今日の東寺方小

感染症に留意してください


 今週・先週にかけて、胃腸炎・咽頭結膜熱(アデノウイルス)・流行性耳下腺炎(おたふく)・水痘(みずぼうそう)の感染症に罹患した児童がいます。現在一番心配しているのが、水ぼうそうです。

《水ぼうそう》
 水ぼうそうは、14日~21日の潜伏期間の後発疹が現れます。感染力が強く、発疹の出現する1~2日前から始まっているので水ぼうそうに気付いた時には、周りにウイルスがまき散らされていると考えられます。また、罹患の経験がない大人がかかると子どもよりも重症化する傾向があるそうなので、ご注意下さい。

 ☆感染の広がりを防ぐため、発疹を見つけたら受診をお願いします。また、出席停止の期間を守っていただくことも大切です。1週間ほどの期間が必要となりますので、保護者の方が、お休みの間の学習課題等を取りに来られた時に登校許可証をお渡しいたします。また、学童での感染も考えられるので学童とも連携を取りました。低学年は特にお気を付け下さい。

《アデノウイルスについて》
 2~14日間の潜伏期間のあと、目やにや結膜の充血に加えて風邪症状や高熱の症状が出る咽頭結膜熱はアデノウイルスの感染症になります。「プール熱」とも呼ばれて、多くは夏季に感染する感染症になります。
 アデノウイルスも感染力が強いのと、回復後も排泄物から約4週間にわたってウイルスが排泄することがあるので、トイレの後の手洗いなどが感染対策が重要になります。

 昨年度は感染症が年間を通じて少なかったですが、ここ最近になって出はじめ、去年の件数を既に上回っている状況です。
 今行っている感染症対策を確実に行っていくことが大切だと思いますので、学校でもご家庭でも協力しあって引きつづき感染症対策をしていきたいと思います。
どうかご理解ご協力をよろしくお願いします。