日誌

「校外学習(日光・足尾方面)」(6年生)

秋の深まりが感じられ、校庭の樹木にも紅葉が見られるようになってきました。そんな中6年生は、先週10月23日(金)に社会科の校外学習で、紅葉まっただ中の「日光東照宮」と「足尾銅山」に行ってきました。

まず、日光東照宮を見学し、郷土の歴史や徳川幕府の世界にふれ、江戸時代の社会や文化、政治について学びました。

やや小雨が降る中でしたが、紅葉の見頃を迎えた秋の日光も趣がありなかなか良いものです。残念ながら“陽明門”は修復のためシートで覆われていましたが、周囲の紅葉と寺社仏閣が一体となって作りだす世界遺産「日光」は、荘厳な雰囲気が漂っていました。せっかくなので、奥の院まで足を伸ばし、徳川家康公が祀られているお墓にお参りをしてきました。

「足尾銅山観光」は、銅鉱石の採掘が江戸時代から昭和まで続き、400年の歴史を誇るもので、かつて“日本一の鉱都”と呼ばれ大いに栄えた足尾銅山の坑内観光施設です。施設では、トロッコ電車に乗って坑道に入っていくと、当時の辛く厳しい鉱石採掘の様子が年代ごとにリアルな人形で再現されていました。また、銅資料館などでは、鉱石から銅になるまでの過程などが展示されており、日本の近代化を支えた足尾銅山の歴史や役割を知り、環境問題や自然の大切さについて学びました。