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9月5日(月)その2 団長の目から海外派遣11

<団長の目から海外派遣事業を振り返る11> 8月26日(金)に、町中学生海外派遣団員が帰国してから、北中のホームページを利用して、「団長の目から海外派遣を振り返る」というタイトルで書き込みをしてまいりました。 今日は、「海外派遣に参加して」の私の感想や意見をまとめた総括を書いて、最終とさせていただきたいと思います。

〇 「Bula!」、そして「Big Smile」Fijianとの出会いから・・・・・・団長、総括を掲載します。   
●最初に、平成28年度高根沢町中学生海外派遣団が大きな成果を得て、全員が無事に帰町できたことを感謝申し上げます。

●さて、3回の事前研修会の中で・・・私を含めた引率者たちは、団員たちの顔やようす、性格などを確認しながら、多少の不安(3回の研修中、20名、全員そろった日がなかったことなど)もある中で、出発の8月21日(日)を迎えました。
     

●6日間の高根沢町中学生海外派遣事業(以下、海外派遣と言う)の中で、団長の目から感じた(考えた)ことを3点、書かせていただきます。

★1点目は、参加団員20名の素晴らしい態度と姿勢・・・はじめて海外に出る生徒がほとんどでした。海外では細心の注意を払っても、想定外の出来事や事件が起きます。団員全員が、「協働」の気持ちで動けるかがカギでした。
 3日目の朝、事件が起きました。朝食の集合時間に団員数名が姿を現さず、室内電話をかけても音信不通。呼び出し続けるとやっと寝ぼけた声が・・・。遅れた生徒たちに話を聞くと、日本では許されるくらいの理由でした。
ただしここは異国の地、「FIJI」です。私からは、時間前に集合している友達へ、謝罪をするように伝えました。
菊地補佐からも、「ここは外国です。約束やルールは必ず守っていきましょう。」と、全体に話もありました。 それ以降、高根沢町に到着するまで、注意を受ける団員はいませんでした。 
  

★2点目は、今回のプログラム(行程)・・・英語の語学研修と同時に、Fijianとの出会いや文化にふれ合える研修、地元中学生との交流学習、地球規模の環境(公害)の研修・体験など、盛りだくさんの内容でした。
団員生徒は、このプログラムの中で貴重な経験や体験をすることができました。
   

★3点目は、陽気で、世界中で1番笑顔が美しいと言われるFijian(フィジーの人々)に出会えたこと・・・「Big Smile」、会う人会う人に輝く笑顔を見せるFijianがとても印象的でした。
FIJIの人々は、日々、楽しく仕事をし、たくさん食べ、「カバ」を飲んで陽気に語り合いながら眠るというのが日課のようです。たくさんの明るいFijianに出会うことで、日ごとに団員たちも笑顔が多くなり、Happinessになっていきました。
 

●今回の海外派遣を経験できた生徒は・・・世界的な視野が広がり、語学への意慾もかき立てられたものと思います。将来、町のために県のために、日本のために、世界のために必ずや力を発揮してくれるものと期待しています。
   

● 最後に・・・このような機会を与えてくださいました高根沢町、町議会、町教育委員会、町国際交流協会等の皆様に感謝申し上げます。 Vinaka(「Vinaka」はFiji語で「ありがとう」)

******高根沢町の海外派遣団にお手伝いや御支援をいただきましたFIJI政府並びにFiji大使館、Fiji西ブロックの知事様、NADIの教育長様、OISCA、JTB、現地旅行社(ROSIE HOLIDAYS)のスタッフなどに感謝とお礼を申し上げます。 

9月5日(月)晴れ その1 校長室コラム「暑く湿度の高い一日」

<校長室コラム「暑く湿度の高い一日でした」> 自転車の走る速度ぐらいで進んでくる「台風12号」は、現在、長崎、福岡県を横切り日本海に出たようです。このまま、本州に沿って日本海を北上しそうです。 
関東地方への影響は、今週水曜日夜から木曜日にありそうです。


〇蒸し暑い一日でした・・・・・・朝から、秋の太陽が顔をのぞかせ、秋とは思えないような蒸し暑い一日になりました。 校庭や体育館内で、保体科の授業をやっていましたが、生徒たちは汗だくの中で動いていました。 
放課後、生徒会の専門委員会が行われました。各専門委員会ごとに、1学期の反省をすることになっています。
  

〇地区中体連新人大会に向けて・・・・・・地区新人大会は、2週間後の9月23日(金)と24日(土)の2日間で行われます。 大会に向けて、どの部活動も練習に熱が入ってきました。
団体戦で、人数不足の部活は、他の部活から選手の協力をお願いしたり、他校との合同チームで参加も考えています。
なお、地区水泳大会は、すでに終了していて、芝君が50m自由形と100mバタフライで優勝し県大会出場を決めています。 

〇行政講話の事前打ち合わせ・・・・・・本日、10時から「行政講話」に係る事前打ち合わせに4名の職員が来校しました。
来校したのは、栃木行政評価事務所の職員、森田業務係長と酒井行政調査官と町総務課の直井主査、鈴木伍郎町行政相談員でした。
10月4日(火)3校時に、3年生を対象に、行政のしくみや行政相談の内容、対応について、約45分の講話をいただきことになっています。 3年は社会科の公民の学習で参考になる内容と考えています。 
今年度は、同じ講話を阿久津中と県立高根沢高校の実施するそうです。

9月4日(日)その2 団長の目から海外派遣10

<団長の目から町中学生海外派遣を振り返る10> 今日は、行程5日目のOISCA(オイスカ)での活動について書きます。

〇シンガトカ町のOISCA FIJIの活動に協力する・・・・・・シンガトカ町は、宿泊地のNADI市からは車で1時間ぐらい南下した海沿いで、美しい「コーラル・コースト」がある人口約2万3000人ぐらいの町です。
●OISCA FIJIの研修施設・・・シンガトカ町の山の中に、施設と農場、田んぼ、畑が広がっていました。 ここで、Fijiの青年たちは約3ヶ月から6ヶ月間、農業研修をしながら指導技術と経営を学びます。研修を修了した青年たちは、地元にもどり「農業指導者」として、地域の農業の振興に貢献することになっています。 研修生徒の中には、日本の四国にあるOISCAに研修に来たり、筑波大学等の大学農学部に留学する青年もいます。
       

●公益財団法人OISCA JAPANとは・・・・・・すべての人々が、さまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り、育てようとする世界を目指して1961年に設立される。本部は日本に置き、現在34の国や地域に組織する国際NPO法人です。
農業開発や人材育成、海外開発協力、環境保全、子供の森作りなどを行っています。

●OISCA FIJI(シンガトカ町)での研修内容・・・・・・最初に、研修農場内の見学をしました。 日本の豚より2倍大きい豚の飼育のようすを見たり、牛を使って畑の開墾をしているようすなどを見ることができました。
その後、研修室に入り、研修所長代理のジュジュさんから講義(レクチャー)を受けました。「OISCA」の概要や活動内容(海の環境保全、公害への取り組み)などの話がありました。
その後、村の訪問や村民との昼食会にもOISCA職員も同行してくださいました。
昼食後、「コーラルコースト」に移動し、珊瑚の砂浜に「マングローブ」の移植の準備をしてくださいました。
今回、移植する「マングローブ」の苗木をOISCAは、「800本」用意してくださいました。約2時間かけて、スコップで砂浜に穴を掘る人、マングローブを移植する人、苗木を海辺まで運ぶ人、苗木の育苗ポットを集めて片付ける人など、役割を決めて、団員生徒とともに、OISCA職員、村人たち、添乗員や現地ガイドさんまで全員が参加して800本の苗木を移植することができました。
***移植した800本の「マングローブ」は5年後には2mぐらい成長し、10年(15年)先には、5mぐらいの成木になるということです。「OISCA」の研修所長代理のジュジュさんは、「是非、10年後に、このコーラルコーストを訪れ、マングローブの成長の姿をみてください。」と言っておられました。
         
***Mz Jocelyn L.Matunhay.(お世話いただいたジュジュさんへ)  
     Chief Representative OISCA Fiji.
Bula. Good evening.
It had been very kind by a visit of  Takanezawa-machi delegation.
I'll be thankful for attention of OISCA  and correspondence.
I'd like to ask coral Coast again about 10 or 15 years later to see growth of a transplanted mangrove.
Thank you very much. Vinaka.  Sincerly Mz JUJU San
       Head of Delegate in Takanezawa-machi   Toshio Gomibuchi

9月4日(日)晴れ その1 今週の行事予定表 

<今週の行事予定表> 今週の行事予定をお知らせします。 「台風12号」の影響は、今週の水曜日から木曜日にありそうです。
4日(日) 小山高専出前授業(10時30分から 県子ども総合科学館)

5日(月) 生徒会専門委員会  行政相談員来校(10時)  特別時間割  月曜①②③④⑤⑥  部活動18時終了・18時15分下校完了

6日(火) 赤ちゃんふれあい振り返りDVD試写(8時30分から 視聴覚室)  特別日課  火曜①②③④⑤⑥ 部活動18時終了・18時15分下校完了  

7日(水) 運営委員会  水曜②③④⑤①の順で  1年総合「環境講演会」(5校時 視聴覚室)  部活動18時終了・18時15分下校完了

8日(木) 木曜①②③④⑤⑥  部活動18時終了・18時15分下校完了

9日(金) 少年の主張地区大会 本校会場で開催(13時20分~ 体育館)  特別時間割  2年マイチャレンジ生徒事前打ち合わせ(⑤⑥校時)  金曜①②③④⑤⑥  部活動18時終了・18時15分下校完了  

10日(土) 特になし  

9月3日(土)その3 団長の目かr海外派遣を9

<団長の目から町中学生海外派遣事業を振り返る9「FIJIの学校制度」> 9回目の今日は、FIJI(フィジー)共和国の学校制度についてお話します。

〇FIJIの学校制度・・・・・・日本は6(小学校)・3(中学校)・3(高校)・4(大学)制です。義務教育は小・中学校まで。 さて、FIJIの学校制度は日本とは、大きく違います。

●Primary(プライマリー)・School(スクール)・・・8年制(Class1~8)です。日本では、小学校1年から中学2年までです。 入学金、授業料は無料です。制服代や教材費は保護者負担です。 
●Secondary(セコンダリー)・School・・・5年制(Form3~7)です。日本での中学3年から大学1年までです。 Form4終了で「認定試験」。試験に合格するとForm5へ進学し、文系と理系を選択します。 Form6~7の進級の時、「修了認定試験」。「修了認定試験」合格者は大学1年次が免除の扱いになります。 中等教育Form7を学ばなかった者は大学1年からはじめます。 これらの2回の「試験」に合格しないと大学に進学できません。進学できない生徒は専門学校へ進学します。 
●厳しい「試験」に合格した者のみが、大学に進学します。もちろん、大学の入学金や授業料もFIJI政府の方針で、無料だそうです。ただし、大学への進学率は低いようです。  
                                        

●今回、交流訪問した、サンベト・ディスクトリクト・スクールは、サンベト町立のPrimaryスクールでした。各学年1クラスの小規模校ですが、幼稚園が敷地内に併設。遠方の生徒には、「寄宿舎」も完備してありました。
広い敷地に、平屋建ての古い校舎が点在し、校庭は2つあり、1つはラグビー場でした。
NADI市の教育長の指示で、親和的・融和的に高根沢町の生徒たちに交流してくれていました。  

9月3日(土)その2 子育て・親育ちの眼「幸せになる口ぐせ」

<子育て・親育ちの眼「幸せになる口ぐせ」> 嫌なことがあったとき、あなたはどうしますか?

〇幸せになる口ぐせとは?・・・・・・嫌なことをいつまでも引きずる人もいますが、こんなふうに考える人もいます。例えば、「今日の嫌なことは、これでおしまい。」「朝から嫌なことの厄払いができた。」「これからは、きっと良いことが起こる。」など。
こんなふうな楽しい気分になれそうな言葉を自分に言って(聞かせて)みませんか?!
●幸せになることばを10個、列記します。
1「やったぁ!」   2「うれしい!」   3「楽しみ!」「Happy!」「Happiness!」   4「きっとうまくいく!」   5「おかげさまで!」   6「うん!そうだね!」   7「ゆっくり、ゆっくり」   8「いいめ!」   9「今が私のベスト!」「これがベスト!」   10「ありがとう」「ありがとうございます」
***私の口ぐせは3「Happiness!」「Happyです!」と、10「ありがとう!」かな? さて、あなたは?

9月3日(土)秋晴れ その1 校長室コラム「2年親子奉仕活動」

<校長室コラム「2年親子奉仕作業」> 朝のうちは、秋晴れでまだ気温が上がらない中で、奉仕作業が行われました。

〇2年親子奉仕作業・・・・・・朝、7時から8時までの1時間、2年生親子の奉仕作業が行われました。 ほとんどの生徒及び保護者が参加してくださいました。 前回参加できなかった3年生女子4名も参加してくれました。
作業内容は、校舎前の花壇と校庭東側の除草作業でした。 写真のように、2年生そして保護者の方々が、黙々と作業をしていただき、校庭がきれいになりました。「お世話になりました。」 

〇台風12号が九州に接近・・・・・・今夜から、明日、明後日まで台風からの雨と風の影響を受けそうです。「台風12号」はコンパクトな台風ですが、最大瞬間風速は50mぐらいあるようです。九州地方は今夜、十分に気をつけて身を守ってほしいです。

9月3日(土)秋晴れ その1 校長室コラム「2年親子奉仕活動」

<校長室コラム「2年親子奉仕作業」> 朝のうちは、秋晴れで、まだ気温が上がらない中で、奉仕作業が行われました。

〇2年親子奉仕作業・・・・・・朝、7時から8時までの1時間、2年生親子の奉仕作業が行われました。 ほとんどの生徒及び保護者が参加してくださいました。 前回参加できなかった3年生女子4名も参加してくれました。
作業内容は、校舎前の花壇と校庭東側の除草作業でした。 写真のように、2年生そして保護者の方々が、黙々と作業をしていただき、校庭がきれいになりました。「お世話になりました。」 
           

9月2日(金)その3 団長の目から海外派遣を8

<団長の目から町中学生海外派遣をr振り返る7> 「カバ」と言われて、何を思い浮かべますか? 私は最初に思い浮かべたのは、「動物園のカバ」でした。 しかし、FIJI(フィジー)の「カバ」は全然、違いました。
 

〇「カバ」の島FIJI・・・・・・「カバ」の説明をします。「カバ」とは、コショウ科の灌木の根を乾燥させ、細かく砕き水でこした飲み物です。 
●来客や来賓者があると、お土産に「カバの根」(4,5本まとめてしばったもの。約3000円ぐらいの値段)を持参します。
その来客や来賓のために、「カバの儀式」はどこの村でも学校でも家でも、とり行われます。 日本での「茶道」のようなものかもしれません。
●FIJIでは、「カバ」のことを「ヤンゴナ」と呼び、家や村では毎日のように「タノア」という木製の器に「カバ」を作り、円座になって順に「カバ」を入れたココナッツの皿を順に回しのみをします。 ただし、子どもは「カバ」は飲みません。
●私は海外派遣中に1回は訪問sた学校で、2回はレオネ先生のお友達と「カバ」に挑戦しました。色は茶色で無味無臭でした。「龍角散」に似たような味とも言われていますが、アルコール分は「0%」です。この「カバ」は鎮静作用があり、10杯、20杯と飲めば飲むほど心が落ち着き、ぐっすり眠れるようです。 ***FIJI人は、あまりお酒(高価で)は飲まないようです。
●「カバ」のルールとして、一番最初にその中の一番偉い人から飲んで皿を回し、最初に飲んだ人まで皿が回るまでは帰ることは許されないそうです。 
●「カバ(ヤンゴナ)」の中でも、一番味の良い良質のものがとれる場所は、レオネ先生のふるさと、「バツレレ島」だそうです。 
         

***私はお土産に、「カバ」の粉末を5000g買ってきましたが、100gで約300円から800円ぐらいで、価格には幅がありました。 
******私は体質的には「カバ」に合っているようです。2日間、2時間ぐらいの間に8杯~10杯「カバ」をいただいて、ベットに入ると熟睡できました。 逆に、小林先生は合わなかったようです。飲んだあと、体が真っ赤にほてり、次の日は気分が下がったままだったと言っていましたので・・・。 

9月2日(金)その2 子育て・親育ちの眼「してもらえる人」

<子育て・親育ちの眼「してもらえる人の心理」> あなたは、してあげることが好きですか? それとも、してもらうことが好きなタイプですか?  

〇してもらえる心理・・・・・・「なぜかまわりに助けられる人の心理術」という題名の本が気になり、買ってきました。 この本の作者は、テレビに時々登場するメンタリスト DaiGo(ダイゴ)さんです。
●ダイゴさんの考え方の基本形は、
1人は、相手が好きだから何かしてあげようと思う。
2人は、何かしてあげたから、その相手を好きになってしまう。
3好かれたいなら、上手に”してもらう” ことが大切。 ということです。
●この考え方は、家の中での母親と子どもの関係がこれに当てはまります。 
母親は、子どもが好きだからしてあげる。してあげているうちに子どもをより好きになっていく。子どもは、より親から好きになってもらおうと、上手にしてもらえるように振る舞おうとします。
●この考え方は、恋愛中の男と女。結婚した夫婦でも、同じ関係が起こります。 
●この本では、相手から、やってあげたいと思わせるテクニックを紹介しています。
たとえば、「相談する」「お世辞をつかう」「曖昧にお願いする」「急にだまる」「話の途中で目をそらす」などのテクニックがあるようです。 
***我が家では、7:3ぐらい「してもらっている」ように感じます。皆様のお家では、どうでしょうか? 参考文献 DaiGo著書 「なぜかまわりに助けられる人の心理術」 宝島社 2015年

9月2日(金)晴れ その1 校長室コラム「期末テスト終了」

<校長室コラム「期末テストが終わりました」> 暦は秋ですが、今日はまだ「夏の雲」が広がっています。 夏の暑さではありませんが、まだまだ「日焼け」しそうです。 


〇第1学期期末テストが終了しました・・・・・・期末テストは、技能教科も入って「9教科」のテストです。 2日間で、7時間、生徒たちはテストを受けていました。 じりじりと暑く、汗を拭きながらのテストではなく、エアコンのおかげで快適なテストとなりました。平均点も5点ぐらい上がりそうです・・・。
テストのようすを廊下から見ていて、学年によってはテスト開始から10分ぐらいで、「できない」とあきらめて、机にうつぶせになる生徒が数名いました。 今までの授業の記憶や復習した知識の糸口をさぐり、最後まで回答用紙を「全問うめる」くらいの意慾と気迫を期待したいです。
さて、来週、結果が出ます。できなかった問題の再確認をしてほしいです。
  

〇「丸窓」が気になります・・・・・・普通の学校の校舎では、見かけない「丸窓」が北中にあります。ご存じでしょうか?当時、設計者が何か意図があっての丸窓だったと思います。
私は、毎日校舎を回るとこの「丸窓」を除きます。「この風景の向こうには、何があるのかな?見えるのかな? 」と思いを巡らせます。 
 

9月1日(木)その3 団長の目から海外派遣を7

<団長の目から町中学生海外派遣事業を振り返る7> 今回の「高根沢町の海外派遣プログラム」とFIJI(フィジー)政府との関係をコメントしたいと思います。
〇高根沢町の今回のプログラムとFIJIの関係・・・・・・昨年度からスタートした「高根沢町中学生海外派遣事業」には、FIJI政府は、大きな期待と希望を持っています。
その表れが、2日目の夕食時にコミッショナー・ウェスタン(FIJI西地区のトップ)であるマナサ知事が多忙な公務を割いて団員生徒たちに歓迎のあいさつに来られました。ゆっくりとした英語で、3分ぐらいのスピーチをいただきました。知事が来られたこの日は、「公休日」となり首都スバ市で7人制ラグビーチーム金メダルの祝賀会を開催していた時でした。日本の高根沢町の中学生の来訪を政府が第1に考えている証拠のように感じました。
           

●海外派遣3日目の夜、NADI(ナンディ)市の教育長と学校訪問した市内サンベト・ディスクリクト・スクールの校長の2人が宿泊しているホテルに来られました。理由は、今回の学校訪問での高根沢生徒との交流プログラムについて、レオーネ先生と「カバ」を飲みながら、反省と検討をしたいということでした。 ナンディ市の教育長さんは、レオーネ先生がFIJIのハイスクールで教頭していたときの優秀な部下だったそうです。 私は、ロビーで御挨拶のみさせていただきましたが、2時間ぐらい、3人で「カバ・パーティ」が続いていました。 

***FIJIでは、お酒の代わりに、「カバの根」の粉を水で溶いた「カバ」を10杯、20杯と飲み交わすのが風習のようです。教育長が入って交流プログラムの検証及び、今後、高根沢のプログラムがスタンダード・プログラムとして、日本各地の市町村、中学、高校に紹介していくそうです。  

9月1日(木)その2 子育て・親育ちの眼「いじめ・・・」

<子育て・親育ちの眼「いじめから自殺事件が続いています」> 新聞には、毎日のように、いじめを苦に自殺した生徒の記事が掲載されています。
〇産経抄(H28,8,3産経新聞1面)の記事に・・・・・・「産経抄」の記事を要約すると、世界的ピアニスト、フジコ・ヘミングさんは、スウェーデンの父と日本人の母の間に生まれた。ヘミングさんは、幼少期に日本でもスウェーデンでもいじめに遭っている。10年分の日記を読み返すと、楽しく思ったことが5日くらいあったそうだ。
●「綺麗な死に方すらできないけど、楽しい時もありました」これは公開された女子生徒がスマフォに保存された遺書の一節です。 青森市の中学2年女子が駅のホームから飛び込み死亡しました。
●少女は、同級生から無視されたり暴言をはかれたりするいじめを受けていた。少女は、2学期の始業式の翌日に亡くなった。 別の中1の男子生徒は、始業式の3日前に自殺している。
●ヘミングさんの著書の中に、「越えられない試練はない。ただ、渦中にいるときは人はそのことに気づかない。」 「いつか越えられる。とにかく生き延びてほしい。いじめに苦しむ子供たちに、これだけは言いたい」と。 
***川崎、そして埼玉で、男子生徒を殴り、川沈めて死亡させるような事件も起きています。いじめや暴力のない子供たちの世界を作っていくのが、今の大人の役割だと考えています。

9月1日(木)晴れ その1 校長室コラム「期末テスト1日目」

<校長室コラム「期末テスト1日目」> 今日から9月に突入します。今年度も折り返し地点に近づいています。 9月1日は「防災の日」です。「備えあれば憂いなし」と言われます。お家の中に、防災グッズを備えてあるでしょうか・・・。
  

〇期末テスト1日目・・・・・・今日から、「期末テスト」がはじまります。夏休み中、どれだけ復習ができたでしょうか?! 9教科を技能教科は抱き合わせて、今日4時間、明日3時間の7時間で実施します。 教科数が多いので、ポイントを押さえて短時間集中方式で、テスト範囲の確認をしてください。
  

〇昼休み、図書室に行くと・・・・・・今日は図書室が開放しているので、ようすを見に行きました。私の予想に反して、来室する生徒は係の生徒以外は、数名でした。多くの生徒は、各教室で「テスト勉強」をしていたのかもしれません。係の先生の話では、「新着図書も入っているので、多くの生徒の来室を待っています。」とのことでした。  
  

8月31日(水)その3団長の目から海外派遣を6

<団長の目から海外派遣を振り返る6> 今日は、海外派遣で出会ったたくさんのFIJI(フィジー)人の気質についてお話します。

〇FIJI人の気質、特徴などについて・・・・・・引率した町ALTのレオーネ先生のふるさとは、FIJI共和国の首都スバ市のあるビチレブ島の南、バツレレ島です。 ビチレブ島からバツレブ島まで、船で約4時間かかるそうです。
レオーネ先生と6日間、一緒に行動させていただき、FIJI人の面白い、驚くべき性格や気質が分かりました。
1 FIJI人は子だくさん・・・レオーネ先生も含めて、FIJI人は子だくさんで10名以上います。新政府の政策で、病院の治療費は無料。出産費用も無料です。小学校から大学まで授業料も無料ということで、FIJIでは、多くの子どもが育てられる環境があります。

2 FIJI人はFIJI語が話せる人は皆、兄弟?!・・・NADI(ナンディ)空港に到着して、最初に驚いたのは、誰でも誰にでも「BULA(ブラ)」(こんにちは)が飛び交います。
レオーネ先生の話では、「FIJI語が話せる人は、皆、兄弟姉妹です。」と言っていました。レオーネ先生は、市内で会う人、会う人、「BULA、BULA」と挨拶をしながら、親しげに話をします。「レオーネ先生、親戚ですか?」と尋ねると、「いいえ。」「でも、FIJI人はみんな親戚です」と応えます。 
環境プログラムの修了証を頂いたマナ島の「Mana Island Resort &Spa」 で働いているの日本人の「CHIKAKO」さんの話では、「FIJIでは、従兄弟まで兄弟姉妹なんですよ」と言っていました。 
また、レオーネ先生のふるさと「バツレレ島」では、島の人は「皆、親戚」という考え方があるようです。 FIJIのは、昔の日本の「村」意識や江戸時代長屋の「向こう三軒両隣」の意識が強く残っている気質が残っているようです。

3 毎日、たくさん食べて楽しく生きる・・・FIJI人を見ていると、失礼ですが5人に3人ぐらいが体格がよくお腹周りが太い人が多いように感じました。 レオーネ先生は、FIJI人は「たくさん食べて、夜はカバを飲み、眠る」と、言っていました。 毎日、成人病など気にせずに、楽しくたくさん食べて一生を終えると言うような考え方がFIJI人もはあるように感じました。 

4 笑顔は世界一・・・「FIJI人の笑顔は世界一」と言われます。 FIJIの笑顔は、「Big Smile」と言われるくらい、こころの底から顔いっぱいにうれしさを表します。 日本人には、真似のできないSmileでした。
 
5 バイリンガル(Bilingual)なFIJI人・・・イギリスの植民地になっていたFIJIですが、このために主要言語が英語とFIJI語とインド語の3言語です。 小学校から、小・中学校では教科担任は英語で授業し、インド語を第二言語で学びます。 休み時間は、友達とはFIJI語です。 Bilingualな人間に教育することで、FIJI人は、アメリカや西欧、日本を含む東南アジアに留学するとか職業を見つけて、世界で活躍しています。  
     

8月31日(水)その2 校長室コラム「エアコンの中で」

<校長室コラム「エアコンで、集中して授業ができています」> 昨日は、台風で「臨時休業」でした。 授業(登校)再開して、今日が2日目になります。 新聞でご存じのことと思いますが、町のホームページの書き込みに、「明日、北小学校を爆破する」という内容のメールが入りました。昨夜から北小は厳戒態勢で警備、巡回が行われ、児童は今日も「休業」となってしまいました。 警察の方でも、詳細な操作と取り調べが行われています。

〇今日は、集中して授業ができています・・・・・・長期休み明けで、授業への参加態度を少し気がかりでしたが、設置されたエアコンのおかげて「室温27度」の快適な環境の中で、ほとんどの生徒たちは授業にも集中して参加していました。
3年生は、来年1月からの私立高校、県立高校の受験(受検)に向けて半数以上の生徒が舵取りできましたが、未だ気持ちや体勢が「入試バージョン」に入れない生徒も少なからずいます。お家でも、お話いただけると幸いです。 
スポーツの世界では、「練習は嘘をつかない」という言葉がありますが、入試では「やれるときに、集中して勉強する」というのが基本だと私は考えています。
   

〇今回、設置のエアコンについて・・・・・・今回、設置していただきましたエアコンは省エネ(エコ)設設計で、深夜電力を利用して室外機の中に「氷」を作るそうです。 スイッチを入れると、その「氷」のところに風を通して冷えた風が室内機から送風される仕組みです。 今月は、設置されたエアコンを使用して、ひと月の電気代を算出したいと考えています。 
ただし、「氷」を作る室外機が縦・横大きくスペースをとり、自転車小屋付近の生徒を見通せる視界が狭くなったのが問題です。 
   

8月31日(水)その1 2学年だより「第6号発行」

<第2学年だより「第6号発行」> 雑節の一つ。本日、8月31日は「二百十日」です。立春から数えて二百十日目。この日前後には「台風」が多いと言われてきました。 「台風10号」は昨日、岩手県を縦断しましたが、東北から北海道にかけて大きな被害が出ています。

〇第2学年だより第6号・・・・・・本日、紙ベースの「2学年だより」は、お子さんをとおして配布させていただきました。 下の「pdf」をクリックすると、拡大してご覧いただけます。
 第2学年だより第6号.JPG

8月30日(火)その3 団長の目から海外派遣を5

<団長の目から町中学生海外派遣事業を5> 今日は、団員が訪問したFIJI共和国について話をします。
〇FIJI共和国、ご存じですか?・・・・・・FIJI共和国は、南太平洋諸島の中のひとつの国です。
1966年に出版された森村 桂の旅行記「天国にいちばん近い島」で、南太平洋のニューカレドニア(FIJIの隣の島)が紹介されました。その後、森村桂の作品を原作に1968年、映画「天国に一番近い島」が放映されました。主役が原田知世でした。この頃から、日本人を含めた外国人観光客が、南太平洋の島々に訪れるようになりました。 現在、年間60万人以上の外国人が観光に訪れています。 
***私の知り合い2人は、20年以上前に、新婚旅行先は「FIJI」でした。
      

〇FIJIの歴史・・・・・・南太平洋の島々の中でも、最も古くから人が入居した島の一つでした。1800年代には、部族間の争いが続きます。1874年、FIJIは英国の植民地になります。この時、特産の「サトウキビ」労働のために約6万人のインド人が入植します。 インド人の入植で、現在はFIJI総人口の約5割が「FIJI人」。約4割が「インド人」。その他アジア系など「1割」が住んでいます。 
1987年以降、相次ぐ「クーデター」が起こり、1997年「新憲法」公布。2007年に新政府が出来上がりました。 

8月30日(火)その2 子育て・親育ちの眼「将来の職業?」

<子育て・親育ちの眼「将来どんな職業を希望しますか?」> 昨日の「全校集会」での私の話で、「夢・実現」という新たなMISSIONを示しました。 北中の生徒たちが、将来、どのような職業を夢見ているのでしょうか? 小6の「卒業文集」の中には、「将来の職業」というコーナーを設けて、子どもたちが職業を書いていますが、北中の生徒たちはどのような職業を書いたでしょうか? 

〇年収から見た男の職業・・・・・・6年前の厚生労働省「賃金センサス」(2010年調査)で、男性の職種別月給与の上位10と下位10の一覧がありました。 6年前で、古い資料なので現在は変化があると思いますが、将来の職業の参考にしてなればと思います。
●男性職種給与上位ベスト10・・・1航空機操縦士(88,4万円)  2医師(82,9万円)  3大学教授(67,6万円)  4大学准教授(53,9万円)  5大学講師(49,0万円)  6高等学校教員(45,4万円)  7自然科学系研究者(41,5万円)  8薬剤師(39,7万円)  9記者(38,6万円)  10一級建築士(37,7万円) だそうです。
***6年前の資料ですので、信憑性に欠くように思いますが、職業は給与だけではなく内容や働く満足感、充実感などからも選択していってほしいです。  参考文献プレジデント社「プレジデント」(2016,8,29号)20,21ページから引用

8月30日(火)雨のち晴れ その1 校長室コラム「臨時休業」

<校長室コラム「台風のために臨時休業になりました」> 昨日、1学期後半スタートの出鼻をくじかれる「迷走」ではなく「迷惑台風10号」でした。 

〇臨時休業・・・・・・今日は、下野新聞によると、県内12市町、小中287校が「臨時休業」の対応をしました。朝は、風と時折、横なぐりの雨が降ったり止んだりしていました。11時30分には、晴れ間も出るような天気でした。
職員は、12時から14時にかけて、学区内の巡回を行いましたが、外で遊んでいる生徒は一人もいなかったという報告を受けました。 私の「携帯一斉メール」配信の内容のとおり、期末テストの勉強を終日、やっていてくれたものと嬉しく思います。
職員たちは、今日の予定していた授業がなくなり、「期末テスト」の問題作りなどをしていました。 

〇転入生が1名ありました・・・・・・8月29日(月)から、2年1組に女子1名Aさんが転入しました。 担任の山下先生の話では、前向きで意欲のある生徒です。これからの活躍を期待しています。