日誌

モンシロチョウの観察

モンシロチョウのよう虫(5月18日 くもり)

 モンシロチョウのよう虫はまた大きくなり、食べるりょうもずいぶんふえました。
 あげるえさもふやしています。
 ふんもたくさんします。古くなったキャベツのにおいがします。


 NHKのビデオなどでは、動き回ってもりもりえさを食べるようすがうつっていますが、じっさいには、一日のほとんどの時間は、動かないでじっとしています。
 ねているのかも知れないし、おなかがいっぱいで休んでいるのかも知れません。
 
 一番大きいよう虫の大きさをはかると、長さは1cm8mmくらい、太さは2mmくらいです。

 色は黄みどり色で、前より色がこくなりました。
 

 えんぴつとくらべると、このくらいの大きさです。
 さいしょにくらべると、何ばいにも大きくなりました。
 ふん1こだけでも、さいしょのたまごよりずっと大きいです。
 

 小さめのよう虫が、かわをぬいでいるところを見つけました。
 右がわ、おしりの方にあるのが、ぬぐとちゅうのかわです。
 モンシロチョウのよう虫はどんどん大きくなりますが、そのとちゅうで、きつくなったかわをぬぎます。
 人間は、きつくなったふくは新しいものにかえますが、かわをぬいだりはしませんね。人間と虫のちがうところです。
 
 モンシロチョウのよう虫がかわをぬぐようすが、NHK for Schoolにあります。
 生まれてからのようすがまとめてしょうかいされています。(2分9びょう)

モンシロチョウのよう虫
 
 ビデオでは、あっというまにかわをぬいでいますが、じっさいにはもっとずっと時間がかかるようです。
 上のしゃしんのよう虫をじっと見ていましたが、なかなかぬぎおわりませんでした。
 NHKのビデオは、早おくりしているのかも知れません。
 
 モンシロチョウのよう虫のように、みどり色のよう虫のことを、とくに「青虫」といいます。
 
 絵本「はらぺこ あおむし」に出てくる「あおむし」は、りんごやいちご、チーズやソーセージやキャンディーなど、いろいろなものを食べます。
 でも、じっさいのモンシロチョウのよう虫は、キャベツや、そのなかま(アブラナ、はくさい、ブロッコリーなど)しか食べません。
 また、アゲハチョウのよう虫は、モンシロチョウとはちがって、キャベツなどは食べません。そのかわり、ミカンや、そのなかまのはを食べます。
 虫によって、食べるものがきまっているのです。
 
「はらぺこ あおむし」のおなかがいたくなったのは、本当のえさとはちがうものを食べたせいなのかも知れませんね。