日誌

カテゴリ:今日の出来事

4年生 多摩川下流河口体験

4年生が「総合的な学習の時間」で取り組んでいる多摩川。
学習のフィールドは、関戸橋付近です。これは多摩川でいうと、中流に当たります。
学習を深めていく上で、上流や下流の多摩川はどのような様子なのか、どんな生態系なのか、そういった比較的な学習が必要になってきます。
毎年、河川財団から学習支援のための補助金をいただいているのですが、そこからバス代を補助し、数年前から上流と下流にも見学・体験に出かけています。
昨日は、下流に出かけました。

目的地は川崎市にある大師河原干潟館です。
多摩川に架かる橋、六郷橋(箱根駅伝でも走る第一京浜<R15>の橋です)から大師橋の間にある施設です。
この六郷橋から大師橋にかけては、多摩川両岸(川崎市側・大田区側)に干潟が広範囲にあります。
私が20年以上前に羽田の小学校に勤めていた時には、よく土曜日の4時間目に学級レクレーションで多摩川の河原で遊びましたが、当時干潟はありませんでした。
大師橋が2006年に改築された際、新しい橋脚になったので、その影響でしょうか。
干潟館の方ともそんな話をしましたが、真偽のほどはわかりません。

天気が心配されましたが、干潟館につくときには雨は上がり、携帯で雨雲レーダーの動きを見ると、しばらくはレインコートなしで活動できそうです。
身支度をして、干潟館に荷物を置き、大師橋の下の干潟まで向かいます。


今日は大潮の日です。
そして今が干潮の時刻。一番干潟が見えている時間帯に観察です。
まずはかわいい水鳥たちの足跡がお出迎え。


干潟館にたも網やシャベルなどを借り、どんな生き物がいるのか調査開始です。
 

 

前回の学習で、川の中に入って生き物を探したガサガサを体験しているだけに、この日は水の中に入っていく抵抗感は全くなし(笑)。
いや、正確に言うならば、長靴の中に水が入る抵抗感なし!
気持ちの良いくらい、長靴の水深を気にせず活動しています。
時折足を上げて、長靴の中の水を出しながら活動が続きます。


見つかったのはこんな生き物たち。

タボハゼ、マハゼ、クロベンケイガニ、ヤマトオサガニ、チゴガニ、ケフサイソガニなどが採取できました。

調査の終わりは、干潟館の方からの総括です。


そして、最後は自然保護という大切な視点から、トロ船に入っていた採取した生き物たちを干潟に放ちます。
誰一人として、「持って帰りたい」と言わなかったところが、さすが連小の子供たち。


昼食をとり、次は大森海苔のふるさと館に向かいます。
大田区大森は多摩川河口の海の町です。
そして、1964東京オリンピックまでは海苔の養殖が盛んでした。
その歴史を後世に伝えるために2008年に創設されたのがこの施設です。
あわせて、大森海岸の白砂の砂浜も復活させました。
多摩川の豊かな恵みがあってこそ、大森の海苔は、質、量ともに江戸随一と言われました。
館内見学と河口の海の見学です。
「海苔」の歴史にも、子供たちは教員の予想を上回る関心を見せ、熱心に見入っていました。
 

連光寺きのこの山

梅雨の長雨の毎日です。
気温はともかく、この湿度は毎日の疲れを増長させますね。
しかし、こんな時期だからこそ元気になる植物もあります。
そう、きのこです。
通勤の、学校↔聖ヶ丘二丁目バス停 の間で、立派なキノコを目にしました。

まずは都立桜の丘学園の法面に生えていたもの。
緑の法面に、白いものがあって目に留まりました。
近づいて見てみると・・・。
 → 
15cmから20cmくらいの立派なきのこです。形も素晴らしい!

茂みで遊歩道からは見えなかったのですが、上のきのこを見るために近づいたときに、その左側にも見つけました。
 → 
これも20cmくらいありました。力強い立ち姿・・・。
思わず携帯で撮ってしまいました。

バス停に向かって歩いていると、バス停に下りる階段の脇にも見つけました。
 → 
15cmくらいでしょうか。
これはまた違った種類のようですね。

ざっとネットで名前を調べてみたのですが、うまくヒットしません。
わかる方がいらっしゃいましたら教えていただければと思います。

連光寺、きのこの山です(笑)。

素敵な連絡メモ~配膳員さんより

多摩市の学校給食は、給食センターで一括して調理されていますが、それを各学校に運んだ折に、今度は各学級ごとに分けなくてはなりません。
また、給食後は給食センターに牛乳瓶や食器、残菜を戻す仕分けをする必要があります。
それを行っているのが配膳員さんです。本校では、3名の配膳員さんが勤務しています。
給食担当の教員と配膳員さんの間では、ノートを使って連絡をやり取りしています。


昨日、その「連絡ノート」にこんなことが書かれていました。

「本日、下膳をしている時、誤って牛乳キャップを床に落としてしまいました。
近くにいた児童
(6年生?)が、走ってキャップを拾いに行ってくれました。
(キャップから垂れた牛乳で)床が汚れていたら、ぞうきんを持ってきて拭いてくれました。
とても心の優しい児童の姿に感動しました。
本当にありがとうございました。
配膳員が感謝していたとお伝えください。」

 
(写真はイメージです)

配膳員さんもうれしかったでしょうし、この連絡を読んだ教員たちもとてもあったかな、うれしい気持ちになりました。
ほんの小さな親切(行動)が、こんなにも周りの人を幸せな気持ちにさせてくれるのですね。
ありがとう。

ユニセフ募金を行います

明日<7月8日(木)>から1週間、ユニセフ募金を行います。
ユニセフは、国際連合児童基金と言って、世界の子供たちの命と健やかな成長を守るために活動している国連の機関です。
・病気や栄養不良から守る
・安全な水や衛生環境を広める
・すべての子供が学校に通い学べるようにする
・紛争や災害から子供たちを守る
・子供最優先の考え方を広める
といった活動をしています。
日本も戦後支援を受けていたことをご存じですか?
戦後の給食は、実はユニセフの援助で始まったのです。
今、豊かになった日本の私たちができる選択肢の1つとして、国連のユニセフに恩返しをする思いをもって募金活動に協力することが挙げられます。

今朝は、児童集会で代表委員会の児童がユニセフ募金への協力を呼びかけました。
事前にビデオを撮り、それぞれの教室でタブレット端末からプロジェクターで投影して代表委員会からのメッセージを見ました。
 

 

 

募金活動は、7月8日(木)~7月14日(水)
毎朝、昇降口付近に代表委員の児童が募金箱を持って立ちますので、募金を持ってきた児童は募金箱に入れてください。
募金は、配布したユニセフのチラシを糊付けして袋にすることができます。
この袋に入れてくるか、ご家庭にある封筒に入れてください。
なお、ユニセフのチラシで袋を作る場合は、リサイクル古紙の都合上、セロテープなどで貼り付けないで糊で付けてください。
よろしくお願いします。


七夕飾り

毎年恒例の七夕飾りが玄関にお目見えです。
1年生と2年生の子供たちが、それぞれに願いを書いた短冊を下げました。
笹は、都立桜ケ丘公園からいただいています。ありがとうございます。
玄関が華やかになりますね。
風物詩は私たちの生活そのもの。大切にしたいです。