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ノート・レポート くじらぐも

 1年生の国語の教科書には、「くじらぐも」という物語が載っています。もう20年以上、読み続けられてきた教材です。物語では、1年生のクラス全員が主人公です。クジラに似た雲を見付けて呼びかけたら、くじらぐもから「こっちへおいでよ」と誘われて、みんなで高くジャンプをして雲の上に乗るお話です。
 1年生の教室をのぞくと、くじらぐもが黒板に浮かんでいました。

 くじらぐもに乗って楽しく遊ぶ自分を想像しながら、自分の分身を作っていました。

 さあ、それをくじらぐもに載せます。「もっと高く」とくじらぐもも応援しています。全員が乗れるかな?

 無事、みんな乗ることができたようです。では、いよいよ空高く浮かんでいきます。

 教室の天井近くで浮かんでいます。分身の自分が、自分たちを見下ろしています。
「勉強頑張れ」といっているのかもしれませんね。

 さて、いよいよ「くじらぐも」ともさよならの時間です。子どもたちは学習の最後に「くじらぐも」に最後に伝える言葉を考えていました。実際に外に出て、空に浮かぶ雲に向かって「またきてね」と呼びかけていました。