日誌

カテゴリ:今日の出来事

2年生 ニッセイ緑の財団 ドングリの苗

ニッセイ緑の財団から電話がありました。
2019年に配布したドングリの種は、苗になって育っているでしょうかという内容でした。
東日本大震災で被害が大きかった地域へ、緑の苗木を送って復興の一助にしてもらおうという活動です。
今回が最後の支援となるそうです。
現2年生が、1年生の時に話を聞いて、ドングリの種をポットに入れて苗木として育ててきました。
現在、58本が育っています。
10月に苗木は回収され、今年は仙台で植樹されるとのことです。


私自身、東日本大震災の被災地には、いまだ大きな関心があります。
2015年に、福島第一原発の脇を通る国道6号線が物流のため開通した時、夏休みに被災地を訪れたこともあります。
放射線量も、除染の済んでいた国道6号線上ですら、まだ多摩市の平時の200倍くらいありました。
富岡、南相馬、飯舘、南三陸、石巻、女川・・・その惨状は、4年たった時でさえ目を疑うものでした。
現在はどうなっているのでしょうか。

いずれにせよ、微力ながら、緑の復興に学校として力を貸せることをうれしく思います。
大きく育ってほしいです。

4年生 川は自然の宝箱 課題を決めよう!

4年生は、一年間を通して「総合的な学習の時間」で多摩川について学習しています。
緊急事態宣言の影響で、まだ多摩川の上流を見に行けていませんが(11月に予定)、基礎学習で学んだことから、自分の課題を決めて、各自が課題解決学習に入ります。
それぞれが、どんな課題にするのか、その課題をどうやって調べたり確かめたりしていくのか、最後にどうやってまとめるのか、初めの段階での青写真を計画しているところです。

多摩川の水生生物や魚に詳しい宮田先生も来てくれました。
野鳥や小動物に詳しい羽澄先生も。
 

多くの先生の手を借りて、自分の課題の計画を立てていきます。
 



一方、もう調べることが決まっていて、調べるのを待てなかった子供もいます。
夏休みの自由研究で、多摩川の石について、関戸橋と是政橋で石拾いをし、調べてきたものを標本のようにまとめていました。
素晴らしい出来栄え!!!
 


授業でこれをさらに発展ですね。

多摩川の学習は、教えているほうもワクワクしてくる、ダイナミックな学習です。
子供たちには、学習が終わったときに多摩川や水辺に対する「価値観」を持ってもらいたいと思います。

お月見

家庭科講師の矢澤先生が、事務室前の飾り棚にお月見の飾りを飾ってくれました。
お団子は紙粘土。
木彫りのフクロウは、もともとこの飾り棚に置いてあったもの。
ススキなどの草花は、自宅そばの浅川周辺で摘んできたもの。
ちょっとした華やかさが、子供たちや教職員の気持ちを和ませてくれます。


ちなみに、このフクロウの位置、子供たちが通るたびに変わっていきます(笑)。


今年は、9月21日(火)が十五夜です。
台風一過で、大きなお月さまが見られるでしょうか。

ちょこっと研修会(ICT)

金曜日の夕方の職員打ち合わせの後、「ちょこっと研修会」がたびたび開かれています。
校内のICT担当の一人、算数少人数の植村先生の企画です。
「そろそろ始めまーす」
の声かけで、実習生も含めた職員室のほとんどの教員が職員室後ろのテーブルに集結していました。


この日は、パソコンのショートカットキーの使い方でした。
パソコンを使うとき、マウスを使う人が多いと思いますが、
実はマウスで行う操作は、キーボードのキーの組み合わせでほとんどが実行可能です。
キーを使った操作をすると、マウスに手を動かさなくてよいので、積もり積もればかなりの操作のスピードアップにつながるはずです。
すべてのことを覚えていなくても、使えるものからやってみることで、自分の一番やりやすいスタイルになっていくはずです。


こんなちょっとした集まりが、積もり積もって職員の輪を作っていくような、そんな雰囲気でした。
連光寺小の職員室、なかなかです。

3年生 朝の様子とICT機器の使用

朝の健康観察までの時間、子供たちはそれぞれの学級で決められていることをして過ごしています。

3年生は、学芸会で何をやろうかということを、学年の実行委員の子供たちが音楽と図工の先生に相談に行ってきたようです。
春日神社のお祭りのお囃子がよいのではとアドバイスを受け、それを昨日の朝に学級のみんなに報告していました。

その前後には、一昨日、大学院教育実習生の吉田先生が国語で行った、「山小屋で三日間過ごすことになったら何をするか」という課題について、GoogleのJamボードを使用して、隣の子とペアになって付箋紙に書くようにして画面上でアイデアを張り付けていくという学習の続きをしていました。

国語の学習内容はもちろん、新たなアプリの使い方にも慣れていきます。
様々なアプリの使用方法が習得できれば、課題にあった解決方法を選択できるので、アプリの習熟に初めは時間が必要ですが、その後は大きな武器になります。
作製途中のJamボードを見てみましょう。
 

いくつか付箋紙を貼り付けることができると、自然と子供たちは仲間分けしていきます。いわゆる情報の整理です。
今回は季節で整理しているペアが多かったです。
 


このような学び方は、ICT機器が一人一台配布されないと難しいことですし、まさに新しい学び方になります。

ゆくゆくは、毎日子供たちにタブレット端末を自宅に持ち帰らせ、自宅で宿題としてこのような学習も進めさせたいところですが、
・破損時の保険の問題(タブレット端末は市からの貸与品ということになっています)
・いくつかのSNSやオンラインゲームでログインが可能な問題(校内で様々に試しています)
・情報モラルやリテラシーなど、タブレットを持ち帰った際に誰がどうやって子供の使用を見守るのかという問題
など、いくつかクリアしなければならない課題や見えていない課題がまだまだあります。

当面は、自宅での授業視聴を希望される場合にのみ、持ち帰りを行っています。
ご了解ください。