校長の独り言

校長の独り言

時の記念日

 『日本書紀』の天智天皇10年(西暦671年)4月25日の項に「漏刻(ろうこく:水時計のこと)を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す」とあり、天智天皇が水時計を置いて、鐘やつづみで人々に時刻を知らせた記述がみられます。4月25日を新暦にあてると、6月10日になります
 時の記念日は、水時計を使って日本で初めて時刻が定められたのを記念する日です。

 昨年度の「文集かみたか52号」でもご紹介しましたが、「時の記念日」に寄せて掲載させていただきます。

 

一秒の言葉
          小泉 吉宏


 「はじめまして」
 この一秒ほどの短い言葉に、
 一生のときめきをかんじることがある。

 「ありがとう」
 この一秒ほどの短い言葉に、
 人のやさしさを知ることがある。

 「がんばって」
 この一秒ほどの短い言葉で、
 勇気がよみがえってくることがある。

 「おめでとう」
 この一秒ほどの短い言葉で、
 しあわせにあふれることがある。

 「ごめんなさい」
 この一秒ほどの短い言葉に、
 人の弱さをみることがある。

 「さようなら」
 この一秒ほどの短い言葉が、
 一生の別れになる時がある。

 一秒に喜び、一秒に泣く。
 一生懸命、一秒

芒種

 今日は、二十四節気のひとつ「芒種」です。稲や麦など、芒(のぎ=穂の針のような突起)のあるような穀物の刈取りや田植えを始める時期ということですが、現代の種まきは、これよりずっと早い時期に行いますね。次第に梅雨めいてきて、蒸し暑く感じるようになる頃ではありますが、本日は季節を逆戻りして寒く感じるくらいです。

 校庭のコキアは、緑色です。

衣替え

 本日、6月1日は「衣替え」です。

 「衣替え」といっても最近は気温の乱高下が激しく、ゴールデンウィークごろから早々に半袖となることもあり、「クールビズ」も5月からというところも多いのではないでしょうか。そのため「この日から夏装束に変わる」と言われてもピンとこないかもしれません。

 掲示物も、6月仕様となりました。