日誌

カテゴリ:今日の出来事

校長先生の博物館①「平和の鐘」

校長先生の博物館を更新しました。

今回は博物館というより図書館。蔵書の紹介です。

今週金曜日に行う学校公開の講演会にいらっしゃる高瀨聖子さんが書かれた「コインでつなぐ 平和の鐘」です。

以前お会いした時にいただいたもので、「平和の鐘」の活動のことが詳しく絵本となって書かれています。

どれくらいの子供たちがこの本に興味を示してくれるのか、ちょっと見通せないジャンルの展示です。

 

ウクライナの件以来、「平和」について振り返り、考えることが多くなりました。

大人たち共通の思いではないでしょうか。

平和であることの大切さ、あたりまえでない平和、そのために何ができるのか、何をすればよいのか、そんな発信を子供たちにすることが必要です。その必要性に駆られます。

今回の講演会も、もちろんその一環です。

そして、SDGsの16番。「平和と公正をすべての人に」をひたすらに願います。

 

2年生 消防写生会

2年生の図工で消防写生会を行いました。

ここのところ天候の優れない日が多かったので心配していましたが、今日は暑いくらいの写生日和になりました。

2年生の日頃の行いをお天道様が知っているからでしょう!

 

ロータリーに消防車1台が入り、思い思いの場所で写生をしました。

 

 

10kgもある防火服を着て見せてくれながらの写生です。

 

今年から2年生の図画工作は専科の教員が教えています。

もちろんアドバイスももらいながら描き進めます。

みんな一生懸命というか、無心に描いていました。

その集中力はさすが2年生と感じさせてくれました。

 

まだ描き途中ですが、ちょっと作品を覗いてみます。

 

 

気温も上がってきたので、適宜水筒の水分を補給したり、マスクを外したりずらしたりしながら、熱中症に気を付けて描きました。

あら、水辺のいい場所を陣取っていますね(笑)。

こういう生活力、大切です。

 

昨年切ったゴールドクレストの切り株に座って描く子も。風が気持ちよさそうです。

 

 

描いた作品のいくつかは、東京消防庁が主催する「はたらく消防の写生会」に出品します。

入選すると、秋に立派な賞状が届きます。そちらも楽しみにしていてください。

キタテハの羽化

朝、始まったばかりのやる気満々の飼育委員会の子供たちとヤギ小屋を掃除していると、小屋の壁でチョウが羽化しているのを5年生の飼育委員の子が発見しました。

雨露をかろうじてしのげるいい場所で羽化していました。

どうやらちょうど羽化したてのようで、まだ羽を閉じていて、羽も濡れている感じがします。

でも上手に羽化できたのでしょう。羽の縮みもなく、このまま乾燥すればシャンと羽が伸びそうです。

そうこうしているうちに、羽を広げ始めました。

羽の内側の色が見えたところで、「キタテハ」だということがわかりました。

  

 

掃除のときにホースの水が飛ばないよう、手で覆ってあげました。

元気に空に羽ばたいてくださいね!

1年生を迎える会

1年生を迎える会を、朝の集会の時間を使って行いました。

早朝は雨が降っていたのですが、子供たちが登校するころには上がり、実施することができました。

代表委員会が昇降口に掲示していた連小恒例の告知看板。

 

さて、いよいよ1年生を迎える会のスタートです。

コロナ前は体育館で行っていたのですが、密を防ぐために校庭で実施です。

ちなみに一昨年は休校中だったため実施しておらず、昨年はオンラインで実施。

実に3年ぶりの対面での実施です。

ということは、現2,3年生は初体験ですね(-_-;)

司会はもちろん代表委員会の子供たちです。

 

全校で3択クイズをしました。

連光寺小学校にちなんだクイズです。校長先生の下の名前は何?(半数以上の子供たちが覚えていてくれてびっくり!ありがとう!)、飼育している動物は何?、学校に門は何か所ある?といったクイズでした。

1年生は少し連小のことが分かったかな。

  

 

1年生を迎える会を実施するにあたって、各学年から1年生の入学を祝って活動していたプレゼントも披露されました。

2年生は生活科で使う朝顔の種。

3年生は教室前の廊下の飾りつけ。

4年生は花のアーチ。

5年生は教室掲示の校歌の歌詞。

6年生は毎日のお世話です。

入学を祝って、全校でバックアップしてきていることの紹介でした。

5年生の校歌は、実際にこの場でプレゼントです。覚えてくださいね。

 

最後に1年生からのお礼があり、みんなで校歌をさっそく歌って会が終わりました。

これで1年生は来週から全校朝会や集会にも参加します。

休み時間も校庭で遊べます。やったね!

 

花のアーチをくぐって教室に入りました。

5年生 算数「直方体や立方体の体積」

5年生の算数の時間にちょっとお邪魔しました。

3年生以上の算数は「少人数指導」といって、2クラスを3つのグループに分けて授業を進めています。

グループ分けは、「習熟度別」です。

それぞれのグループで授業の内容は同じなのですが、アプローチの仕方が異なります。

いかに実感してもらいながら学習内容を習熟させるかに教員は知恵を絞ります。

それでは3つのグループが、それぞれどんなアプローチをしているのか、見てみましょう。

 

まずは5年1組の教室。

工作用紙に立体の展開図を書いて、それを切り出して立体模型を作っています。

直方体と立方体を作っているようです。

その立体を手に取りながら、2つの立体の特徴を改めて確認していました。

 

 

隣の5年2組。

何やら教卓にバケツを置いて水を入れたり出したりしています。

「体積」とはどういうことなのか、「水の容積」として比べながら学んでいるところです。

 

 

最後は算数少人数教室。

見本の立体の展開図をもとに、実際に自分で展開図を描き、立体を切り出していました。

立体をイメージしながら、そのイメージが立体の実物と合致するよう辿る学習過程です。

 

 

グループ別に分けていないと(クラスで行う算数だと)、なかなかアプローチにバリエーションを出すことが難しくなります。

そのような意味では、子供たちの理解には意味のある取り組みだと思います。