◆学校林での活動や学校林・学校の自然

2018年7月の記事一覧

雑草 ハキダメギクとスベリヒユ

暑い日続き、畑の雑草が伸び放題となってきました。
7月25日、雲が出ていて日差しが抑えられている朝に
3年の学級担任が畑の草むしりをしました。

雑草の中に、ハキダメギクを見つけました。
小さな花がかわいらしい植物ですが、かわいそうな名前を付けられています。
 
となりの学年の畑にはスベリヒユが繁茂しています。
雑草ですが食べられます。花は初めて見ましたが、きれいな花です。
 
スベリヒユは、園芸店で売っているポーチュラカと同じ仲間です。
(スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属))
ポーチュラカは和名がハナスベリヒユといいます。マツバボタンも同じ仲間です。
みんな花がよく似ています。

【大人の食育】
せっかくなのでおひたしにして食べました。
洗って、根を切り、塩でゆでて、水でさらして絞りました。
   
リンゴ酸を含んでいるそうで酸味があります。
名前の「滑り(スベリ)」に由来するようにぬめりがあります。
味はツルムラサキに似ていました。
ごちそうさまでした。

猛暑日

7月23日は全国各地で最高気温の記録を更新しました。
5年生が集団宿泊で、涼しい富士山に行った日、
豊ヶ丘小の百葉箱の中にある自記温度計も、今年初めての猛暑日を記録しました。
これまでの最高気温より一気に2℃以上も上がり、11時半頃37.0℃になりました。

8月24日、5年生が河口湖から帰って来た日も12時半と13時半に35.0℃まで上がり、
連続2日の猛暑日となりました。
多摩ニュータウンは緑が多く、他の多摩地区や
ヒートアイランドで暑くなっている都心よりは
気温が低くなっていると思います。(冬は寒いですが。)
八王子は内陸で盆地のため、他の地区より夏は暑く、冬は寒くなります。

ニイニイゼミ

7月19日、学校用務職員が校舎内の清掃で生きたニイニイゼミを見つけたので持ってきてくれました。
セミは、カメムシやアワフキムシ、ヨコバイやタガメと同じ
口が針になっている昆虫の仲間です。
針を刺してストローのように液を吸います。
 
小型のセミで豊ヶ丘周辺では一番早く鳴きだします。
今年は6月19日でした。
抜け殻も小さく、土が付いて白くなっているのが特徴です。

今も鳴いていますが、数ではアブラゼミに取って代わられました。
アブラゼミは7月4日から鳴き始めています。
その後、ミンミンゼミが7月11日に鳴きだしました。
数は少ないですが、ヒグラシも7月15日から鳴いています。
多摩センター周辺には西日本が主体のクマゼミもいます。
学校林周辺では、鳴き声は聞こえている気はするのですが、セミ自体は見ていません。
もうすぐ、ツクツクボウシが羽化します。

追記 ツクツクボウシの初鳴は7月24日でした。

ツバメの巣

ツバメが巣を作って子育てをしているのですが、残念ながら巣は見えません。
いくつ巣を作ったのか、ヒナは何羽いるのかも分かりません。
親は5,6羽飛んでいます。
せっかく作ってくれたのに観察できず残念です。


コガマの穂が出ました

ビオトープにあるコガマに穂が出ました。
始めは緑色をしていますが上から順番に、中の茶色の穂が出てきます。
いつもは茶色になってから気付いていたので、初めは緑色になっているのを初めて知りました。