2025年9月の記事一覧

　昨年度から東京教師道場という研修に参加して「算数科」を研究しているA先生の研究授業でした。６年の「わくわくコース」の授業です。内容は「円の面積」で２回目でした。

　円の面積を求める方法を考える際、いきなり公式を覚えるわけではありません。これまでに学習した方法を使い、新たに円の面積を求めるという流れです。「既習の四角形、三角形の面積の求め方から、円の面積を求められないものか。
　まずは、円の中に入る四角形よりも大きく、円を囲む四角形よりも小さい、というところまでは行きついたが、さらに正確に求めるには？が今日のめあてです。

１㎠をひたすら数える方法、四角形や三角形をいくつか見つける方法、円を切り刻む方法、」と子どもたちは、必死で考えていました。

　学校で学ぶ算数は、公式を覚えて解くだけでなく、論理的な考え方を身に付けることを重視します。自分で考える力、友達の意見を参考にする力、協力して解決する力を付けていきます。

　本日、1年生と2年生が一緒に多摩動物公園へ生活科見学に行きました。​子どもたちはモノレールに乗って動物園に到着。午前中は20のグループに分かれ、2年生がリーダーとなって1年生を優しく案内してくれました。午後はクラスごとに並んで、アフリカ園を見学し、キリンやゾウ、カッコウ等を間近で観察しました。秋晴れの天気の中、異学年で協力しながらたくさんのことを学び、笑顔で学校に戻ることができました。

　本日、後期最初のロング昼休みを実施しました。毎週木曜日のロング昼休みは、クラスごとに30分間しっかりと外遊びを楽しみ、自然に体を鍛えることを目的としています。涼しい秋の陽気の中、校庭では子どもたちがクラスの友達と元気いっぱい走り回ったり、ボール遊びをしたりして仲良く遊ぶ姿が見られました。後期も体力づくりと楽しい学校生活のために、この活動を続けていきます。

9/24（水）は紙芝居シアターがありました。以下はレイチェルさんからのメッセージです。

秋休み明けの水曜日。放送を聴いて、たくさんの子どもたちが紙芝居シアターに集まってくれました。今日の演目は、韓国の昔話『りゅうぐうのくろねこ』(作 イ・スジン)です。

「りゅうぐう」ときいて思い浮かぶことを尋ねると、「浦島太郎！」と2年生がこたえてくれました。そこで、このお話の主人公は「ヤイ」という女の人ですよと言うと、みんなの関心が一気に高まり、最後まで集中してお話の世界に浸ってくれました。

紙芝居が終わると、数人の子が「感動しました！」「よかったです！」と言いに来てくれて、西落合小の子どもたちのみずみずしい感性と伝える力に、私も感銘を受けました。

このお話は、みかんの木に関係のあるお話だったので、みかんを見たり、食べたりする時はこの「ヤイ」さんの清らかな心と「分かち合い」の行動を思い出していただけたら嬉しいです。

次回は10月8日(水)です。みんなが喜んでくれるお話を持っていきますからまた来てくださいね！

レイチェルより

　本日、後期始業式が行われ、子どもたちは一段と引き締まった表情で式に臨みました。校長からは「あたりまえに感謝の気持ちをもつこと」「なりたい自分を思い描くこと」「新しいことに勇気を出してチャレンジすること」という、後期を充実させるための三つの大切な話がありました。音楽委員会の伴奏で校歌を歌った後、生活指導主任からの安全に登下校するための交通安全指導や、今日から一ヶ月間、本校で教育実習を行う二人の先生の紹介がありました。後期も子どもたちが大きく成長できるよう、教職員一丸となって努めてまいります。保護者・地域の皆様、今期も引き続き、温かいご理解とご協力をよろしくお願いいたします。