算数学び合い

算数学び合い

9月10日(月)6年 算数「比と比の値」

 6年算数 単元「比と比の値」
 問題
 「ミルクティを1200mLつくろうと思います。牛乳と紅茶を3:5の割合で混ぜるとき、牛乳は何mL必要ですか。」

 学級全体での見通し
・線分図を使って(牛乳が3、紅茶が5の割合のとき、全体は8と見ることができる。)
・関係図、X(エックス)を使う、比の性質を使う

 学び合う姿
・グループ内ですぐに算数トークする。
頭を寄せ合って、対話している。
分からないことや疑問を伝えている。
分からない友達へ説明することで、理解が深まっている。
    

9月4日(火)1年 10よりおおきいかず

 「10と7で17」のように、10より大きな数について学習しました。
 今日は、全体での学び合いで、友達が20までの数をホワイトボードに書き、その数をブロックを動かしてつくりました。
 例えば、目絵の問題の数、15から18をつくるとき、友達がどのようにブロックを操作しているか、考えながらよく見ていました。
 子供たちは、前で操作がしたくて積極的に手を上げていました。
  

5月7日(月)1・3・5年 算数学び合いの授業 

 1年生は、算数で、「1から10でげえむをしよう」をめあてに、学び合いの授業を行いました。子供たちは、黒板の前に集まり、友達の考えに付け足しをしてよりよい考えをつくっていきました。1年生の学習でも友達の考えに自分の考えを「つなぐ」ことを意識して取り組んでいます。
 

 3年生は、算数で、「〇分前の時刻を求めよう。」をめあてに、学び合いの授業を行いました。グループで算数トークをしながら「11時10分の30分前の時刻」を考えていました。算数トークをしてから発表するので、手を上げる子供たちも増えてきました。
 

 5年生は、算数で「代金は、長さに比例しているか調べよう。」をめあてに、学び合いの授業を行いました。グループで算数トークをしているので、自信をもって自分の考えを発表する子も増えてきました。
 

4月23日(月)5年「複合図形の体積の求め方」

 5年算数「もののかさの表し方」複合体積を求める学習を「工夫して体積を求めよう。」をめあてに取り組みました。
 グループで算数トークをして、どのように体積を求めたらよいか、見通しを立ててから、体積を求めました。
 学級全体の学び合いでは、発表する人が「前に出ます。」と声をかけると、「お願いします。」とつなぎ、挙手も増えてきました。
 主体的・対話的な学びを先生と子供たちで築いています。
   

2月15日(木)主体的・協働的学びを実現する算数の授業づくり

 校内研修で、横浜国立大学教育学部教授 石田淳一先生をお招きして、「主体的・協働的学びを実現する算数の授業づくり」について学びました。

 主体的・対話的学びを育てる授業づくりのポイント
1 学び合いの教室空間
2 能動的問題把握を促す問題提示
3 グループ学習の取り入れ方を考える
4 算数相談、算数トークが自然にできる指導
5 子供が授業を進める学び合いの指導
6 聴き方・話し方の指導
7 解放の取り上げ方と全員参加の話合い
8 つなぐことを促す教師の働きかけ
9 子供がまとめをつくる指導
10 学びが実感できる振り返りの指導


 これらの内容については、石田淳一・神田恵子共著 「学び合い」の算数授業アクティブ・ラーニング」 (2016年 明治図書)に詳しく書かれていますので、ご紹介します。
 

1月29日(月)授業研究会

 3年2組の研究授業について、塩谷町学力向上推進委員会の先生方と校内の先生方で授業研究会を行いました。
 [よかった点]
◎ 導入で、ICTの活用(身近な校庭の木の映像を示したこと)で、課題が分かりやすくなった。
◎ グループでの話合いで、自分の考えを出し合っていた。
◎ ノートを見開き2ページで、使っている。
◎ グループ活動が、主体的・対話的な学びにつながっていた。
  

1月29日(月)3年・研究授業

 5校時、3年2組で算数「間の数に目を向けて」の研究授業を行いました。
 子供たちは、自力で考えた後、グループで話し合い、考えをまとめていきました。
 子供たちは、自分の考えを友達に伝え、友達の考えを聴きながら問題を解決しました。
 多くの先生方が参観しての授業で、子供たちも緊張していましたが、グループで学び合いながら授業を進めたので、授業が終わった後、「楽しかった。」「超楽しかった。」という声が聞こえてきました。
    

1月26日(金)5年・算数学び合い

 5年生の算数で、他校の学び合いの授業のビデオを見て、今までの授業との違いを学びました。
 その後、「面積の求め方を考えよう」の発展学習として、「くさび形の面積を求める公式をつくろう」をめあてにして、友達と学び合いながら学習を進めました。
 学級全体での学び合いでも、グループで相談しながら、友達の考えや意見をつなごうとしたり、自分の考えに対して、みんなに「つないでください。」と声をかけたりして、主体的に学ぶ姿が出てきました
 

1月16日(火)6年くさび形の面積の児童のふり返り

            6年 「くさび形の面積」の児童の振り返り

                                                     
        太字は、「学び合い」についての振り返り
 児童1
  ぼくは、前に出て発表するのが苦手でした。けれど、前に出て発表するのは楽しいということが分かってきました。
 そして、みんなの発表をつなぐことがすごく大切なんだということが伝わってきました。これからはみんなの発表をつないでいったり、前に出て、みんなに聞こえるように大きな声で発表したりしていきたいと思います。
 算数の授業が楽しくできてとてもよかったです。ありがとうございました。

 児童2
 今日の算数の授業で、今までの算数の授業にはない経験をし、うれしかったです。経験したことを算数の授業に生かしていきたいと思いました。
 算数の授業で難しいところもあったけれど、グループの人といっしょに解けてよかったです

 児童3
 くさび形の面積を求める式はすぐできたのですが、公式を導き出すのがなかなか難しかったです。
 授業中、机をずっとグループのままにしていたのは初めてだったので楽しかったです

  児童4
 校長先生や大学の先生と授業をして、お客さんが約80名いたのでとても緊張しました。
 一度も手が上げられなかったのは残念だったけれど、グループ内ではたくさん意見を出せたのでよかったです
 大学の先生から授業を受けることは、あまり多くないと思うので、この経験を忘れずに、これからも算数に生かしていきたいと思います。
  児童5
 お客さんがたくさん来ていて、とてもきんちょうしました。
 くさび形の面積を求めたとき、難しかったけど、グループの人と自分の考えを話して、いっしょに考えることができました
 くさび形の面積を求める公式は、ひし形と同じ公式だということが分かって驚きました。
 積極的に手を挙げて発表することはできなかったので、これからは積極的にできるようにしたいです。

 児童6 
  最初は、分からなかったけど、みんなに教えてもらえたのでできました
 くさび形の面積を求める公式が、最後に納得できたのでとてもよかったです。

 児童7
  今までは、意見があまり出なかったが、今回の授業は、たくさん意見が出ていました。また、グループでやることで、分からないことや難しいところの確認もできました
 今回の授業をきっかけにして、自分の意見をしっかり言えるようにしていきたいです。

 児童8
 自分で考えていただけでは、友達のつくった式は気付かなかった部分もあってみんなはすごいと思いました
 積極的に手を挙げ、意見を言うことが大切だと分かりました。
 友達に聞くだけでなく、自分の考えを一つでももつことがよいことを知って
、一歩前に進んだ気がしました。

 児童9
 面積の問題を解くだけだと思っていたけれど、、公式をつくるということを聞いてびっくりしました。公式をつくるとき、苦労したのは、式を簡単にすることです。長すぎるとだめなので、グループのみんなでたくさん話し合いました
 いい経験ができてうれしかったです。

1月16日(火)石田淳一先生の講演


 5校時の提案授業の後、図書室で、約80名の先生方が、横浜国立大学教育学部教授 石田 淳一先生の講演を聴きました。
 演題「算数科における主体的・対話的で深い学びの授業づくり」
 
1 講演の主な内容
 「5年 小数÷小数」と「5年 混み具合」の授業実践例をビデオで見ながら、「学び合い」の授業づくりについてお話していただきました。
 一部紹介します。

  なぜ協同学習か
①協力して解決することでチーム力が育つ。
②仲間の発言を聴くことが自分の考えを変容させるのに役立つ。
③仲間を助けたり、支えたり、助けてもらったりする経験ができる。
④分からないことが分かるようになる場として、グループ学習がクラス全体の話合いの場より有効である。
⑤コミュニケーションを育てる場になる。