日誌

日々の様子

6年生 教育実習生 研究授業

6年生に入っている教育実習生も、今日が最終日。

実習の総仕上げとして、研究授業を行いました。

「研究授業」または「授業研究」等、学校発の言葉でよく耳にするかと思いますが、

要するに、子供たちがよくわかる授業にするためにいろいろ授業の工夫をするわけですが、

その工夫が妥当であったのか、を確かめるのが研究授業です。

今回の研究授業は、体育の器械体操、「台上前転」が題材でした。

 

まずは今日の流れの説明。

 

今日の授業のために、もちろんいろいろ工夫をしています。

「台上前転」は、跳び箱台の上で前転をしますから、全転をする高さが高くなります。また、台の幅が狭いですから、心理的にもまっすぐに落ちないように回らないと、、、という焦りにも似たプレッシャーもかかります。

そこで、台上前転のリズムや感覚を体得してもらおうと、台上前転の動きをバラした運動をいくつか用意して体得してもらいます。

 

こちらはグルンとまわる感覚を身に付けさせる運動。

 

 

こちらはタンッと踏み切る勢いを身に付けるための運動。

 

台に手を付けるときの感覚を養う運動。

 

助走を経て飛び上がるときの運動。ケン・ケン・パッ・パッ。

 

 

レベルアップとして、まっすぐに転がったり、実際に台上前転をしてみる運動。

 

 

様々な工夫を凝らして、子供たちが台上前転のコツを掴めるようにしていました。

放課後には参観した先生たちが集まって協議会を行い、よかった面、改善の余地がある面などを話し合いました。

実習生にとっては、長い3週間だったでしょうか、短い3週間だったでしょうか。

「働く」ということは、人生の中でも大きな飛躍となるターニングポイントです。

受け手から仕手に変わる瞬間です。そして、仕手には、責任が伴います。

授業のコツもさることながら、そんな感覚も掴んでくれていたら、実習の甲斐があったというものです。

3週間、ご苦労様でした(^.^)。

この後の教員採用試験、がんばってください!

今週のごみ拾い(5/28~31)

運動会明けの今週、心なしか校舎内も静か目。

子供たちも疲れがまだ抜けきっていないのか、はたまた燃え尽き感か、まあゆっくりしてもいいでしょう。

それくらい運動会はみんなエネルギッシュでしたから('◇')ゞ。

来週はもう6月。

5,6年生は夏休み前後の宿泊学習が控えていますが、夏休み前までは基本、学習にじっくりと取り組める時期となります。

今度は頭を使う番ですね。しっかりと取り組んでくださいね。

4月の保護者会でお話ししましたが、6,7月は熱中症対策で体育の授業時間数が少なめになります。ご承知おきください。

 

それでは今週のごみ拾いの紹介です。

【5/28】

 

【5/29】

 

 

 

【5/30】

 

 

【5/31】

 

皆さん、今週もご苦労様でした。

暑くなってくるので、ネッククーラーなどのグッズを工夫するなどして気を付けて拾ってくださいね。

ありがとう(^.^)。

台湾環境大使来校

5月30日(木)。台湾から環境大使の皆様が来校されました。

台湾の小中学校の校長先生や教育委員会の方、通訳さんや日本側のコーディネーターさんあわせて総勢35名の来校です。

今回の来日の目的は日本における「環境教育」や「ESD(持続可能な社会づくりの教育)」の実践の視察だそうです。

多摩市(教育委員会)がESDを推進していることもあり、視察地の候補に多摩市が上がりました。

そこで「環境教育」や「ESD」を教育活動の柱として実践している本校に来校するとなったわけです。

 

運動会の直後ですから、正直飾りつけもままなりません。

まあ、大人の都合の視察ですし・・・、さりとて恥ずかしいこともできないし、日常的に「環境教育」「ESD」を授業で行っていることを見ていただくことが最優先ですし・・・。

ということで、少しだけ飾り付けを。

 

環境大使一行のバスは、予定より30分も早く到着。

学校敷地内を歩きながら紹介していきます。もちろんヤギさんたちも(^O^)。

早速記念写真。

 

早く到着したこともあって、ちょうど谷戸田で田植えをしている5年生の様子をまず見ていただくことにしました。

 

 

30分くらい様子を見ていただいたでしょうか。

台湾は日本以上に稲作の盛んなところ。

小学生は必ず稲作体験をみっちりと行うとのことです。

しかし、東京にこんな場所があり、実際に泥田に入って泥まみれになって活動する姿には驚かれていました。

 

ようやく校舎に入り、家庭科室で1時間ほど、本校の生活科と総合的な学習の時間の学習活動について説明をしました。

説明後の質疑応答では、多摩市の教育長さんが答える場面も!(^^)!。

質問は途切れることなくたくさん出てきました。皆さんの「環境教育」への熱心さが伝わってきました。

 

 

説明の後は、4時間目の学習の様子を見ていただきました。

今日は4時間目は、低学年は生活科、3年生以上は総合的な学習の時間です。

まったく普段通りの授業です。(写真を撮り忘れてしまいました・・・)

タブレット端末を当たり前のように操作する様子、友達と伝え合い共有する様子、SDGsを授業で扱っている様子など、感心されていました。

子供たちには前日の給食の時間に、明日台湾の教育関係者が30名くらいいらして授業を参観することを伝えてありましたので、普段から外部の参観者が多いこともあって、子供たちは全く動ぜずいつもの通り。

その姿にも感心されていました。

 

まあ緊張するどころか、なんだか楽しみにしていた様子も。

これまでフランスやルクセンブルグ、カナダ、NHKなど、期せずして取材が多かったことも影響していたのかもしれませんね(^^ゞ。

中には「ニイハオ」「シェイシェイ」とあいさつする子供も多数(笑)。

 きっと夕べ調べたりして覚えてきたのでしょう(*^^)v。

「地震は大丈夫でしたか?」とタブレット端末の翻訳サイトを使って聞く子供も。

「すごく揺れたけれど大丈夫だよ」との答えに「安心しました」と返していました。

 

給食を食べていただき、最後にご挨拶をいただきました。

その中で、なんと台湾の文部科学省からの感謝状をいただきました。

ありがとうございます。

とっても光栄なのですが、なんだか気恥ずかしいです。そして、子供たちに感謝です。

来週月曜日の全校朝会で紹介しようと思います。

 

帰り際にLINEの交換も。これからドキドキです(笑)。

台湾環境大使の皆様、遠いところご来校いただきありがとうございました。

運動会の絵と竹とんぼ

運動会で、子供たちのみならず教員たちも私も完全燃焼。

ホームページ更新が滞ってしまいました。すみません。

それだけ短期集中でガッと取り組んでいたのでしょう。

そんな行事ができて、コロナ禍のことを思うと、つくづく平時のありがたさを感じます。

 

さて、1年生が早速運動会の絵を描いて掲示していました。

朝、出勤して教室前を通ると、なんだか華やかな明るい感じがしました。

面談の時にぜひじっくりとご覧ください。

 

一方、昇降口でいつものように登校する子供たちを迎えていると、4年生の子が竹トンボ4本を見せてくれました。

なんでもおじいちゃんが作ってくれたのだそう。

もちろん貸してもらって、周りにいる子供たちと飛ばしてみました。

しっかりと中心に軸があり、きれいに回って飛んでいきます。

とても丁寧に作られた竹とんぼだなと手に伝わってきました。

さすがです、おじいちゃん!!!

 

 

竹トンボはこの後どうするの?と尋ねると、学童に持っていこうと思うと話していました。

学童ならば、たくさんの子供たちが遊べそうですね。

その発想にも感心しました。素晴らしいです。

朝からとてもほっこりとしてしまいました。ありがとう。