H30(2018)年度

学校保健委員会

 
 10月22日の午後、本校の学校薬剤師として32年お勤めくださっている大貫充隆先生をお招きして、学校保健委員会をランチルームで開催しました。この委員会は年に1回開催しており、学校薬剤師、学校歯科医師、学校医の先生方からお一人をお招きして、学校保健に関する話し合いをしているものです。今回は、PTA会長が急用のため欠席となりましたが、PTA副会長とPTA保健体育委員の方々4名に加え、教職員8名が参加しています。
 校長あいさつと参加者の自己紹介の後、養護教諭から本校児童の健康診断の結果と、健康と薬についてのアンケート調査発表がありました。健康診断の結果では、歯をきちんと磨けず歯垢等が付着している児童の割合が全国や県の平均を大きく上回っていることや、4年生に肥満傾向児や生活習慣病予防に生活改善が必要な児童が多く見られることなどが明らかになりました。
 学校薬剤師の先生からは、薬についてのアンケート結果から、薬は水や温水で飲むことが好ましい(ジュースや牛乳で飲むのは不可)ことや、薬が粉と粒のものではそれぞれに特徴があることなどについて解説がありました。また、病気を薬で治そうと思うのでなく、自分の体で病気を治すことが大切であること、生活をきちんとさせてストレスをためないことが病気を防ぐのに重要である事、肥満防止とダイエット食品との関係などを教えてくださいました。
 実生活に即した、具体的な内容を中心にお教えいただいた委員会でした。大貫先生、ありがとうございました。