学校の日々の様子

令和6年度 校長室日誌

【校長室日誌】9/30 後期始業式

本日より令和6年度の後期が始まりました。通常は体育館にて始業式を挙行いたしますが、本日は、全学年ともに水泳指導がありますので、12時45分より、オンライン配信にて行いました。 3年生の代表児童からは、始業式に当たっての目標などをしっかりと上手にお話することができていました。とても素晴らしかったです。私からは、以下のようなお話をいたしました。最後に、校歌を各教室に分かれて全員で歌いました。いろいろな実施の方法があるものだと、あらためて考えさせられましたが、やはり、子供たちの前で直接お話をする方が正解であると思ってはいますが・・

一昨日の土曜日にPTAサークルのお花倶楽部の方々に花壇の整備をしていただきました。ひばりの教室前の花壇が見違えるほどに美しくなっています。作業には小中学生も参加していました。参加した人は、その場で立ってください。頑張った人たちに拍手をお願いします。ありがとうございました。
さて、後期の始業式にあたって、「礼儀正しい行動」についてのお話をします。長野県にある円福寺というお寺に藤本 幸邦(こうほう)さんというご住職がおられました。ご住職とは、お坊さんのことです。そのご住職は、昔、大きな戦争があった後に、住むところもなく、お父さんやお母さんがいない子供たちをたくさん預かり、家族のように育てていました。ある時、玄関にあったその子たちの靴が乱れているのを見て、次のような詩を創りました。

はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものがそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかが みだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世の中の 人の心もそろうでしょう

自分の靴をまず揃えることが大切であり、それができる人は、他の人の靴を揃えることもでき、気持ちのよい学校や社会になるという意味がこの詩には込められています。挨拶や言葉遣いも含めて、「礼儀正しい行動」とはどういうことか、もう一度皆さん一人一人が考えてみてください。
お話、終わります。ありがとうございました。