今日の東寺方小

6月3日(金)体力テストを実施しました

6月3日(金)

 昨日はHPを更新できず、ご期待に添えずすみませんでした。様々な対応が入り、机に向かうことができなかったためです。

遅ればせながら、昨日に実施された体力測定の様子をお伝えします!

 これは、立ち幅跳びの様子です。

 全国平均も提示してあり、子供たちはこれも視野に入れながら挑戦していました。

 上体起こしです。胸の前で腕を組み上体を起こす回数を数えます。

 一つのマットで2人~3人で行っていました。

 ソフトボール投げです。これは6年生が1年生の補助(説明)をしているところです。

 皆が見守る中、エイや!っと投げる1年生です。

 3年生からは補助なしで挑みます。

 長座体前屈の部屋では、大型扇風機がブンブン回っています。

 2回はかります。体が柔らかいと記録は伸びます。

 手つくりの箱型測定器です。

 反復横跳びです。ペアの人たちも数を数えます。

 体育館でも、スポットクーラーが大活躍です。

5・6年生は1,2時間目に体力テストは全部済ませておきます。その後、6年生は3時間目の1年生の測定時に補助の役割をしました。5年生は4時間目に2年生の測定時の補助につきました。(5,6年生ともにこの時間は、行事カウントです。要するに授業時数ではなく行事時数としてのカウントとなります。)

感心したのは、ある6年生の女子です。ソフトボール投げの補助をしていたのですが、この神対応に頭が下がる思いでした。

以下、1年生とのやり取りを書いてみます。

1年生にまずこう聞いたのです。

「お箸はふだんどっちでもつの?」

「・・・・」

もじもじしながら1年生のその子が左手を上げると

「そう?こっち?じゃあ、左手で投げようね!」

瞬時に左利きか右利きかを判断し、利き手で投げられるように配慮した言葉かけをしました。多分大人だったら、「右利き?左利き?」と機械的に聞いたことでしょう。もしくは、そんなことも聞かずに勝手に投げさせているかもしれません。(時間がないんだよ~~という理由で)

「こうやってつかんだら、エイやっと投げるんだよ。やってみようか。」言葉を駆使して説明します。

次に投げるときには、

「こうやってここから走って投げてもいいんだけど」と言いながら、サイドステップで助走をつける投げ方を伝授します。

「ピョン、ピョン、ビヨーンだよ。」と分かりやすい擬音語で教えてあげるのです。

そして投げた暁には、

「すごい!上手!よく頑張ったね!」とその場の補助についていたほかの6年女子たちも皆で拍手して褒めて記録してやるのです。たとえ、2,3メートルでポトンとその場に落ちてしまってもです。

この神対応を目のあたりにして、教育とは、人との関りとはこうあらねばならないと思いました。もちろん、すでに練習で1年生もきっと担任の先生から指導はしてもらっていたとは思いますが。

524人もの子供たちを抱え、日々の対応に苦労し、教科の指導に時間を割きたいのに違うことで時間をとられ、先生方の苦労もひとしおですが、今日のこの6年生の対応は目が覚める思いでした。

立派な子供たちの成長がうれしかったとともに、素直にそれを受け入れる子供の無限の可能性にも感動した私でした。

 

 

 こま学級 茂木クラス 粛々と明日の予定の確認中。

1年生 音楽 リズムで遊びましょう 手をたたいてリズムうち。

 

月曜日は、小中連携で、先生方は多摩中に出かけます。

この交流は、中学生の授業を参観した後、各分科会に分かれ、9年間を見通した児童・生徒の理解の共有化を図り小中学校の教育力の向上を図るために行われます。卒業生たちに会えるのも楽しみです。

 

明日の土曜日は、おやじの会の皆様、世話人会の保護者の皆様にお世話になりながら、各教室のエアコンの清掃を行います。どうぞよろしくお願いいたします。