日誌

カテゴリ:今日の出来事

令和4年度 前期始業式

令和4年度の前期がいよいよスタートしました。

朝方はあいにくの曇天でしたが、桜の花びらは皆さんの進級を祝って残ってくれていました。

校長の話と、異動された先生の紹介、新しく来られた先生の紹介の後、新6年生が児童代表の言葉を述べました。

お待ちかねの担任・担当の教職員の紹介です。

ここで「やったー」「よかった!」なんて声もいつもは聞こえてくるのですが、今年は、「やった」と思えるか、「よかった!」と思えるかは、担任の先生とみんなが協力して一年間頑張った後にわかることなんだよ、と話しました。

つまりは一人一人の心がけ次第です。

ということで、歓声は控えめの担任・担当発表です。

そして、校歌斉唱。控えめに…。

指揮と伴奏は、こちらも新6年生。さすがに上手!!

転入してきた児童の紹介を行い、その後は学年や学級で連絡を話して解散しました。

 

新2年生。

 

 

新3年生。

 

 

新4年生。

 

 

新5年生。

 

新6年生。

 

さあ、今年も一緒に頑張りましょう!

新6年生始動! 入学式準備

始業式は明日ですが、6年生に準備登校をしてもらって、入学式の準備を行いました。

入学式の準備といっても、会場となる体育館だけではありません。

新入生の教室の装飾や、おたよりや教科書などの配布物の袋詰め、名前シール貼りなど、細かな準備に奔走してくれました。

 

こちらは教室前の廊下の装飾。楽しみながら取り組んでいます。

 

 

教室内の名前シール貼り。1年生が迷わないように、机やロッカーにシールを貼っています。

 

 

黒板も飾り付けをして、温かい雰囲気を出していきます。

どんな黒板になったのか、完成版は明日のお楽しみです。

 

理科室では、配布物の袋詰めをしています。

 

 

もちろん体育館でも、最後のチェックです。

 

6年生のみなさん、最上級生としての6年生のお仕事、ご苦労様でした。ありがとう!

心なしか笑顔で体を動かすみなさんが印象的でした。

今年の連小は、みなさんにかかっています。よろしくお願いします!!!

 

新入生の保護者・児童の皆様。明日の入学式、お待ちしております。

なお、式場の体育館の保護者席は、2脚ずつのボックスシートになっています。

ご家族(2名まで)で1ボックスをご利用ください。よろしくお願いします。

 

私たちも、待ってるメ~~~。

トイレ改造計画 その2

春休み中に、PTAのみなさんがトイレ改造計画に着手してくださいました。

まずはどんな色乗りになるか、そしてどれくらい塗料が必要か、をテストするために試し塗りです。

トイレ入口の壁を土曜日に奇麗に埃をとって拭いてくださり、週明けにペンキを塗ってみました。

1Fの東側のトイレ(図工室前)です。

 

色がつくだけで、明るい雰囲気になります!

手ごたえがあったので、このままトイレの中も塗る予定です。

ありがとうございます! 子供たちも喜びます!

令和4年度のスタートです

4月1日になりました。

教職員の異動もあり、新しいスタッフでの連光寺小学校のスタートです。

今年度もどうぞよろしくお願いします。

去られた先生、新しく来られた先生、担任や担当は、始業式にお知らせします。

 

卒業式には少し早く、入学式には桜吹雪となっていそうですが、校内の桜は今が満開です。

写真撮影が趣味の私は、桜が咲き始めるとそわそわと落ち着きません(笑)。

カメラを持ち出して短時間でしたが楽しみました。

校内のどこだかわかりますか?

 

校庭の南門の桜です。

 

そのまま駐車場に向かうと・・・。

連なる並木になっています。上の方まで花芽が開きました。花色も、儚いよい色づきです。

 

在校生の皆さん、新1年生の皆さん、4月6日にこの道をくぐってくるのを待っています!

卒業おめでとうございます

第48回卒業証書授与式が執り行われました。

春の暖かい日差しの中、70名の卒業生が巣立っていきました。

ご卒業おめでとうございます。

 

卒業証書も、一人ずつ手渡されました。

 

「校長式辞」

学び舎から見る桜が丘公園の木々に、白や淡い桃色が、日ごとに増えてきています。コロナ禍であっても、自然は春の訪れを知らせてくれます。そして、それは皆さんの卒業を知らせる春でもあります。今日は、卒業式です。

本日は、卒業生の門出を祝し、多摩市教員委員会 教育委員 比田井 秀美様をはじめ、ご来賓の皆様にご臨席たまわり、感謝申し上げます。
保護者の皆様。本日は、第48回卒業式にお越しくださり、ありがとうございます。お子様のご卒業、おめでとうございます。6年前のうららかな春の日の入学式に手をつないで門をくぐったことや、数々の行事や出来事、小学校生活の今日(こんにち)までの記憶が蘇り、その成長の足跡に、お慶びもひとしおかとご推察いたします。6年間にわたる、小学校生活への変わらぬご支援に、改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

さて、70名の卒業生の皆さん。改めて、ご卒業、おめでとうございます。
先ほど、皆さんは卒業証書を一人ずつ手渡され、小学校の全課程を終了することになりました。
手にしている卒業証書には、小学校生活で仲間とがんばり、成長し続けた、皆さんの汗や涙。そして、これまでみなさんを励まし、支えてくださったご家族、地域の方々、先生たちの熱い思いが込められていることに思いを馳せ、どうか、かみしめてください。そう、たくさんの方々の温かいまなざしのもとに成長できた、幸せの証(あかし)となる、一枚の証書なのです。

みなさんの門出を祝し、私の願いを、お話しさせてください。

秋。みなさんは総合的な学習の時間で、「再生可能エネルギー」に取り組みました。言わずもがな、温暖化の一途をたどっている地球には、再生可能エネルギーの活用は不可欠な課題です。しかし、その活用は、そんなに簡単なことではないことは、授業で取り組んだ皆さんならば十分に実感していることでしょう。設置場所や日射量、風量、降水量といった自然現象に大きく左右され、発電量も少なく安定しないからです。

RE100という言葉を知っていますか。リニューアブル・エネルギー・100%を示しています。これは、会社が事業活動をするときに必要なエネルギーを、100%再生可能エネルギーで賄う取り組みです。100%です。例えばスーパーを考えてみましょう。照明、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、自動ドア、レジ、倉庫、・・・これらすべてのエネルギーを、本当に発電量が少ない再生可能エネルギーで100%賄えると思いますか。

2017年の4月にこの制度を日本が始めた直後。ある会社が真っ先に名乗りを上げました。その会社は、全世界に200か所の拠点がある大きな会社です。果たして、実際に実現可能な未来予想図があったのでしょうか。
その会社いわく、こんなアナウンスをしています。
「準備が整ってから再生可能エネルギーを買うのではなく、『再生可能エネルギーが必要です。買いたいです。』というメッセージを発することで、普及が進むと思う。」と。名乗りを上げることで、同じ思いの同志を増やし、社会も変えていきたいという願いもあったそうです。そして具体的に、使用電力を2030年までに30%。2050年までに100%を再生可能エネルギーで賄うという目標を立てます。その取り組みは着実に進み、4年後の2021年、その目標を2022年度までに30%、2030年に50%にまで引き上げました。この会社の心意気と真摯な努力に感銘すらうけます。

皆さんが社会に出ていく2030年代は、決して安楽な世界ではありません。数えきれないほどの困難が待ち受けているはずです。しかし、みなさんは再生可能エネルギーで発電できることを信じ、そうしなければいけないという意思で、授業に取り組みました。そして、わずかな電力だったかもしれませんが、イルミネーションを点しました。

意思と心意気。

これから皆さんが生きていく世界で、必要なものなのだと私は信じます。そして、その「意思と心意気」によって、仲間が繋がります。ICTの発達により、その繋がりは国境を越えていきます。世界で活躍するとは、外国で働くということではなく、世界と同じ思いで繋がっていくということではないでしょうか。

小学校生活で学んだこと。それは、自分を信じ、意思を持ち、進むことで仲間と繋がっていくこと。まさに、大人になって、未来の社会を創造していく時に、欠かせないものだと思います。それが、皆さんを育ててくれた先生たちが、皆さんに授けたことです。

イルミネーションの文字。「みんなでつなぐ未来」

それは、環境問題に限ったことではありません。皆さんのこれからの輝かしい未来への合言葉なのです。

さあ、いよいよ旅立ちの時がやってきました。これから皆さんに課せられているのは、この連光寺小学校で学んだことを、そして授かった思いを、周りに、世界に、繋げていくことです。

君たちならば、繋がってゆける。
君たちならば、新しい世界を創ってゆける。
私は、先生たちは、そう信じています。
未来は、あなた次第。あなた、自身。

皆さんの生きる未来が、希望にあふれることを祈念して、はなむけの言葉といたします。
ご卒業おめでとうございます。

令和四年三月二十五日
  多摩市立連光寺小学校 校長 關口 寿也

 

皆さんの未来に、幸あれ!!!

 

 

保護者・地域の皆様。

卒業式をもちまして、令和3年度の連光寺小学校の教育活動は滞りなく終わりとなります。

今年度の教育活動へのご理解・ご協力にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

新年度、4月からもどうぞよろしくお願いいたします。