◆学校林での活動や学校林・学校の自然

カテゴリ:学校林・学校の自然

ツバメの巣作り

5月29日、ツバメが巣をつくっているのを見つけました。
水田横の校舎4階の庇(ひさし)の裏に作っています。

巣をつくっているのは矢印の裏。人からは見えないところに作っています。さすがです。
丸印の中にツバメが飛んでいます。

春になったらツバメが巣をつくらないかなと思って、昨年度の冬から水田に水を張っていました。
3月末に東南アジアから日本に来ていたのですが、1か月以上たっても学校のそばには現れませんでした。
すっかりあきらめていたところ、2か月たって現れました。
水田に水を張っていたのは。巣作りの泥を供給するためです。
案の定、水田の畔(あぜ)で泥をくわえて飛んで行きます。
つがいなのでしょう。2羽でせっせと運んでいます。
  
ツバメはのどが赤いのが特徴です。燕尾(えんび)服のような尾も特徴です。
素早く方向を変える飛び方も特徴です。
うまく巣をつくって、子育てしてほしいと思います。
4羽飛んでいるので、いくつか巣ができるかもしれません。
多摩市のツバメ調査に報告できるといいのですが。

ヤマグワの実が熟してきました

5月17日、学校林整備作業でヤマグワの実が熟しているのを見つけました。

ヤマグワの実は熟すと黒くなります。
桑の仲間の英名はマルベリー。様々なベリーがありますが、クワの実も食べられます。

生物の授業で発生の学習をしたときに「桑実胚」というステージがあったのを覚えていらっしゃいますか。

オカタツナミソウが咲きました

4月27日、オカタツナミソウが咲きました。
予想以上に早く、連休前に咲きました。

絶滅危惧種Ⅱ類(VU)です。
学校林には4種の絶滅危惧種の植物がありますが、これで4種とも咲きました。
多様腫ゾーンのシイタケ小屋と学校林ビオトープの間に大きな群落があります。
花が波しぶきが立っている様子と似ているところが名前の由来です。
濃い青がきれいなシソ科の植物です。(まだ咲きたてのためか色が薄いようです。)