校長室

  『笑楽幸(しょうがっこう)』              校長 池田 泰章

希望に満ちた「令和7年度」が始まりました。本校は平成8年に開校以来、創立29周年となる年となります。
34名の新入生を迎え、それぞれの子供たちも進級した喜びを胸に、全校児童187名、教職員43名、そして、保護者の皆様、地域の皆様との新しい年が始まりました。保護者の皆様が、子供たちを何よりも慈しみ育むと同様に、子供一人一人を温かく見守り、教育を行うことが学校の責務です。保護者の皆様にとりましても、縁あって出会った教職員です。どうぞ、本校の教職員とお互い温かな心のつながりをもち、よりよい子供の成長のために共に力を発揮し合っていただきますようお願いいたします。
【共に生き、共に学び「一人一人が輝く学校」】【共に励み、共に伸びることのできる「学ぶ喜びのある学校」】【毎日、笑って、楽しく、幸せになれる「笑楽幸(しょうがっこう)」】をスローガンに掲げ、学校運営を行ってまいります。
学校は、知情意体を通して子供の資質を磨き、鍛える場です。「確かな学力」「豊かな心」「健やかな身体」を日々鍛えていける学校でありたいと考えております。
学校教育目標は、「すすんで学ぶ子」:学んだ知識を生きる知恵として主体的に活用し、問題解決に取り組む児童(問題解決力の育成)、「思いやりのある子」:優しさと寛容の心をもち、互いの人権を尊重する児童(人間関係調整力の育成)、「きたえる子」:健康な心と体をもち、挑戦し、やり遂げる児童(行動実践力の育成)として、重点目標を「すすんで学ぶ子」といたします。
基礎・基本の徹底や確かな学力を培うための土台は、学習意欲と学習習慣にあると言っても過言ではありません。しっかり話を聴く、最後まで聴く、そして規律正しく整然とした状態で授業に取り組む姿勢を大切にします。さらに、全教職員が心ひとつに「率先垂範」で日常の指導にあたります。「挨拶」を交わすことで温かい心とお互いを思い合う心を育て、「奉仕活動」で強い心や責任感を育てていきます。教育は、教師と保護者が共に育むこと(共育)、力を合わせて育むこと(協育)ができてこそ、子供を取り巻く社会全体が響き合い育むこと(響育)ができます。
今後も、学校と家庭、地域全体で子供への思いが調和するように頑張ってまいります。本校の教職員が一丸となって、全力で子供の「協育」にあたっていきます。保護者の皆様、地域の皆様の力強いご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。