2021年1月の記事一覧
1月8日編集手帳紹介
季節外れの記憶で恐縮だが、昨夏の酷暑の日、杖をついて
太陽の照り付ける道を歩く高齢の男性を見かけたことがある。
マスクが酸素と体力を奪うのか、苦しそうに肩で息をしていた。
▼マスクを外してもたってもかまわないのにと思いつつ、
ふと感謝の念を覚えた。
このお年寄りのように真面目な人が多くいるおかげで、
自分は無事でいられるのではないかと
◆社会生活を送りながら観戦しないことは一人ではできない。
見ず知らずの人の助けが大きい。政府の緊急事態宣言を聞きながら
助けてもらう飲食業の方々を思った。
◆苦しみの上の苦しみだろう。折からの時短要請でぎりぎりの
経営を迫られながら、宣言のもとでさらに「午後8時ま」
に営業が短縮される。「きちんと要請にしたがいます」
生真面目に話す男性の店主さんをテレビで見て胸が熱くなった。
◆コロナ禍の中で見方を変えた永六輔さんの歌の詩がある
「生きているということは
誰かに借りをつくること」
(『いきているということは』作曲・中村八大)
家族や友人ばかりではない。
知らない人にも助けられて生がある。
会の返せる日を
太陽の照り付ける道を歩く高齢の男性を見かけたことがある。
マスクが酸素と体力を奪うのか、苦しそうに肩で息をしていた。
▼マスクを外してもたってもかまわないのにと思いつつ、
ふと感謝の念を覚えた。
このお年寄りのように真面目な人が多くいるおかげで、
自分は無事でいられるのではないかと
◆社会生活を送りながら観戦しないことは一人ではできない。
見ず知らずの人の助けが大きい。政府の緊急事態宣言を聞きながら
助けてもらう飲食業の方々を思った。
◆苦しみの上の苦しみだろう。折からの時短要請でぎりぎりの
経営を迫られながら、宣言のもとでさらに「午後8時ま」
に営業が短縮される。「きちんと要請にしたがいます」
生真面目に話す男性の店主さんをテレビで見て胸が熱くなった。
◆コロナ禍の中で見方を変えた永六輔さんの歌の詩がある
「生きているということは
誰かに借りをつくること」
(『いきているということは』作曲・中村八大)
家族や友人ばかりではない。
知らない人にも助けられて生がある。
会の返せる日を