日誌

2022年12月の記事一覧

6年生 理科「水溶液の性質」

6年生が理科室で水溶液の実験を行っていました。

今日は、強酸性の液体である「塩酸」を希釈した希塩酸に、アルミニウム片と鉄片を入れてみる実験です。

いわゆる「化学」をイメージする内容そのものですね。

現在の理科の内容(学習指導要領)では、過去に小学校で扱っていたこともあった硫酸や水酸化ナトリウムなどの劇薬は扱いません。

小学校の理科室にある薬品、小学生が扱う薬品の中で、塩酸は最強の薬品となります。注意が必要です。

まずは先生から試験管に入った希塩酸を班ごとに渡されます。

その中に、それぞれアルミニウム片と鉄片を入れて反応を調べる手順です。

もちろん実験の前には予想をし、仮説を立ててみます。

左側が鉄片、右側がアルミニウム片です。

すぐには反応しませんが、数分で、金属片の表面から泡が出てきます。

塩酸+鉄=塩化鉄+水素 という反応が起こります。

近くで凝視するのは注意した方が良いので、タブレット端末で拡大してみるとよいことを伝えました。

こんな感じで、かなり鮮明に拡大できるのでとても便利です。

子供たちは動画も撮っていました。

 

やがて、鉄片の方は、錆の部分(酸化鉄)が底に落ちてたまっていき、鉄の部分は溶けて白っぽい表面に変わっていきます。

これが目に見える溶けた証拠となります。

アルミニウム片の方は、完全に消失してしまいました。

いやいや、金属が溶けていくのですから面白いですよね。

そういう意味では、小学校の理科のクライマックスの分野です。

反応後の様子を観察する子供たちも、どことなく興奮冷めやらぬ様子(笑)。

 

子供たちにとって面白い実験は、教師にとっても面白いことに違いはないのですが、薬品ですから、緊張感はあります。

こぼさない手立てや配布の仕方を講じたり、的確な指示をしたり、換気をしたり、何より希塩酸を用意することにも気を使います。

実験は無事に終了しました(*^^)v。

 

今週のごみ拾い(12/12~16)と立派な氷!

週末恒例、今秋のゴミ拾いの紹介です。

【12/13】

 

【12/14】

 

【12/15】

  

 

【12/16】

 

天候が悪いと、ごみも拾いにくいです。

でも、当日の時間的余裕も含めて、拾える時に拾えばいいのです。無理せず。

寒くなってきてから、私の歩いている大谷戸公園はごみの数が減っています。

外出が少なくなるからでしょうか。

今週もありがとう!

 

 

一方、最低気温が2℃だった今朝、やはり昨日より冷え込んでいました。

環境委員会が計測した校内の百葉箱の温度計の最低気温は今季初の氷点下、-1℃を記録していました。

登校した4年生児童が、校庭の隅の日陰にある砂場に敷いてあったシートの上にたまっていた水が凍っていたのを発見しました。

とても立派な氷になっていました!

冬本番です。

全国大会の録画(収録)

私の関わっている、教員の研究団体である環境教育の研究会の全国大会が1月末に行われます。

連光寺小も環境教育にかなり力を入れて取り組んでいますが、全国の同じような学校の実践を紹介し、互いに研鑽を深め合おうというのが大会のねらいです。

以前は対面で、全国のどこかの学校を会場に毎年行っていたのですが、コロナ禍となり3年前からオンライン開催をしています。

昨日は、収録業者の方に来校していただき、北海道の小学校の実践と、つくばの国立環境研究所の研究者の先生の記念講演を、Zoomでつないで収録しました。

校長室が即席放送センターです。

子供たちがよく行っている、学校間のオンライン交流も同じですが、オンラインでつなぐと、世界中どことでもとても手軽に時間を共有することができて便利だなと思うと同時に、テクノロジーの進歩を如実に感じます。

ただ、手軽だからと言って、それのみにならないよう、システムに使われないようにしないとといつも思います。

やはり対面のほうがパッションが伝わりますから。

単なる知識だけなら、AIの対応や冊子を読んでくださいで事足りるということになってしまいます。

子供たちの教育も、まったく同じです。

今朝は不審者対応訓練

月に一回行っている避難訓練の一環として、今朝は不審者対応訓練(児童版)を行いました。

不審者が校内に侵入したことが判明したときは、即座に全校に放送が流れ、子供たちは教室に閉じこもることになります。

ちなみに、不審者を刺激しないように、放送の文言は隠語にして流します。

(どんな隠語かは、子供たちにも教えていますので、お家で聞いてみてください)

教室に閉じこもることや、隠語の説明を毎年繰り返し行います。

 

【1年生】

  

 

余裕があれば、机を動かしたりして、教室内でさらに安全を確保したりもします。

↑ これは終わった後の様子です。

 

同時に、教室の窓はすべて鍵を閉めてカーテンをして、扉は内側からロックできるようにつっかえ棒を差し込みます。

もちろん教室内では、静かに待機します。

 

訓練ですので、対応する職員役もいます。

以前は、不審者役も決めて、実際に校内を歩いたこともあったのですが、ちらっと見えた姿や、ドアをたたく音などで子供たちか怖がってしまったり、トラウマになってしまったりといったことも生じたので、現在は不審者役は仕立てていません。

 

実際に事件が起きないことを願っていますが、予防策として児童が登校した後は、校門を閉めています。

お迎えやPTA等でご来校の際は、ご面倒様ですが開け閉めをしていただけるようお願いします。

校門が閉まっているだけでも、一定の抑止力となります。

児童の安全のため、ご協力をお願いします。

初氷!

一段と寒さが厳しくなってきました。

今朝は、今季一番の冷え込みだとか・・・。

明日はもっと冷えて、最低気温は0℃の予報が出ています。

子供たちにも、防寒対策をしっかりとして登校させてください。

 

さて、ヤギパークの水飲みバケツの中の水が、今季初めて凍っていました。

見つけた飼育委員の児童が、さっそく取り出します。

厚みは1cmくらいありました。

渡された3年生が、氷の自然の造形に感心しながら感触を確かめていました。

 

そんなことをしていると、1年生が「霜柱があったよ」と見せてくれました。

草葉が凍った初霜は先週ありましたが、霜柱は今季初めてではないでしょうか。

そうっと手のひらに乗せて運んできてくれ、見せてくれてありがとう!

 

一方、寒さゆえ、使い捨てカイロを手にしている子供たちも増えています。

学校では特に持ち込みについて規制はしていませんが、取り扱いだけは繰り返し話しています。

例えば、揉みすぎたり、放ったりした場合に、袋が破けて中の発熱体が飛び出してしまうことがあるかもしれません。

種類によっては、水(水分)と反応して(吸収して)高熱になるものもあります。

そういう性質のものが例えば目や口に入ってしまったら、目も当てられません。

貸し借りしないこと、揉みすぎたり放ったりしないこと、破いたりしないことなど、お子さんに持たせている場合はご家庭でもしっかりと話をしてください。

よろしくお願いします。

 

 

2週間くらい前、ヤギのエサをお願いしますとホームページで掲載しました。

その後、皆様の嬉しいご協力が多数あり、ちょっとした野菜や果物のくずを持ってきてくれる子供が増えました。

本当に助かります!ありがとうございます。

今日はこんなにたくさん!(^^)!。

ご家族で食べたリンゴの皮、傷み始めていたのでのけた大根やキャベツの葉、そんなもので構いません。

引き続き、ヤギさんたちへ持たせていただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

大繩集会(練習編)

今朝の集会は、大縄跳びの集会でした。

学級ごとに大縄跳びをして、跳べた回数を数えていくというものです。

 

今朝は昨日と打って変わってよい天候でしたので、心なしか子供たちも嬉々として体を動かしている気がします。

今日は、全2回の大繩集会の1回目。大繩を跳ぶ練習です。

とりあえず3分間跳んでみて、何回跳べるか数えてみようということでやってみました。

1,2年生の学級には、縄を回す補助で5,6年生の運動委員会の児童が分担して一緒に行います。

 

【1年生】

 

【2年生】

 

3年生以上は、自分たちのクラスメイトが縄を回したり、担任の先生が登場したり(笑)となります。

【4年生の様子】

 

 

2年1組では、集会が終わった時に縄を回してくれた運動委員会の高学年児童にみんなでお礼を言ったそうです。

すると、思ってもみなかった運動委員会の子供たちからの回答が・・・。

「ぼくたちがうまく回せなかったのでたくさん跳べなくてごめんね (*_*) 」

 

うわぁぁぁぁぁぁぁぁ、なんと素敵な言葉なのでしょう。

その話を聞いた私もウルッとしてしまいました。

ありがとう、運動委員さん。

 

次はいよいよ本番の2回目、大繩集会です。

中休みなどに学級でたくさん練習してくださいね!!!

1年生 秋まつり続編

1年生が生活科で「秋まつり」を行っていました。

「遅くない???」と聞いたところ、断続的に代わる代わるお休みの子供たちがいて、以前行ったときに出席できなかった子もいたので、続編を実施したのだそう。

教室に入ると、さっそく手を引かれました  ^^) _~~。

 

落ち葉やまつぼっくり、ドングリを使って、工夫していろいろな工作やゲームをするコーナーがありました。

なんでも揃っていて、「はい、これで遊んでごらん」といった風潮の現代。

ともすれば、遊び道具に遊ばれているなんてこともよく聞きます。

 

子供たちに遊び道具を与えるのではなく、材料、素材を渡して、「創意工夫」しながら遊びを創っていくことは、子供たちの脳を刺激し、「考える力」を伸ばすことにつながります。

また、自然の材料(素材)の場合は、自然の豊かさを原体験として経験することにつながります。

原体験は、大人になった時の価値観の基準になります。

そんなわけで、1,2年生の生活科では、創って遊ぶことに多く時間を割いています。

 

まずは「秋まつり」の工作作品から !(^^)!。

  

  

 

まだストックがあるので、ほかにも作れそうですね。

 

ボードゲーム的な遊びコーナーも。もちろん手作りです。

  

 

お店の看板ももちろん手作り。

  

 

気に入った作品は、家に持ち帰ります。

ぜひ玄関などに飾ってあげてください。

1年生は、不織布の大きな持ち帰り袋を購入しました。

こちらも図工で装飾の色を付けました。いろんな道具を使用して、「これ、どうやってつけたんだろう?」と思わせる模様もありました。

楽しい雰囲気が伝わってきます。

  

 

高学年になっても重宝する持ち帰り袋です。

不織布は、プラスチックでできています。

卒業までぜひ持つように大切に扱ってくださいね。

カレンダーができあがりました

11月に希望者に申し込みを行っていただいた「太陽・月・星のこよみ」のカレンダーですが、

仕上がってきて今日学校に届きました。

今年も校名を入れることができました !(^^)!。

自己満足の世界ですが、ちょっと嬉しいです(笑)。

注文していただいたご家庭の皆様、ありがとうございました!

3年生以上の各教室にも掲示します。

注文した人には、明日配布しますのでお楽しみに。

 

 

聖蹟桜ヶ丘駅前イルミネーション点灯式

12月10日17時から、聖蹟桜ヶ丘駅前で第5回目となったもう恒例のイルミネーション点灯式が行われました。

今年度は、連光寺小のほかに、多摩第一小、多摩第二小、東寺方小、瓜生小の5校が参加しました。(瓜生小は永山で開催)

それぞれの学校の6年生が総合的な学習の時間で再生可能エネルギーに取り組み、自分たちで発電した電気を使って、自分たちで作ったイルミネーションを、一週間、駅前のロータリーで灯すイベントです。

多摩市は、気候非常事態宣言都市も謳っていますので、その理念にも合致した取り組みです。

 

各校の代表の児童が、再生可能エネルギーの発電に取り組んだ思いや苦労などを発表し、自校のイルミネーションを順に灯していきます。

 

その後、カウントダウンの合図で、植え込み中央の木のツリーが灯されます。

 

今年の連光寺小のイルミネーションの文字は、「ミライカエル(未来変える)」でした。

地球の気候危機の現状を憂い、自分たち(人類)の手で、なんとか地球を変えていかなくてはならない。

そんな思いのこもったメッセージでした。

 

自分たちのメッセージを発表した子供たち以外にも、応援で駆け付けた子も多数いて、お祭りのような熱気の点灯式となりました。

みんなで取り組む。そう、地球の未来は、そんな身近な意識と取り組みにかかっているのだと強く思います。

 

聖蹟桜ヶ丘駅にお出かけの際は、ぜひご覧になっていただければと思います。

17日(土)まで点灯しています。

子供たちの思いを感じ取ってください。

 

昨年度と同じように、期間後に、今度は学校のロータリーに灯す予定です。

 

身のまわりの環境地図作品展 表彰式

夏休みに取り組んだ、身のまわりの環境地図作品展の入選作品の表彰式が、土曜日にベルブ永山で行われました。

連光寺小学校では、3年生児童の作品が、 「(公社)日本地理学会長賞」を受賞しました。

近隣の自販機を調べてマップにした作品で、とても丁寧に調べるとともに美しく見やすく書いて模造紙にまとめた作品でした。

 表彰式の中で審査員の方が話していたのですが、審査の際は、学年や名前を一切隠して、中学生とも同じ土俵で審査をするのだそうです。

そんなことを聞かされると、3年生で入選というすごさがますます伝わってきました。

すばらしい(^O^)。ブラボー(^.^)/~。

 

おめでとうございました!

冬休みに入る前日、冬休み前集会があり、全校で校庭に集まりますので、その際に校内でも表彰をしようと思います。