力する事は、児童の成長にとって大切なことではないでしょうか。
作文発表の後は、南ファイターズ(野球)の日本ハム旗 第20回関東学童軟式野球秋季大会塩谷ブロック予選会の優勝、9月26日に出場した学校音楽祭小学校合唱の部 奨励賞、新体力テストS認定証の3つの表彰をしました。南ファイターズの皆さん、音楽祭に出場した6年生の皆さん、おめでとうございます。新体力テストのS認定証は、8つの測定種目の得点が全てが8点以上の場合に認定されるので、好成績の証となります。おめでとうございます。
終業式での校長の話は、「千里の道も一歩から」という事について、江戸時代の旅や二重跳びを例に挙げながら、積み重ねの大切さについて話をしました。2学期に向けて、努力を積み重ねて達成できるめあてを考えて欲しいと思っています。
みどり活動
10月3日の清掃の時間に、みどり活動を行いました。
今回の活動では、次の季節に向かって今まで楽しませてくれた花を整理し、次の花を立てる準備をしました。手早い作業で、抜いた花があっという間にリヤカー一杯になりました。
児童の様子を撮影しながら校内を移動している時、近くの樹木に、ハラビロカマキリが頭を下にしてジッと止まっているのを発見しました。朝夕の冷え込みからも、着実に秋が進んでいるのを感じる時期です。夜、勤めを終え玄関を出ると、エンマコオロギやキリギリスなどの声を聞きながら駐車場に向かうようになりました。10月になり、掲示板は「読書の秋」のイラストに変わりました。
児童集会
10月3日の朝、児童集会を体育館で行いました。
今回の児童集会は、3年生が国語の教科書に記載されている詩「わたしと小鳥とすずと」「山のてっぺん」の暗唱を、5年生が鍵盤ハーモニカやリコーダーを使った合奏を発表しました。3年生は、ちょっと記憶があやふやな児童もいたようですが、声をそろえて一生懸命暗唱しました。5年生は「ルパン三世のテーマ」を演奏したので、聞いている児童たちにもなじみが深く、楽しそうに鑑賞していました。発表を終えた後、どちらの学年も盛大な拍手を受けました。
今年は、全体の前で発表する緊張感や発表を終えた後の達成感を感じる経験をさせようと考え、児童が全体の前で発表する機会を昨年度より増やしています。