日誌

日々の様子

4年生 「川は自然の宝箱」探究学習開始

昨日、4年生はいつもの多摩川に出掛けてきました。

朝から気温も湿度も高かったので、熱中症を心配しながら、予備のペットボトルも持ちながら川に向かいました。

多摩川は思っていたよりジリジリとはしておらず、日射は強いですが、川を渡ってくる風は秋を感じさせました。

ちょっと一安心。

 

基礎学習の時に来ていただいた講師の先生方も勢ぞろいして、自分たちで決めたテーマに沿って調査活動を開始します。

 

私は「石」の担当なので、テーマを「石」に決めた8名の子供たちと一緒に、珍しい色や模様の石や化石を探しに、ひたすら地面を見続ける1時間(笑)。

なんとか化石に興味を持っている子供たちには、一人一つ手に持たせたいなぁと思いながら必死に化石が入っている「泥岩」を探しました。

 

ちょっと川面を見ると、魚チームの子供たちが涼しげに魚を追っています。

いいなぁ、涼しそうで(笑)。

 

なんとか小さいながらも二枚貝の化石を見つけることもでき、ちょっと肩の荷が下りました。

あと2回、この課題別の調査(探究学習)があります。

しっかり自主的に学んで、自分なりの多摩川のイメージ、そして価値観を芽生えさせてほしいと思います。

がんばれ4年生!

保護者の方にも2名参加いただき、安全管理を行っていただきました。ありがとうございました。

 

6年生 えねこや

13日(火)に、調布の建築士が作った再生可能エネルギーのみを使って生活できる「えねこや」を持ってきていただき体験をしました。

毎年行っているものです。

 

茶色いトレーラーハウスのような小屋が「えねこや」です。

 

5つのグループに分かれて、学習がスタートです。

まずは「えねこや」の外観から、ソーラーパネルが主となるエネルギーであること、外観の造りの特徴や工夫を学びます。

 

「えねこや」の中に入っているチームは、電気をためておくバッテリー、木の繊維を使用した断熱材、ペアガラス、木製サッシ、ペレットストーブなど、エコな設備を見て、感じて、感心します。

ロフトもあって、本当に住めそうです。

  

 

住宅の模型を用いて、ペアガラスとシングルガラス、断熱材の入っている壁とただの壁の違いを、中に入っている白熱級の温かさがどれだけ伝わってくるかによって、効果の違いを体感しています。

  

 

一方、ソーラーパネルの発電力を実感したり、熱を発生させる電気機器がいかに電力を消費するかを確かめる実験もありました。

ドライヤーは1200w以上も消費しています!

  

 

一通りの体験が終わって、今度は理科室に入って、体験したことをシェアし合います。

また、えねこやのメンバーの皆様からの話を聞きます。

実際にゼロエネ住宅を建てた方の住み心地、コンビニやネット通販会社を経て資源の浪費に問題意識をもって転職された話、学生であると同時に温暖化の危機を世間に訴えている方、様々な話を聞いて、視野が広がっていきます。

 

いよいよ6年生は本格的な自分の課題を解決すべく探究学習に入っていきます。

「えねこや」は、いわばその学習への起爆剤です。

12月の聖蹟桜ヶ丘駅前のイルミネーションにも参加します。

楽しくなってきました!

 

「えねこや」の皆様、そして手伝いに来ていただいたキューピーの皆様、ありがとうございました。

校長先生の博物館

夏休みの終わりに合わせて、博物館展示を新しくしました。

今回は「カブトムシ」の標本展示です。

世界最大・最強といわれているヘラクレスオオカブトと、1,2を争うといわれているネプチューンオオカブトの標本です。

この標本、実はもらい物です。おそらくブラジル製。

保護の観点から、今では多分国内に持ち込めないのでは、と思います。

そういう意味でも貴重です。

そして、さすがにこれ系は、廊下での子供たちの反応がすこぶるいいですね(笑)。

保護者会を開催しています

先週から、学年ブロックごとに保護者会を開催しています。

前期の学習の様子や夏休みの様子などが話題となりました。

今回も(今後は)、対面とオンラインの併用となります。

どこの学校がオンラインを先にやるのか、なんて競争?していた2年前が噓のようです。

いつの間にか、このような形がスタンダードになりました・・・。

確実に教員の手間は増えましたが、保護者の方々の中には、「職場から参加できてありがたいです!」という声も聞かれます。

また、自身や家族が体調不良となって外出できなくても参加ができます。これは教員側にとっても当てはまります。

そう考えると、決してデメリットばかりではありません。

タブレットを使用することで、静止画や動画を紹介することも、大変容易になりました。

(昔はビデオカメラで撮影して、ホームデッキで等速で編集して・・・と時間のかかったものです)

それもメリットの一つです。

などといろいろ考えてしまいますが、保護者会の対面とオンラインの併用はスタンダードな形としてしばらく続くのかと思います。

 

【1年生】

 

【2年生】

 

ご参加、ありがとうございました。

5年生 アカハライモリはどこだ?

5年生の「総合的な学習の時間」で、森の中の生物として貴重なアカハライモリの観察に行きました。

観察といっても、いつもの谷戸田です。

多摩動物園、井の頭動物園、葛西臨海水族園(みな都立の施設です)からせんもんかのかた4人に来ていただき、レクチャーと観察をしました。

なんとそのうちの一人の方は、連光寺小の卒業生!連光寺DNAを感じます。

 

なんでも1999年、葛西臨海水族園で東京のイモリの展示を企画し、「東京の(野生の)イモリを探せ!」と号令が出たのだそうですが、探してもいないいない。

そんなとき、2002年に「多摩市の連光寺にいるぞ!」という情報が入ってきたのだそうです。

かくして、連光寺の谷戸田と森林総合研究所の敷地内は、希少種のサンクチュアリとして知られるようになったのです。

その後も保護活動は脈々と続き、今もアカハライモリは元気に生息しています。

もちろん、通常は立ち入り禁止の区域です。

今回は、授業の一環ということで、田植えに引き続き、谷戸田に入らせていただきました。

陸の生き物(主に昆虫)、水中の生き物(イモリ、やご、どじょう…)などを実際に自分たちで捕まえて、観察を行いました。

  

  

 

いつも思うのですが、本当に素晴らしい自然ですね。
しかもそこが保護されているというところに、学びのフィールドとしての大きな価値を感じざるを得ません。

1年生 アサガオの種とり

1年生が、朝学校に来ると自分のアサガオにできた種を取るのが日課になっています。

かわいらしい手のひらに、アサガオの種がちょこんと乗っている様子を毎朝見せてくれます。

生命(植物)の循環そのものの体験ですね。

「来年この種をまくんだ~」と言っている子もいました。

30年位前に、小学校の1,2年生から理科・社会科がなくなり、生活科になりました。

アサガオは、必ず育てなければならない植物ではないのですが、生命循環の学習の基礎として連小では毎年育てています。

採ったアサガオの種を見せてもらいました。

    

第2回 漢字検定申し込み

先日、7月8日に行った第1回漢字検定試験の結果が届きました。

なかなかの合格率で、頑張って勉強していたことがわかりました。すごいねみんな!

 

第2回目の漢字検定の申し込みが、昨日と今日の朝にありました。

今回は24名が申し込みました。試験日は10月21日(金)です。

申し込んだ皆さん頑張ってくださいね!応援しています。

  

 

6年生 聖ヶ丘中学校体験

6年生が、小中交流事業の一環で、聖ヶ丘中学校の体験に行ってきました。

聖ヶ丘小学校の6年生と合同です。

コロナの関係で、3年間中断していましたので、久々の中学校体験となりました。

中学校へのハードルを下げるための活動の一つです。

そのハードルのことを、「中1ギャップ」といいます。

 

まずは中学校に着いて、体育館に入ります。

おっ、下駄箱に外履きをきちっと奥から詰めて入れています。担任が指示したわけでもありません。

ちゃんとよそに来たことを理解して行動できていて立派です。

その後の体育館で話を聞く態度も素晴らしい! 体育座りですが、背筋が伸びています。

  

やっぱり、こういう姿こそが、6年生ですよね! 大きくなりました。

 

概要説明の後、最初は授業体験です。

希望した教科の授業を中学校の先生から受けてみます。

【社会】

  

 

【英語】

 

【数学】

 

【音楽】

  

 

【技術】

 

授業はもちろん中学校の教科書そのものの内容ではありませんが、小学校とはちょっと違った視点での授業構成でした。

どうでしたか?

 

その後体育館で、部活動の動画紹介と、聖ヶ丘中学校を知る全員ゲームを行いました。

企画、運営は、すべて生徒会の役員の皆さんが進めてくれました。さすが中学生です。

  

途中の休憩時間には、連小と聖小の児童が互いに歩み寄って談笑する場面もありました。

習いごとなどで顔見知りだったようです。

聖小の先生たちと、これならば入学してうまくやっていけそうな、いい雰囲気ですねと話していました。

 

ご家庭でどんな感想が聞かれたでしょうか。

【重要】引き取り訓練を実施しました

9月6日の午後、3年ぶりとなる引き取り訓練を実施しました。

多摩市立小学校は、震度5弱以上の地震や災害が発生した場合は、学校での保護者の直接の引き取りによる下校となります。

実際はメールも不通になるかもしれません。自動的にこの対応となりますので、ご記憶しておいてください。

実際の場合でも、訓練と同様の要領で行います。

・校舎内は外履きで入ってください。
・校舎内での会話や自動車でのお迎えはご遠慮ください。
・きょうだいが在籍している場合は、上の学年のお子さんから引き取りをしてください。
・すぐに引き取りができない場合でも、引き取りに来校されるまで教職員と共に学校待機となります。

もしもの地震や災害が起こらないとよいのですが、そうも言ってられません。

ぜひご記憶ください。

 

1年生の地震発生時の対応。

 

整然とした引き取り、ありがとうございました。

   

手さげの傘

今朝、いつものように昇降口で登校してくる子供たちとあいさつをしていると、1年生の女の子が不安げに話しかけてきました。

とても丁寧にゆっくりと説明をしてくれます。

なんでも、登校途中に雨が強くなってきましたが、その時に傘を持っていなかった。

そうしたら近くを歩いていた6年生(この6年生も傘を持っていなかった)が、「手さげ」を差し出して、「これを頭に乗せていくといいよ」と貸してくれたそうです。

6年生は先に行ってしまって、その手さげを返そうと思って手さげの中を見ると図工の教科書が入っていて、名前も書いてあったのですが、漢字が読めなかった。

「どうしたらいいだろう?」と困って、私のところに話しかけてくれたのでした。

今度その6年生に登校の時に会ったらお礼を言っておこうね、と話して手さげを預かりました。

手さげは、お礼とともに無事6年生のもとに返しました。

 

自分の手さげを、躊躇なく傘代わりに差し出す6年生のやさしさ。

貸してもらった手さげを何とか返そうと思慮をめぐらした1年生の行動力。

双方の思いやりに心が洗われ、感激した朝となりました。

素敵な子供たち、こんな連小の子供たちを自慢に思います。