木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

12月15日(火)

 4月に本校に着任し約9ヶ月がたちますが,驚いていることがあります。それは「表彰(受賞)」される生徒の多さです。もちろんどこの学校のどの学年でも運動系の部活動等の表彰はありますが,それ以外の「へ~そうなんだ・・・」「凄いね~」と驚かされる表彰が本当に多いのです。そのたびに生徒の頑張りを本HPでも紹介していきたいと思います。
 下の4コマ作品は「広げよう情報モラル・セキュリティーコンクール」において受賞した「林 知花さん(3年生)」の作品です。この作品が「千葉県警察本部サイバー犯罪対策課長賞」に見事輝きましたのでご紹介しました。

12月14日(月)

 気づけば12月も中旬です。何となく世の中がせわしなくなってくるのもこの頃からでしょうか。「年賀状書かなきゃ~」「大掃除の準備をしなくては・・・」などと。
 さて12日(土)は保護者会・新入生保護者会が行われ,そんな師走のせわしない中多くの保護者の皆さんに来ていただきました。ありがとうございました。その中で行われた「情報モラル教室」はいかがだったでしょうか。講師の先生と生徒たちとのやりとりの中で「初めて聞く言葉」が多くなかったですか?職業柄私も「情報モラル」については十分わかっているつもりでいましたが,それでも「知らない(新しい)言葉」がたくさんありました。皆さんはどうだったでしょう? 例えば講師の先生が「みんなの中で○○やってる人?」って知らない言葉を投げかければ,ほとんどの生徒たちには通じていて多くの生徒が「はい!」と手を挙げる。そして講師の先生は「え~!それ危険だよ!」なんて場面が多々ありましたよね。話に入っていけないのは我々大人だけ・・・
 このように大人が知らないところで子供たちはスマホや携帯電話を使いこなし,世間の危ない罠に接しているということを,まず大人は認識しなくてはなりません。そもそも子供たちが携帯電話やスマホを買うことはできません。親が買い与えた物だということを,我々子を持つ親は絶対に忘れてはいけないのです。私も3人の子を持つ親,早速スマホや携帯電話について話しました。子供たちにとって都合の悪い話(?)は適当に相づちを打ってまともに話を聞いていないそぶりを見せますが,何回も繰り返すことが大切です。必ず心に残っているものです。それが親の言葉ではないでしょうか。
 世の中便利になれば便利になるほど,人として一人一人の倫理観・道徳心が大切だと改めて考えさせられました。

PS:明日は12月の集金日です。ご協力お願いします。

12月12日(土)

 昨日は「師走の嵐」というか何というか,天気に翻弄された一日でしたね。台風並みの豪雨と暴風,そして低気圧が通過したかと思えば,季節外れの南風が入り25℃近くまで気温が上昇・・・これもエルニーニョ現象の影響なのでしょうか。この時期強風や豪雨に耐えられないのが「枯れ葉」でしょう。昨日のような天気が通り過ぎれば一気に枯れ葉が耐えきれず落ち葉となり,冬色を彩ります。そんな情緒豊かな落ち葉ですが,学校ではなかなかそうも言ってられません。まして翌日(今日)に保護者会が控えているともなれば必死です。「せめてここだけは!」と頑張ってほうきを握るも,何しろ雨の後の落ち葉となれば,一筋縄ではありません。業務員の佐藤さんと手にまめができるほど掃いても掃いても,そのそばからケヤキの落ち葉が・・・ 放課後にはバスケ部をはじめ生徒も手伝ってくれました。何とかきれいになりました! って言いたいところですが,今朝はまた新たな落ち葉が~ まあこれも冬の風物詩ということでこのあとほうきを握ろうと思います。
 さて昨日の気温のせいでしょうか,以前ご紹介した花壇に植えた「芝桜」ですが,可愛らしい花を見つけました。あまりの暖かさに「春」と間違えてしまったのでしょうか。
 
PS:本日なんとかグランドも回復する模様です。お車で保護者会にご参加の方は,グランドをご利用ください。

12月11日(金)

 久しぶりの雨。このところ風邪による欠席が増えてきたので、乾燥しきった空気には良いお湿りになりました。しかし明日の保護者会が心配です。明日の天気予報は「晴れ」。今日も午後からは雨が上がり北風が強く吹く予報ですが,どこまでグランド(保護者会の駐車場)が回復するかは北風次第です。一応いつものように「松の木資材置き場」を駐車場としてお借りしていますが,駐車可能な台数はごくわずか。明日の保護者会は,「新入生保護者説明会」も一部兼ねていますので,相当な人数(台数)が来校する見込みです。せっかくきても「車が止められない~!」なんてことも十分にあり得ますので,できる限り「お車は乗り合わせ」か,「徒歩」「自転車」でご来校くださるようお願いします。たまには生徒と同じ通学路を歩いて学校まで来るのも,新しい発見があるかもしれませんね。
 ご協力お願いします。

12月10日(木)

 
 おはようございます。今朝はあまりにも「朝やけ」がきれいだったので,つい写真を撮ってみました。理屈では太陽の光が大気圏に届き,プリズムの原理のように赤色が強く届いているタイミングだからということはわかっていても不思議ですね。
 不思議(?)といえば,この地球を取り巻く大宇宙については未知のことだらけで現在も宇宙開発など研究が進んでいます。そんな中,日本の金星探査機「あかつき」が金星を回る軌道への投入に成功したとJAXA(宇宙航空研究開発機構)が発表して話題になりました。日本の惑星探査機が惑星の周回軌道への投入に成功したのは今回が初めてです。アメリカやロシアをはじめ,日本など世界中で宇宙開発や研究が進んでいますが,月や火星や金星や土星・・・太陽系に限られています。でも太陽のような恒星は宇宙には限りなくあり,小宇宙を形成しています。それらが銀河系などという途方もないスケールで存在するなど,我々には計り知れないのが宇宙の神秘です。 いつの日か映画やアニメの世界のように我々人類が地球以外の星に暮らすときがくるのでしょうか・・・

12月9日(水)

 平成27年度税制改正により,野田市でも「ふるさと納税」がスタートされたことをご存じでしょうか?
 野田市では,子どもたちの安全を第一に考え,学校の耐震化を最優先に進めています。今年度末を持ってこの学校の耐震化工事は完了するそうです(本校体育館も耐震化工事が入ります)。28年度からは学校へのエアコン整備を優先し進めていただけることになっています。また市民の皆さんからも要望が多い「トイレの洋式化」なども計画的に進んでいますが,もちろん市の財源にも限りがあることからこの「ふるさと納税」による寄附を募り,安全で安心できる学校の施設・設備の拡充を進めようというものです。
 具体的には,1万円を寄附すると税金8000円が減額され,更に2千円分の商品券が贈呈される仕組みです。木間ケ瀬中学校をはじめ,市内の各学校のために「ふるさと納税」に参加してみませんか? 手続きに必要な「申出書」は市役所を始め,本校の事務室前にも用意してあります。興味のある方は,教頭に一声かけてください。
 
 さて,上でも紹介しましたが「体育館の耐震工事」が来週より始まります。耐震工事といっても,もともと本校の体育館は耐震化の基準をクリアしているため,一部天井の工事になります。工事期間は来週14日から年内いっぱいの予定です。その間体育館へは一切立ち入ることができなくなりますので,体育の授業や部活動,また夜の施設開放ご利用の方など様々な皆さんにご迷惑をおかけしますが,ご理解いただきご協力ください。

*今日も一段と冷え込んでいます。風邪など引かないように温かくして「いってらっしゃい」。

12月8日(火)

 昨日、このホームページのカウントも15千を越え,寒さとは裏腹に益々気合いが入りました。
さて,今日12月8日は「太平戦争」の開戦のきっかけとなった,昭和16年のこの日日本軍がハワイの真珠湾に奇襲攻撃した日です。数々の映画でこの真珠湾攻撃について取り上げられたこともあり,日本軍のこの作戦の開始暗号「ニイタカヤマノボレ」は有名ですね。終戦70年を迎え平和を願うばかりですが,日々のニュースで世界の出来事が報道されるたびに悲しい気持ちになりますね。
 ところで3年生は「校長面接」の最中です。これは入試の面接試験の予行練習的な意味合いや,3年生一人一人の気持ちを確かめるために行っているものです。その中で校長先生は必ず「最近の気になるニュースは何ですか?」と質問されています。すると各自様々なニュースについて答えていますが,ここ数日は「赤ちゃんにタバコを吸わせたという事件です」というような同様な事件について答える生徒が多いようです。中学生にとっても色々な意味で印象的なのでしょう。また報道では「生後3ヶ月の赤ちゃんに覚醒剤を飲ませた」なんて事件も報じられています。いったいどうなっているのでしょう。ものの善悪は言うまでもなく,人の尊い命までも軽視し過ぎた大人が多いと言うことでしょうか。事実中学生でも法で禁じられているにも関わらずタバコを吸っている中学生はいます。また先月には「大麻」を吸った小学生の事件も報じられて話題になりました。タバコなども簡単に手に入れることができる世の中なのです。簡単に手に入る世の中だからこそ,それこそ小中学生の頃から,その危険性は常習性や善悪の判断などを身につけて立派な大人になってほしいと願っています。覚醒剤や大麻についても尚更です。大人がしっかりしなくてはいけませんよね。神様によってこの世に生を受け,愛くるしいほどの仕草で周囲のものを幸せな気分にさせる赤ちゃん,そんな赤ちゃんの命を「タバコ」「覚醒剤」で奪うなど絶対にあってはいけません。来たる2016年にはこんな報道ではなく,人々を明るく幸せな気持ちにさせるニュースが増えるとよいですね。

12月7日(月)

 暦の上では今日,二十四節気の「大雪(たいせつ)」を迎えました。山沿いでは関東地方でも既に積雪がみられますが,この「大雪(たいせつ)」頃から関東平野部でも雪が降ると言われています。今朝の冷え込みなどを考えれば納得ですね。
 さて,この週末5日(土)には野田市体育協会主催の「平成27年スポーツ表彰」が行われました。この1年間スポーツにおいて顕著な活躍をしてきた選手・指導者に賞が贈られました。小学生から大人まで,様々な種目での受賞です。その中で木間ケ瀬中学校2年生レスリング部「佐々木風雅くん」も立派に受賞されました。全体としては高校生では西武台千葉高校の陸上部・女子バドミントン部,中学生では西武台千葉中学校の男子・女子それぞれのバドミントン部の受賞が目立ちました。今回受賞された中学生や高校生,年代的には「東京五輪」世代とでも言える「金のたまご」です。それぞれの今後の活躍を期待したいものです。
 さて,この表彰に先立って記念講演が行われました。講師は「元早稲田大学駅伝部監督・現住友電工駅伝部監督の渡辺康幸さん」でした。渡辺さんは千葉県出身,市立船橋高校卒業で早稲田大学時代には箱根駅伝で優勝した経歴を持ち,その後低迷していた早稲田大学駅伝部の監督に就任し,見事早稲田大学を箱根駅伝で優勝させた立役者です。そしてこの4月より住友電工の駅伝部の監督として,世界に通じるランナー育成のために励んでいらっしゃいます。たくさんの貴重なお話をいただきましたが,その中で「監督さんたちにお願いです。走らせすぎないでください。走るのが嫌いになったらもう絶対に伸びません」という言葉が印象的でした。またこうも話されていました。「選手の皆さんは指導者の指示に従うだけでは勝てません。自分なりに何かをプラスしなくては勝てません」。
 私なりに解釈させていただけば「主体的」に練習に取り組むことが可能性を伸ばす。そのために指導者は様々な援助や支援が必要なんだと話され,このお話はスポーツだけはなく,教育全般に通ずる話だと噛みしめさせてもらったご講演でした。

 PS:同じく5日(土)には市内駅伝大会,市P連研究大会なども行われました。皆さんご苦労様でした。

12月4日(金)

 ホームページを見た人の合い言葉「ねえねえホームページ見た?」の効果が早速出たのでしょうか。6月の毎日更新以来,一日の最多閲覧数「54」を記録しました。まだまだですね。これからも頑張って書きますので合い言葉をよろしくお願いします。
 さて今日は特別日課です。これは先生方の「ボトムアップ研修」が午後予定されているからです。今回のボトムアップ研修は二川中学校・二川小学校を会場として北部ブロックの小学校・中学校の先生方が,二川中・二川小のどちらかの学校の研究発表を参観するものです。そう言えば昨年は本校と木間ケ瀬小が研究発表していたことを思い出します。このボトムアップ研修とは,他校の学力向上に向けた研究内容や取り組み実践などを参観することにより,自校の日々の実践に生かすことを目的とされています。今日の二川中学校・二川小学校は千葉県の学力向上への(学力・学習状況検証事業)3年間の研究指定を受けてその3年目の成果を発表してくださることになっています。今教育界では「小中連携」という言葉がよく使われていますが,二川中学校・二川小学校はいち早く小中連携の重要性に目をつけ「義務教育9年間で地域の子供を育てる」という共通のコンセプトで小中連携の形を構築してきました。今年で5年目を迎えた小中連携という土台での学力向上への取り組みには私自身興味があります。残念ながら本校と木間ケ瀬小学校,関宿中央小学校ではまだ連携というてんでは課題が残されています。そういったことからも今日のボトムアップ研修は教師にとって大変有意義な研修になることと期待しています。二川中学校の学力向上のキーワードは「主体的」です。そのキーワードの通り先生方には「主体的な研究・修養」になることを願っています。それが本校の生徒のためになるのですから。同時に学力向上は教育者全員の願いなのですから・・・

PS:「なぜ二川小中のことを詳しく知っているか?」って聞こえてきそうですが,実はその仕掛け人は私(前任校は二川中学校)だったからでした。

12月3日(木)

 昨晩,あいにくの雨模様の中PTA役員会が行われました。今回の役員会は「行事準備の会議」ではなく,ここまでを振り返りながら「次年度の青写真」を確認するための会議でした。「体育祭」ではそれぞれの役員さんが係となりご協力いただきましたが,それらの反省から来年度への改善点等が話し合われました。また莨葉祭では特に「喫茶室」が大盛況であった反面,ケーキが足りなかったという声も聞かれました。また体育祭・莨葉祭ともに各協力員さんも分担時間になっても来なかったりと引き継ぎがうまくできなかったというご意見もいただきました。そんな中広報委員の発行した広報誌「あゆみ」の話題になり,今年は初めて全て委員の手で作ったので「皆さんの感想意見をいただいて後期の広報誌に生かしたい」という前向きなご意見もありました。これには一様に「今年は良かった!」という役員さんたちの声が上がりました。
 さて,学校からは「学校評価アンケート」の集計結果について説明しました。その中に「学校は積極的に情報を発信していますか」という設問があり,このホームページの話題になりました。「皆さんHPみてますか?」という教頭の問いに多くの役員さんの手が上がったことに感激しました。また中には「良いことが書いてあるので,もっと宣伝した方が良いですよ!」「それこそ何らかの方法でHPについて情報発信した方が良いですよね」などとご意見をいただきました。その通りです。大変参考になりました。
 このホームページについて言えば,「エッ?こんなに見てくれているんだ」とうれしくなりつつも責任の重大さを実感しました。 これからも「正しい情報」「旬な情報」「知りたい情報」などを更新していきますので,ぜひご愛読のほどよろしくお願いいたします。

PS:そうそう広報活動を忘れてはいけませんね!合い言葉は「ねえねえ,ホームページ見た?」っでどうでしょう?  (年間行事予定も更新しました!)

12月2日(水)

 昨日,流行語大賞が発表されましたね。年間大賞に輝いたのは「トリプルスリー」「爆買」だそうです。それ以外にも「安心してください,穿いてますよ」「五郎丸ポーズ」などもノミネートされたようです。不思議なもので「今年の・・・」と聞くと一気に年末ムードが高まり,「じゃあ来年はいったい?」などと考えてしまいます。まずは残り一ヶ月でしっかり締めくくりそれから来年のことを考えましょう。
 さて,私はここ数年気になっていることがあります。「言葉遣い」です。よく「若者の日本語の乱れ」についても話題になっていますよね。本校の生徒と対していても気になる場面が多々あります。私はそのたびに「○○でしょ?」と直そうとします。恐らく「面倒な先生だな~」なんて思われているのでしょう。中には「あっ」と気づいてすぐに言い直す生徒もいますが,露骨に面倒くさそうに,そそくさと背中を向けて行ってしまう生徒もいるのです。ここ数年こんな場面が増えたと感じています。生徒たちは一様に「大丈夫本当はちゃんと敬語使えるから・・・」などと言いますが,そんな生徒たちに限って「面接試験」ではやはり,後悔をしてきた卒業生を何人も見てきました。
 私は「教師なので生徒より偉いんだ」とか「教師に対して敬語を使うのが当たり前だ」とも思っていません。中学3年間を終えると言うことは義務教育9カ年すべてを終え,晴れて社会の一員になるという意味です。ただ人によっては上級学校に進学したり,就職したりと進路先が違うだけで立派な社会の一員です。その準備段階でもある中学校の教師として,いや子供たちに関わった大人として,社会の一員となるに相応しい言動を身につけさせる責任があると思っています。教科の学習同様に,いやそれ以上に大切なことではないでしょうか。もちろん若い教師の中には,信頼関係と仲良くをはき違え,生徒に接している場面もあります。そのときはもちろん人生の先輩として教えなくてはなりません。
 学校という狭い社会の中で,何となく過ごしてしまっていることは他にもたくさんあるかもしれません。しかしこれからの日本,老齢化社会を支える子供たちに接する全ての大人として,子供たちを立派な社会の一員に育てていきましょう。それが大人の責任だと思いませんか。

12月1日(火)

 ♪「もう~い~くつ寝るとお正月~」♪ なんて歌が似合う季節がやってきましたね。本当に月日がたつのは早いもので,今日から12月。2015年(平成27年)もあと1ヶ月となりました。冬休みまでの登校する日数を数えてみれば,今日を入れてあと17日でした。早いですね~。
 さて,12月のことを「師走」と呼んでいますよね。今更説明するまでもありませんが,すっきり爽やかな気持ちで新しい年を迎えるために,この12月にお世話になりたい職業ってありますよね。例えば「理容師」「美容師」,「医師」などです。そんなことからこの「師」のつく職業は走り回るほど大忙しになることから,この年末12月を「師走」と呼んでいます。あれ「教師は?」って声も聞こえてきそうですが,日頃暇そう(?)に見えるかもしれませんが,意外に忙しいもので,やはりこの年末は例外ではなく忙しくなります。特に受験を控えた3年生の先生などは尚更です。
 そんな12月ですが,思えば11ヶ月前の2015年の正月,「よ~し,今年は○○がんばるぞ!」なんて誰しもが1年間の抱負を思い描いたのではないでしょうか。そんな思い描いた2015年もあと1ヶ月,やり残したことはありませんか?今年のことは今年のうちに,すっきっりとそして爽やかに新しい時を迎えられるよう,最後もう一頑張りしてみませんか。

11月30日(月)

 今週12月2日(水)には,定期テストが控えています。気づいてみれば今年度も定期テストも今回で4回目となります。どうでしょう,生徒達はテストに向けて頑張っている頃でしょうか。今回の定期テストは過去3回とは少し異なった一面を備えています。定期テストだけではないのですが,統計やデータを採って,それを分析しようとした場合に,もちろん1回や2回では「本来の力」を計ることはできません。仮に1回目より2回目が下がってしまったときには「今回は調子が悪くて・・・」とか「今回はラッキーだったから・・・」がまかり通ってしまいがちです。つまり統計やデータとしては十分だとは言えません。また3回の統計やデータでも同様です。3回ともほぼ同等のデータが現れれば,その大凡の位置関係は想像できます。また3回徐々に上がったり,下がったりした場合も想像できますが,点でばらばらを示すデータの場合には困ってしまいます。しかし4回の統計やデータがあれば,その想像ができやすいばかりか,より正確なものになってきます。もちろん5回目までのデータを分析すれば更に正確なのでしょうが,自分の位置関係がわかった頃には,年度が終わり,改善策がとれませんよね。ですから今回の第4回定期テストの結果は大切です。結果が大切ということは,もちろんテスト自体も,更にはその取り組みも大切だということになります。
 今日から諸活動停止で部活動もありません。精一杯取り組み,その結果を冷静に受け止めてほしいものです。

11月28日(土)

 澄み切った空気が気持ちよい反面,寒さが身にしみる朝ですね。今日は土曜授業です。
 さて,中学校では毎年寒さが厳しくなってくると「受験色」に染まってきます。早い学校では12月に入学試験がある学校もあることを考えれば,3年生はこの寒くなってからが正念場です。現在の入学試験では,学力だけで合否を判断するのではなく,入学後の可能性をみるために受験生の人間性を判断するための「面接試験」を実施している学校がほとんです。この「面接試験」が生徒たちにとっては「クセモノ」なのです。社会一般として若者の「言語の乱れ」がよくわだいになります。「ありのままの自分を表現すれば・・・」という人もいますが,「試験」という特別な場ですので,やはり特別な場に相応しい言語・態度・応答が求められます。このようなことから3年生は学年で,また学級で面接試験の指導や練習を重ねているところです。また今週から一人ずつ校長室での「校長面接」も始まりました。生徒たちにとってはこの「校長面接」は手強いようです。入ったことのない校長室で校長先生と1対1での面接ですから当然でしょう。でも本番の「面接試験」はこんなものではありません。想像できますよね。 やはりこれからの時期,受験勉強と同時に「面接学習」も必要になってきます。そのためには「面接試験」でよく聞かれる「志望の動機」はもちろんですがよく聞かれるパターンについては予め準備しておきましょう。例えば・・・
「あなたが最近読んだ本の題名と作者名,それにあらすじや感想を教えてください」
「あなたの中学校で他の人に自慢できることは何ですか」
「あなたの尊敬する人は誰ですか?またその理由も教えてください」
「選挙権が現在の20歳から18歳になろうとしていますが,あなたはこれについてどう思いますか」
「最近のニュースで気になるニュースは何ですか?またあなたはそれについてどう思いますか」
「あなたの将来の夢は何ですか?」
「あなたの好きな言葉は何ですか?またその理由を・・・」
 など挙げればきりがありませんが,間際になって準備できることではなさそうですね。3年生はもちろんですが,1.2年生も今のうちから意識して生活することをお勧めします。

PS:3年生の保護者の皆さん,家庭でできる効果的な面接練習をお教えします。
   例えば「寝起き」「夕食時」「行って来ま~す」のタイミングで,つまり不意打ちで質問を投げかけてください。その不意打ちにもめげず,サラサラと答えられれば大丈夫です。
   健闘をお祈りします!

11月27日(金)

 
 昨日は「ちば授業錬磨の公開日」ということで関宿高校の先生方など他校の先生方も授業を参観されました。参観された皆さんより「大変興味を持って生き生きと参加している姿が印象的でした」などのご感想をいただきました。私も各学級の授業を参観しましたが,特に理科の授業が大変印象的でした。1年1組の理科では「いくつの紙コップで人間を支えられるか」という圧力の学習を,また3年1組では「液体の性質を知ろう」という実験を行っていました。それがこれらの画像です。どちらもいつも廊下で見かける顔とは違い,真剣に考え,実験する姿が見られました。「この中から将来の化学者が・・・」なんて思いながら参観していました。
 さて化学つながりですが,今日11月27日は「ノーベル賞制定記念日」だそうです。1895年の今日,スエーデンの化学者ノーベルが,ダイナマイトを発明し,後に巨額の富を得ました。ノーベルはこの富を「人類に貢献した人に与えたい」という遺言を書いたそうです。ノーベルの死後,遺言の通り「ノーベル財団」が設立され,今日のノーベル賞に至ったそうです。
 ちなみに授賞式は毎年12月10日スエーデンのストックホルムで行われます。

11月26日(木)

 今日11月26日は「いい風呂の日」だそうです。
昨日,今日のように真冬並みの寒さになるとお風呂が恋しいですね。この寒さで北海道は大雪だという映像がTVで流れていました。やはりこんな心底冷える日には,どこか俗社会を忘れさせてくれるような秘湯の粉雪が舞い散る露天風呂で「あ~やっぱり温泉は最高だな・・・」なんて恋しくなります。
 さて妄想はこの辺で,行事予定にもあるように今日は「ちば授業錬磨の公開日」です。聞き慣れない言葉かもしれませんが,簡単に書いてみましょう。「ちば授業錬磨の公開日」だからといって生徒たちは日程が変わる程度で,いつも通りに元気に授業を受けるだけですが,我々教職員はといえば身が引き締まる一日になります。これは千葉県の教育施策の一つ「ちばっこ学力向上総合プラン(ファイブアクション)」の中の一つで,県で制定している11月の「学力向上月間」を中心に,県内すべての公立学校で授業公開をすることによって,教員同士他校の優れた授業を見合う機会として,教員の授業力の向上を図ることを目的にしています。教員は公立の小学校・中学校・高校・特別支援学校など異校種を含めた授業を参観することによって,自分の授業を振り返り授業改善につながり力量アップを図るために行われます。
 今日は午後に時間帯を使って公開授業を展開します。他校も授業を行っていますので,多くの先生方はお見えにならないとは思いますが,他校の先生方の貴重なご意見・感想をいただく機会を本校のチャンスとして,明日からリニューアルした授業を展開するようがんばっていきたいと思います。

*今日は少し堅苦しいお話になってしまいましたね・・・

11月25日(水)


順位

学校名

グループ名

記録(回)

参加人数

実施日

1

野田市立木間ケ瀬中学校

2-1

333

15

20151113

2

野田市立木間ケ瀬中学校

2-3

316

15

20151030

3

船橋市立葛飾中学校

3C女子

305

15

201576

4

船橋市立葛飾中学校

3J男子

302

15

201573

5

野田市立木間ケ瀬中学校

3-3

299

10

20151114

6

市川市立妙典中学校

2-4女子

297

13

2015917

6

野田市立木間ケ瀬中学校

3-2

297

10

20151120

8

松戸市立和名ヶ谷中学校

2-4

295

11

2015117

9

野田市立木間ケ瀬中学校

2-1

291

13

20151030

10

柏市立松葉中学校

2-2

286

14

20151015

10

松戸市立和名ヶ谷中学校

2-1girls

286

12

2015117

 これは以前も紹介しましたが「友遊スポーツランキングちば」のランキング表です。千葉県では各学校でいくつかの決められたスポーツや運動の種目を実施し,その記録を県で集計しランキングとして掲載してくれるというシステムです。本校では「長縄連続8の字跳び」を寒くなってきたこの時期,体育の授業の準備運動の一環で取り組んでいます。その結果を県に登録しランキングに反映されました。どうですか,「木間ケ瀬中学校ここにあり!」と胸を張ってしまうのは私だけでしょうか・・・

*「友遊スポーツランキングちば」についてはこのページのリンクリスト「千葉県教育委員会のHP」に詳しく掲載されていますのでご覧ください。

11月24日(火)

 そう言えば,この連休中「ゆるきゃらグランプリ2015」が発表されましたね。栄えある第1位に輝いたのは地元浜松の「出世大名家康くん(静岡県)」だそうで,第2位は「みきゃん(愛媛県)」だったそうです。第1位に輝いた「出世大名家康くん」によれば「浜松で過ごした17年間を足がかりに出世した家康公の生まれ変わりといわれているのじゃ。せっしゃのちょんまげには家康公のパワーが宿っているのじゃ~今年はホームで大出世じゃ~」というコメントを残しているそうです。
 ところで我が木間ケ瀬中学校の「莨葉祭」の応援にも駆けつけてくれた,野田市関宿商工会青年部のゆるキャラ「やど助」はどうだったのでしょう? なんと198位だったそうです。来年はもっともっと「やど助」が上位に食い込むよう,地元関宿で盛り上げたいものですね。

 ところでいったい全国には何人(?)のゆるキャラがいるのでしょうか・・・

11月20日(金)

 昨日,2年生を対象に消防士さん方による「心肺蘇生法講習会」が行われました。
消防士さんのお話の中に「野田市内なら救急通報から8分あれば救急車が到着します。」という話がありました。この8分を短いと感じるか長いと感じるか,皆さんはどちらでしょうか?一般的に心肺停止の状態で最初の5分が大きな境目だといわれています。人間の脳は無酸素状態では3・4分しか生きられないといわれています。つまり救急車が到着までには確実にこの生命維持の境目が来てしまいます。学校のような人がたくさんいる場所では,いざという場面では先生方を呼べば自分は何もすることなく済んでしまいますが,もし自分の家で家族が・・・と考えたらどうでしょう。救急車を呼び到着までの8分・・・その間刻々と脳内の酸素は減少してきます。何もできずに到着を待つか,何か自分にできることをするのか。 そこで中学校3年間で1回は「心肺蘇生法講習会」を行っています。我々大人でもいざというときには動揺してしまいます。ですからせめて講習会で知識を得て,大切な人の生命維持のために役立てられると良いですね。


PS・連休明けの24日(火)は集金日です。本日集金袋を配布しますので,おつりのないようにご協力お願いします。

11月19日(木)

 天気にもよりますが,ずいぶん日没も早くなっています。学校ではこの時期「最終時刻を4:40」に設定していますが,昨日のように悪天候だと,生徒たちが家に着く頃はすっかり暗くなっているかもしれません。部活動などの課外活動の時間を確保することから,今週から7時間目をカットした6時間授業に移行しています。その分,中身の濃い活動をしてもらいたいものです。ところで生徒下校後には先生方でパトロールを毎日行っていますが,自転車の並列走行や無灯火の生徒も見受けられます。自転車通学者をはじめ,特に交通ルールを守り安全に注意するようご家庭でも一言お願いいたします。
 さて,今日は来客があります。野田市教育委員会の教育長さんと学校教育部長さんが本校の視察に訪問されます。野田市の教育委員会は「現場」に重きを置いてくださいっており,大変忙しいにもかかわらず,市内の各学校の様子を見て回ったり,また土曜や日曜日など休みの日でも地域の活動に顔を出されるなど精力的に子供たちを見守っていただいています。「来客があるから」というわけではありませんが,せっかくですので「素晴らしい木間ケ瀬中学校の生徒」の様子をご覧いただけたらと思っています。また給食も一緒に食べられる予定になっています。
 え~っと,今日の給食は「チキンカレー」に「スペイン風オムレツ」,そしてミカンです。私にとって最強のメニューの中の一つです。教育長さん,学校教育部長さんともに美味しく,いただいていただけることでしょう。

11月18日(水)

 昨日は季節外れのポカポカ陽気に誘われて,職員室を抜け出し外の作業をしました。日々の忙しさから職員室での仕事が多かったため,自然や季節の移り変わりをなかなか肌で感じることができませんでしたので,とても貴重な時間を過ごすことができました。
 さて,職員室を抜け出しての外作業とは昇降口前の花壇の整備です。山崎先生の自宅で育てられてきた「サクラソウ」を分けていただき,それを小分けに花壇に植えました。


 わかりにくいですが上の写真が小分けに花壇に植えたところです。
サクラソウといえば,春にもなれば一面に濃いピンク色の小さな花をつけ,一面ピンクの絨毯(じゅうたん)を敷き詰めたような景色があちらこちらで見られるとても可愛い草花です。この花壇に一面のピンクの絨毯を敷き詰めることを思い浮かべながら,土の感触を確かめながらの作業です。一人静かに春の花壇を想像しながら土をいじり,様々なことを考えていました。サクラソウの花は小さく,一輪だと誰も目をとめませんが,それがたくさん集まれば見た人の心を動かします。「合唱みたいだな~」 とか,また写真のように今は「えっ!これ何?」というように,これもまた誰の目にもとまりませんが,一つ一つの小さなサクラソウが,しっかりと地面に根を張り基礎を固め,広く長く成長してきます。そして近くのサクラソウの仲間と手をつなぎ肩を組み協力することで,更に深く根を張り巡らせ強くなります。時には雑草を抜き,時には水をやり,花壇をならし・・・ 手をかけながら「春には見違えるほどの見事な姿に変貌してくれるだろう」と思いながら「何だか同じだな~」って。
 草花を育てるということ,それは子供たちの未来のために今がある,教育そのものだと思いませんか。
頬に当たる風,土のにおいなどと同時に改めて原点に戻り考えさせられた貴重な一日でした。
春には濃いピンクの絨毯で敷き詰めた花壇の写真をお見せすることができますように・・・

11月17日(火)

 昨日お伝えしたように,週末に行われた対外行事ですばらしい活躍をした生徒を紹介します。
<レスリング部>
 千葉県中学校新人レスリング大会
    団体総合:優勝
    42kg級:優勝 小沼 魁成さん(1年3組)   47kg級:優勝 佐々木 風雅さん(2年3組)
    59kg級:4位 細谷  駿さん(2年1組)    85kg級:優勝 佐々木 偉琉さん(2年2組)
 第11回邑楽町少年少女レスリング大会
    47kg級:優勝 佐々木 風雅さん(2年3組)  75kg級:2位 佐々木 偉琉さん(2年2組)

<音楽部>
 千葉県アンサンブルコンテスト東葛予選
    フルート三重奏:金賞  鈴木千紘さん(3年2組) 須原響音さん(2年3組) 田中 摘さん(1年2組)
    打楽器三重奏:銀賞  田中理捺さん(3年3組) 小林克典さん(3年3組) 松本未羽さん(3年2組) 
    管楽・打楽器八重奏:銅賞  石井理名さん(2年1組) 安藤桃花さん(2年3組) 武田莉奈さん(2年2組)
                       黒尾丸渚さん(2年2組) 根本夏奈さん(2年3組) 佐藤 七夏さん(1年2組)
                       松原帆南さん(1年3組) 山根聖美さん(1年3組)

<県立流山おおたかの森高校英語スピーチコンテスト>
    小林 克典さん  :  優勝        渡邉 麗菜さん  :  優勝

大変ご苦労さまでした。

11月16日(月)

 早いもので11月も中旬に入り、2015年も残り1ヶ月半となりました。
 さてこの週末は、土曜授業もありましたが多くの対外行事がありました。土曜日にご紹介した「あおいそら運動」の表彰を始め,多くの木間ケ瀬中生の活躍がありました。活躍の詳細は明日のこの場で改めてご紹介します。
 ところで昨日11月15日といえば「七五三」です。午前中あいにくの雨模様でしたが,午後からは七五三を祝うかのような好天になったせいか,街中でも着飾った多くの子供たちの姿を見かけました。しかしこの七五三,意外に深いところまでは知られていませんよね。簡単にご紹介します。
 男の子は数えで3歳と5歳,女の子は3歳と7歳の年に,成長を祝って社寺に参拝することを七五三と呼んでいます。3歳は髪を伸ばす「髪直」,5歳は初めて袴を着ける「袴着」,7歳は本仕立ての着物と丸帯という大人の装いを始める「帯解」という,それぞれを祝う別々の意味合いがあったようです。旧暦の11月といえば,その年の実りを神様に感謝する月であり,旧暦の15日は二十八宿で「何をするにも吉」とされてきた「鬼宿日」に当たることから,このような子供たちの成長を祝うめでたい祝い事をまとめて,11月15日が「七五三」のお祝いに定着したようです。昨日は丁度日曜日でしたが,今日では11月15日にこだわらず,10月から11月の間の休日に行われるようになりました。
 こう書きながら,私も自分の息子・娘の七五三の記念写真を改めて見直したくなりました。そして本人たちにも見せてあげようと思います。「昔は可愛かったのにね・・・」なんて。

11月14日(土)

 皆さんは「あおいそら運動」をご存じですか?
 野田市では昭和56年に野田警察署館内少年補導連絡会など13の団体が「こどもを非行から守る明るい町づくり運動」を立ち上げました。その後昭和58年には自治会を中心に「地域とともに育つ子どもたち」をスローガンに「あおいそら運動」が始まり今日に至っています。この「あおいそら運動」の基本理念は、未来を託す子どもたちのために,大人は何をすべきかを考え,ともに手を携えながら,子どもたちのために活動し,郷土愛に満ちた暖かい地域を築こうとする大人の運動であり「大人が変われば子どもも変わる」とした市民運動です。またよく知られていることに「あおいそら五つの約束」があります。
  あ:あいさつをしよう
  お:思いやりの心を育てよう
  い:いけないことをしない勇気を持とう
  そ:そうだんと話し合いの輪を広げよう
  ら:らくなことだけを考えず元気にがんばろう

 その「あおいそら運動」の年に一度の推進大会が,明日「興風会館」にて行われます。その中で,各種表彰がありますが本校からの受賞者を紹介します。

 実践作文(生徒)の部 : 林 知花さん(3年1組)   梶原 康寛くん(1年1組)
 実践作文(PTA)の部 : 金久保 昭男さま(PTA会長)
 善 行 賞   : 丹治 海都くん(1年1組)   江利山 涼翔くん(1年2組) 

 この木間ケ瀬地区で,いや世の中から非行がなくなり郷土愛に満ちた子どもたちが育つように願っています。

11月13日(金)

今日は13日の金曜日。何か不吉な予感がしますね。
冗談はさておき、今日は今話題になっている世界遺産にも登録されている京都の「宇治上神社」について書いてみます。この宇治上神社がなぜ話題なのかと言えば、神社が参拝者向けに作ったA4版の一枚の印刷物が話題になっているのです。そこにはこう書かれています。
「ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをするところです。テーマパークでもファミリーレストランでもありません。サービス業ではないのです。『お客様は神様』の自論は適用しません。本当の神さみは目の前においでです。当然不敬な行動は叱ります。親御さんがお子様をしっかり御監督なさってください。お子様を叱るのは親の責任ですし、親が不行き届きで、周りの人に叱っていただいたなら、逆ギレではなく『ありがとうございます』です。自分本位な考えの大人になられないように、正しい教育で共にお子様の健やかな成長を見守りましょう。」
という内容です。
神社には、「当たり前のことまで書かなくてはならないのか…」という反響の言葉が寄せられているそうです。

11月12日(木)

おはようございます。
さて、今日は山梨県に出張です。今日、明日と甲府市内で関東甲信越公立学校教頭会の研修大会です。しっかり研修して、日々の学校運営に生かしたいと思います。
時間があれば、本日記事を更新したいと思います。

11月11日(水)

 
 毎日の業務にプラスして,このHPを更新するというのは慣れない私にとっては意外に大変なものですが,そんなときに助けてくれるのが「記念日」です。世の中には様々な記念日が存在し,調べてみると実に興味深いものです。どうしても話題に困ったときには,この「記念日」を活用させていただいていますが,今日は待ちに待った記念日です。11月11日には実に多くの記念日が存在し,その数は1年365日中NO1でしょう。例えば「世界平和記念日」「土の日」「靴下の日」「鮭の日」「電池の日」「麺の日」「ポッキー・プリッツの日」など紹介しきれません。「1」がきれいに並んでいるということで,学校内を見渡してみましょう。


 これは2年生の自転車置き場です。もともと引いてあった,消えかかった白線をきれいに引き直しました(写真)。するとどうでしょう。改めて指導などしなくても,翌朝からきれいに整然と自転車が整列しているではありませんか(写真右)。自転車のスタンドが白線の上に,そしてハンドルは左向きに・・・ どうでしょう。これって凄くないですか?これを写しながら「この2年生なら大丈夫!」と確信したものです。
11月11日,本校にとっては「自転車置き場の日」とでも言いましょうか。

11月10日(火)

 
 ちょうど「莨葉祭(文化祭)」で盛り上がっていた頃,世間では「ハロウィン」一色といったところでした。ところでハロウィンが日本で広まりはじめたのはいつ頃からでしょうか?そんなに日本では歴史のないハロウィンですが,ここ数年急速に広まった感がしますね。もともとこのハロウィン,キリスト教の収穫を祝い,また収穫をご先祖様に感謝するという「収穫祭」と「日本のお盆」のような催しです。有名なのはカボチャを切り取って作ったあのお面(?)と「トリック オア トリート」と言いながら近所をまわりお菓子をねだる変装した子供たちの姿です。
 このようなハロウィンの断片的な部分だけ日本では盛り上がりを見せているように感じてなりません。そして偏った捉え方が広まりを見せる今年のハロウィンでは,随分と課題も残ってしまったようです。皆さんもニュース等の映像でご覧になったと思いますが,渋谷の交差点に繰り出す変装した人たちの群れ。思い思いの仮装に焦点があたっていましたが,実は人混みに紛れて「ちかん」や「スリ」といった犯罪も起きていたそうです。仮装しての犯罪だけにみんなが疑わしいという計算もされていたのでしょうか。また,家から仮装したままハロウィンパーティーに向かうため,一般の人も随分と迷惑したようです。一例ですが,怪しい服装と怪しいメイクで仮装し手にはおもちゃのチェーンソー。不審者の通報が相次ぎ緊迫して警察が捕らえてみればハロウィンパーティー帰りの若者だったということです。他にも電車の中での異臭騒ぎなども・・・ 子供たちが仮装して「トリック オア トリート」。親しいご近所ならまだしも,マンション内でやたらと「ピンポ~ン」。仕事を終え帰宅した方々が出るまで繰り返し,急用かと思えば見たこともない子供たちが子供たちだけで「トリック オア トリート!」・・・
 まだまだ日本に根付いたとはいえないハロウィンですが,最低限のマナーや常識を守った中で楽しみたいものですね。

11月9日(月)

 気づけば立冬を迎え、本格的な寒さがやってくる季節になりました。この時期朝と昼の気温の差も大きく,体調を崩しがちです。皆さんは大丈夫でしょうか。
 さてそんなこの時期,空気が乾燥しています。寒くなり暖房器具を使い始めるご家庭もあるかもしれませんが,火の元には十分に気をつけましょう。
 今日から秋の火災予防週間が始まりました。「無防備な 心に火災が かくれんぼ」というスローガンのもと火災予防意識を高めてゆきましょう。
 
今日から「三者面談」が始まります。3年生は進路開拓に向けての大切な三者面談ですが,1.2年生もこの時期に三者面談を行います。学校での様子、ご家庭での様子などご家庭と学校で情報を共有することで今後の学校生活の改善を図る「教育相談」的な内容がが主な話題です。思春期の子供たちのために時間の許す範囲で担任の先生と話し合ってください。

*面談は各教室で行いますので,生徒昇降口よりお入りください。(上履きをご持参ください)

11月6日(金)

 千葉県では「遊友スポーツランキングちば」という教育施策の一つがあります。これは誰でもできる長縄や馬跳びなどの軽スポーツを通して,友達と協力しながら一致団結し,尚且つ体力の向上を目指しているものです。千葉県内の各小中学校が体育の授業や休み時間に実施し,自己申告制で千葉県のホームページに登録するというものです。本校では「長縄8の字連続跳び」を体育の授業で行い登録しています。そしてなんとやってくれました!今回アップされた県のホームページのランキングに3つの学級が入ることができました。
 第1位 木間ヶ瀬中学校  2-3男子  316回
 第2位 船橋葛飾中学校  3C女子   305回
 第3位 船橋葛飾中学校  3J男子   302回
 第4位 市川妙典中学校  2-4女子  297回
 第5位 木間ヶ瀬中学校  3-2女子  291回
      木間ヶ瀬中学校  2-1女子  291回
 第7位 柏松葉中学校   2-2女子  286回
 第8位 市川妙典中学校  3-2女子  281回
 第9位 市川妙典中学校  3-5男子  280回
      市川妙典中学校  3-5女子  280回
      市川妙典中学校  2-8女子  280回   

 という結果です。この「長縄8の字連続跳び」とは3分間で長縄を一人ずつ跳び,合計回数で争われます。 今後,3年生の男子でも授業で取り組んでゆくそうなので大いに期待したいところです。

*詳しくは千葉県のHPをご確認ください。 
http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/taiiku/ranking/ranking.html

11月5日(木)

 昨日は,校長先生が進路保護者会のため,代理としてしない中学校弁論大会に行ってきました。会場校である福田中学校の皆さんの聞く態度もすばらしく,各校代表の弁士の皆さんの弁論ももちろん素晴らしく,良い経験をさせていただきました。今日は弁論について考えてみます。弁論というと国語の学習の一部というイメージが強いのですが,実はそんなことありません。この変化の激しい日本の未来を背負う中学生に求められているものは何でしょう?例えばコミュニケーション能力であったり,IT機器を使いこなすであったり様々な能力が求められてきます。今学校ではしきりに「学力向上」という言葉を使っていますが,そもそも「学力」とはいったい何でしょうか。すぐに思い浮かぶのは「テストの点数」ですが,学力とはそんなに単純ではありません。学力とは「基礎的・基本的な知識や技能」「それらを活用する能力」「思考力・判断力・表現力」と言われています。このようなことから考えると,「知っている知識などを生かし,自分の考えることや人に伝えたいことを分かりやすく,また的確に周囲に伝えられること。」が求められていると言えます。そういう意味で弁論は,全てに当てはまっているとは思いませんか? 今回の弁士の皆さんは,自分の経験から,考えること,思うことを聞き手に身振り手振りで,また声色を変えたり抑揚をつけたりと,とても上手に伝えていました。これらを踏まえ振り返れば本校の代表として弁論した,林 知花さんの弁論はとても堂々と素晴らしかったことを付け加えます。また会に先立ち各校の生徒会長から各校の生徒会の取り組みについて発表する時間がありましたが,本校新生徒会長の田中靖之くんの発表もまた,とても素晴らしいものでした。」
どうですか皆さん,自分の考えていることを,言葉として,または文章として上手に伝えられていますか。

11月4日(水)

 振り替え休業を含む3連休も終え,実質今日から11月がスタートします。
 今日は「野田市中学校弁論大会」が行われます。これは毎年市内の各中学校を会場として,
各中学校の代表生徒が集まり弁論を発表する場です。今年度は福田中学校を会場として,福田中学校の全校生徒の前での弁論大会となります。本校の代表は先日の「莨葉祭」でも弁論を発表した「林 知花(3-1)」です。またこの弁論大会には市内各中学校の「生徒会役員」の皆さんも参観しています。 私も会場に足を運んで林さんをはじめ,各校代表の弁論を聞いて参ります。

*本日「第2回進路保護者会」が行われます。幸い天候に心配ありませんので,グランドを駐車場としてご利用ください。

11月2日(月)

おはようございます。
土曜日は莨葉祭に多くの方々にお越しいただきました。またPTAバザーにもご協力いただき、ありがとうございました。

今日11月2日は振替休業です、明日は文化の日、また4日に会いましょう。

10月31日(土)

 いよいよ莨葉祭(文化祭)当日です。生徒たちはこの日のためにクラスの合唱に取り組んできました。「男子がしっかり歌ってくれない!」「女子の声が小さい!」などなど様々なドラマを繰り広げながら迎えた本番です。どのクラスも今までの練習の成果をしっかりと発揮し,最優秀賞を目指し頑張ってほしいものです。(合唱コンクールは9:30~)
 また今まで学校行事などをはじめ様々な場面ですばらしい演奏を披露してきた音楽部の演奏も(1:00~)あります。既に夏の大会で一線から退いた運動部の3年生に続き,今日の演奏で音楽部3年生にとっては最後の演奏になります。3年間の思いを「音」に込め,すばらしい演奏を披露してくれるでしょう。
 さて,そんな生徒たちには負けないとばかりに,PTAバザー(9:30~)が同時進行で行われます。多くのPTAの皆さんが昨日準備をしていただきました。本当にありがたいばかりです。また恒例となっています「喫茶室(新館1F)」でもケーキ等を準備していますので,多くの皆さんのお越しをお待ちしております。

*今日も様々な場面でお手伝いいただくPTAの皆さん,本当にありがとうございます。そして今日一日よろしくお願いいたします。

10月30日(金)

 世間は明日のハロウィン前日ということでお祭りムードが高まっているようですが、今日は皆さんに考えていただきたい画像を掲載します。


 これは給食の食器やおかずなどを入れるトレイです。
今週水曜日の夕方,関宿給食センターのセンター長さんよりお電話いただきました。「木間ヶ瀬中より返却されたトレイにガム(トレイの上部濃い緑色)が挟まっており,熱処理後に見つけましたが,二度とこういうことがないように・・・」という内容でした。これは憶測でしかありませんが,本校生徒の誰かが,ガムを噛んでおり給食の時間に。そして給食を食べるのに不要になったガムを口から出しトレーに。給食後そのトレイをそのまま返却,そしてその上に何も知らないほかの生徒がトレイを返却。いつものように関宿給食センターでは洗浄し熱処理等を加え翌日の給食備える。給食だけではありませんが,食品を扱うため異物混入には十分気を配るため最後は機械任せではなく職員の方々の目視で確認。すると本校から返却された1枚のトレイに熱処理でこびりついてしまったガムが見つけられました。
 「学校でガムを噛む」。もちろんいけないことです。本人もわかってはいるはずです。おそらく軽い気持ちでガムを噛みトレイに出したのでしょうが,結果として多くの人に迷惑をかけてしまいました。また今回は関宿給食センターのおかげで未然に食い止めることができましたが,もしそのまま翌日の給食にそのトレイを誰かに配られてしまったら・・・関宿給食センターの給食は本校だけではありません。何も知らない誰かがそのトレイを手にしたら「異物混入問題」に発展することは間違いないでしょう。
 この件を受けて昨日,全先生方に厳しく話をしました。また先生方から同様に全生徒にも厳しく話をしていただきました。
「ガムはダメ!」ではなく「本当にその行動は正しいのかしっかりと判断してから行動すること」「軽はずみな行動で多くの方々に多大な迷惑をかけてしまうこともあること」を中学生に学んでほしいと思っています。

10月29日(木)

 おはようございます。
皆さんにご協力いただいた学校評価アンケートの中に「学校HP」に関するご意見を多数頂戴いたしました。そこで慣れないながらも管理者である私が、止せば良いのにリニューアルを試みたのですが,結果は表紙の学校の画像もどこかへ消え去り皆さんにもご迷惑をおかけしている状態になってしまいました。特にPC画面でご覧の皆さんへは今しばらく我慢いただかなくてはなりません。申し訳ありません。
 さて,今朝(先ほど)イギリスよりうれしいニュースが飛び込んできました。体操競技の世界選手権で男子団体で見事日本チームが金メダルに輝きました。前回の世界選手権ではわずか0.1点の差で銀メダルに終わり悔しい思いをしましたが,今回は見事リベンジを果たした結果となりました。なんと世界選手権では37年ぶりの金メダルで「体操ニッポン」の復活となりました。この体操競技もそうですが,ワールドカップで連日話題になったラグビーなど中学生には余り馴染みのないスポーツでの活躍がこのところ目立っていますね。スポーツ選手の中には,幼い頃から一つの種目をコツコツと続けて花開いた選手もいますが,意外と中学や高校の部活では他の種目をやっていて・・・という選手も少なくありません。ただそんな選手たちの共通点として言えることは,何をやっていたにしてもみんなその時々で一生懸命取り組んでいたこと,またあるきっかけが転機となり人一倍頑張ってきたことがあげられるでしょう。
 中学生の部活動,勝ち負けだけではなく,時には人生を左右する大きな意味を持つ活動なんですね。

10月28日(水)

 いよいよ今週31日(土)は「莨葉祭(文化祭)」です。全生徒たちに関係するのが一大イベントの「合唱コンクール」です。今日はその各クラスの発表順と曲名等をお知らせしましょう。

 <1年生> 学年合唱「明日に渡れ」   (指揮)鳥居 三奈さん  (伴奏)飯島 涼葉さん
         1  組 「HEIWAの鐘」   (指揮)荒井 果李さん  (伴奏)飯島 涼葉さん
         3  組 「変わらないもの」 (指揮)山根 聖美さん  (伴奏)松原 帆南さん  
         2  組 「マイバラード」   (指揮)落合妃佳琉さん  (伴奏)梶原 碧華さん

 <2年生> 学年合唱「たしかな一歩」  (指揮)田中 靖之さん   (伴奏)松本 結衣さん
         3  組 「  絆  」     (指揮)永関 天斗さん   (伴奏)小沼 瑞穂さん
                                                倉持 結衣さん
         2  組 「茜色の約束」   (指揮)清水のぞみさん   (伴奏)針ヶ谷美和さん
         3  組 「輝くために」    (指揮)田中 靖之さん   (伴奏)松本 結衣さん

 <3年生> 3  組 「  鷗  」     (指揮)山本 瑠華さん   (伴奏) なし
         2  組 「 ヒカリ 」     (指揮)長谷川禎樹さん   (伴奏)小濱 綾介さん
         1  組 「In Terra Pax」 (指揮)櫻井 涼華さん   (伴奏)大谷 智優さん
         学年合唱「モルダウ」    (指揮)佐藤 愛理さん    (伴奏)小濱 綾介さん

*当日は同時にPTAバザーも開催されますが、お時間の許す限り生徒たちの姿を見ていただきたいと思っています。
尚,当日3年生の卒業記念DVDの撮影がございますので,会場の出入り・会場内での物音に気をつけましょう。

10月27日(火)

 突然ですが皆さん,24日(土)の晩ご飯は何を食べましたか?
どうでしょう,思い出せましたか?正確に覚えていた人はまずいないでしょう。
 先週の定期テストが,昨日あたりからずいぶん返却されたようです。生徒に「どうだった?できたかい?」と聞くと首を傾げ無言の返答だったり,「ダメでした」という答えが返ってくることが少なくありません。そんな生徒には「授業ではどうなの?」と決まって尋ねます。するとほとんどの生徒たちは「授業ではわかったてるんですけど・・・」と口をそろえて返答します。実際に先生方に話を聞いてみても同様です。中には「授業の終わりに小テストをやるとできるんだけど,同じ問題の定期テストだとできないね~」という答えが返ってきます。 本校生徒たちのほとんどが,この状態に当てはまります。
 中学生の一日を考えてみると実に中身の濃い生活を送っています。一日,6時間や7時間の勉強,それも一時間ごとに教科が替わるため6教科や7教科の授業を受けています。それも昨日も明日も毎日のことです。生徒たちの脳には雑多に勉強が詰め込まれており,いざテストの時には記憶のどこにあるかがわからなくなっているのです。その証拠に,先生方から解説してもらい再テストをすると,当たり前のようにできる問題だったりします。
このような生徒は,明らかに「復習」が不足しています。毎日の授業を振り返る時間をとることにより,雑多な記憶を整理整頓して脳にしまうことができるのです。
 授業での理解を定着した学力にするには「復習」しかありません。教科書を読み直す。授業のノートを見直す。別のノートに書き写す・・・教科や個人によって向き不向きがありますが,まずは授業の理解の上に,他の何かが覆ってしまう前に「復習」することが大切です。
 どうですか,三日前の晩ご飯思い出しましたか? 試しに今日の晩ご飯をどこかにメモし,三日後に思い出してみましょう。それだけできっと見事に思い出せるはずでしょう。

10月26日(月)

 今朝は一段と冷え込み,空気の冷たさを感じる季節になってきました。いよいよ今週は「莨葉祭(文化祭)」です。以前も話題にしましたが,生徒たちは合唱コンクールに向けて取り組んでおり,どの学級も最優秀賞を目指して,最後の仕上げといったところでしょうか。そんな文化祭ですが,本校(ほとんどの中学校)の場合この文化祭までは3年生が中心の「前期」の生徒会組織で活動し,文化祭の中で生徒会執行部,各委員会の全校の委員長の前期から後期への引き継ぎが行われます。これを受け各学級内の係活動なども,前期から後期へ移り変わってきています。どうでしょうか,各学級心機一転,変化は見られるでしょうか。
 学校生活などは良い例ですが,生活の基盤となる部分については,変化なく習慣化しなくてはなりません。しかしいつまでも何も変化がないとマンネリ化します。喚起をしない室内の空気のようなものです。適度に新鮮な空気を入れ換えてこそリフレッシュされ,新たな意欲が沸いてくるものです。後期の組織に移行する時期,各学級・または学年・全校のレベルでほどよく喚起し,モチベーションを保ちながら,本校の伝統・文化を継承しつつ,新たな木間ケ瀬中学校を築いていきましょう。

PS:明日27日(火)は集金日です。 おつりのないようにご協力を!

10月24日(土)

 なんだか久しぶりの土曜授業です。
 皆さん「トリコロールカラー」って知っていますか?そうです,言わずとしれたフランス国旗にも使われている「青・白・赤」のフランスを代表する色のことです。時代はフランス革命に遡ります。当時市民軍はパリ市の色「赤」「青」の帽章をつけていましたが,この市民軍が全国へと広がりを見せます。そして「市民と王家が協力し新しい国家を作ろう」と王家の色「白」を帽章に加え「青・白・赤」がそろったのが始まりだそうです。そして1794年の10月24日,日本の国会に当たる「フランス国民公会」がこの「青・白・赤」三色のトリコロールを国家の象徴と定め,国旗もご存じのような3色になったそうです。現在では当たり前に感じることにも,実は数々の歴史があり現在に至っていると言うことを改めて感じさせられますね。

10月23日(金)

 先月,文化庁より「国語に関する世論調査」の結果が発表されました。これは毎年文化庁が実施しているもので,言葉遣いや読み書きなどの分野に関する全国的な規模の調査です。その中に「言葉の使い方」についての調査があり,大変興味深い調査結果なのでご紹介します。
 「やばい」という言葉。皆さんはどういう意味で使いますか? 本来は危険な状況を予測するときになどに使う言葉のはずですが,若者を中心にこの「やばい」が変わってきているそうです。調査では16歳から19歳の調査実施者の91.5%もの人が「やばい」を「とても素晴らしい」という意味で使っているという結果だったそうです。
 毎日教育現場で中学生の会話を聞いていると確かに「おや?」というような場面に出くわすときが増えてきたように思います。耳から入る言語イメージでよく「フランス語」の流れるような雰囲気が素敵だと言われていますが,海外の人たちには「日本語」はミステリアスで地方によって発音が違い(方言),とても興味深いと言われているそうです。また最近ではデザイン的にも格好良いと漢字のタトゥーを入れている外国人も多いようです。日本人からしても美しい言葉が日本語にはたくさんありますよね。
 日本古来の伝統や文化,これらを未来に継承する中学生はもちろんですが,我々も正しく日本語を使わなくては,と感じさせられました。

10月22日(木)

 昨日「野田市小中学校音楽会」が行われ,本校からは音楽部の演奏と3年生の学年合唱を披露しました。平日ということもあり会場で演奏や合唱を聴くことはできませんでしたが,講師の大槻秀一 氏より公表をいただきましたのでご紹介します。
<音楽部>演奏曲「走れメロス」
 曲の始まりからレベルの高いまとまりのある演奏,大変すばらしいです。一人一人の役割がなされ,よく演奏できています。ソロ演奏もしっかろいした響きです。今後「厚みのあるサウンドづくり(低音を土台としたピラミッド型サウンド)」が作り上げられれば,さらにすばらしい演奏表現につながると思います。今後が楽しみです。

<3年生学年合唱>合唱曲「モルダウ」
 3年生全員での学年合唱,とてもすばらしいです。表現が大変難しい曲ですが,特徴を捉え強弱・速度等の曲想の変化をよく感じ取りながら歌うことができました。伴奏者も熱演で大変すばらしいものがありました。これからも歌う心,音楽のすばらしさを大切にしながらがんばってほしいと思いました。

 また木間ケ瀬中が素晴らしい評価を受けました。頑張っている生徒の姿を多くの人にお見せできたと思い,誇らしく思います。

10月21日(水)

 皆さん,突然ですが今日は「未来」です。というのも30年前に封切りされた人気映画シリーズ「バックトゥーザフューチャーⅡ」の物語に出てくる架空の未来,それが実は2015年10月21日,つまり今日だったのです。映画の中で主人公が車型のタイムマシンに乗り未来に旅する場面がありました。覚えている人もいることでしょう。その旅の行き先は30年後の2015年10月21日,未来の設定ですから,タイヤがなく地面から浮くスケートボードなど当時には考えられないハイテクが描かれていました。それから30年。当時から見た実際の未来はどうなっているのでしょうか。
 <地面を浮くスケートボード> 市販化されていませんが実現しているようです
 <画面に話しかけ操作するテレビ> TVではありませんがタブレットやスマホで         実現しています
 <立体映像広告> 3Dホログラムやプロジェクションマッピングで実現しています
 <指紋認証システム> スマホなど実用化が進んでいます
 <メガネ型コミュニケーションツール> 実現され実物は小型化されています
 <空飛ぶ車> 開発されており,市販化される見通しです

 
科学技術の進歩はめまぐるしく,わずか30年でここまで来ていることに改めて驚かされます。改めて映画を観たくなったのは私だけでしょうか・・・

 PS:本日市内音楽発表会が行われます。本校の出場については本HP「お知らせ」に掲載してありますのでチェックお願いします。

10月20日(火)

 今,学校は31日(土)に行われる莨葉祭(文化祭)に向けて動いています。帰りの会の時間ともなると,校舎中から各学級の合唱が聞こえてきます。中学校では「秋の風物詩」と言える情景です。どうですか,皆さんも中学生だった頃、合唱コンクールに向けて歌っていたことを思い出しませんか。高校の文化祭といえば,各学級で模擬店を開いたりステージ発表したりというイメージがありますが,中学校では合唱コンクールと同時に開催しており,文化祭といえば合唱というイメージが一般的です。ではなぜ「合唱」なのでしょうか?もちろんコンクールですから「優秀賞」「最優秀賞」を目指してどこの学級もがんばります。そしてコンクール当日,残念ながら賞を獲れる学級は一握り、ほとんどの学級が賞は獲れません。では賞が獲れなかった学級の合唱は失敗だったのでしょうか。いいえ決してそんなことはありません。昨日の駅伝と通じる話になりますが,賞を獲るるために「頑張る課程」が大切なのです。頑張る課程が大切なら合唱でなくても・・・と思うかもしれません。でも合唱でなければなりません。「合唱」ですから「合わせ」なくては素晴らしい歌声にはなりません。もちろん楽譜通りに「音程を合わせる」ことが求められます。楽譜通りに「ブレス(息つぎ)を合わせる」ことも必要です。「指揮者に合わせること」「移動の動きを合わせる」など様々な「合わせる」ことがあります。そして何よりも大切なことは「学級全員が気持ちを合わせる」ことです。曲選びの段階から,四苦八苦しながらもコンクール当日を迎えるまで同じ時間で同じ目標に向かって練習を重ねることで「気持ちを合わせる」ことが初めてできるのだと思います。そして学級全員の気持ちがぴったり合った瞬間の合唱は1人×40人=40ではなく,=50にもそれ以上にも響き合い,聞く人の心を動かすのだと思っています。
 合唱コンクール当日まであと10日。どの学級も頑張ってほしいものです。

 PS:明日21日(水)市内音楽会の中で3年生全員による合唱が披露されます。頼もしい今年の3年生きっと素晴らしい「合唱」を奏でてくれることでしょう。

10月19日(月)

 17日土曜日に第69回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が行われました。
 心配された雨もスタート時にはあがり、各校の代表選手を温かく見守ってくれたようです。既に新聞やインターネット等でご存じかもしれませんが、優勝は「松戸市立小金中学校」,第2位は「我孫子市立白山中学校」,そして第3位は「松戸市立常盤平中学校」でした。野田勢は「北部中」が22位,「一中」が25位,「南部中」が26位と続き,我が木間ケ瀬中は63位という結果でした。
 順位だけを見ると「おい,もっとしっかりしろよ!」などとお叱りをうけるかもしれませんが,夏休み前からの練習,また夏休みもほとんど休みなく続けていた厳しい練習にも耐えてきた姿を思い出すと,63位という結果こそは残念ですが,選手たちには「よく頑張った」「お疲れさん」という言葉を心から贈りたいと思います。
 教師という立場で,この駅伝大会に関わって30年近くなりますが,結果以上に,それまでの「過程」が選手一人一人に与える力は計り知れないものがあり,もし様々な条件をクリアできるのであれば,誰でも駅伝チームの一員として参加してほしいと思っています。「僕は遅いから・・・」でも良いんです。仮に選手になれなくても「自己ベストをたった1秒」縮めるための「過程」「努力」「我慢」,そして「チームのために一秒でも早く次にタスキを・・・」という気持ちを経験こそが,かけがえのない力,「人間力」となりこれからの人生に必ず役立つことでしょう。

 選手の皆さん,今までご苦労さまでした。
 また応援してくださった全ての人に感謝申し上げます。 ありがとうございました。

10月16日(金)

 明日17日(土) 第69回東葛飾地方中学校駅伝競走大会(以下:東葛駅伝)が行われます。今日はこの東葛駅伝についてご紹介します。今年で69回を数えるこの大会,回数の通り歴史と伝統のある駅伝大会なのはもちろん,その規模も全国でも有数の駅伝大会なのです。その名の通り「東葛地方の中学校」が参加する駅伝大会ですが,69回を数える歴史の初期は,もちろんこの東葛地区の中学校も現在とは違いずいぶん少なかったはずです。そんな中始まったこの大会も時代の流れとともに開校する中学校も増え,今年から初参加の流山のおおたかの森中学校も加わり,松戸・流山・柏・鎌ヶ谷・我孫子そして野田の全71もの中学校が参加します。またコースも交通事情や時代の流れで少しずつ変更はしていますが,基本的に松戸と野田をスタート・ゴールとした32Kmを10区間に分け各学校のタスキをつなぎゴールを目指します。松戸の街中や野田の商店街など一般道路がコースなので,駅伝の最中は交通規制が行われ,選手たちを白バイが先導するという,まるでTVで目にする箱根駅伝のような駅伝大会なのです。またこれだけの大会なので,沿道の声援も途切れることなく,自分の応援する学校だけではなく,すべての学校を代表する一生懸命な姿の選手へ応援が飛び交います。 また,この長い駅伝の歴史のおかげで,過去の出場選手の中には,箱根駅伝に出場した選手や,オリンピック選手など日本、いや世界を代表するトップランナーもいます。
 これから大きな世界へ,世の中へ羽ばたこうとする未来ある中学生の,それこそ歯を食いしばり一生懸命な姿を,応援しにいきませんか。
 今年は野田スタート。スタートは清水公園の陸上競技場午前10:00です。清水公園駅前から流山街道を南下していきます。

10月15日(木)

 一日遅れてしまいましたが,昨日10月14日は「鉄道の日」でした。
明治5年(1872年)の10月14日に新橋・横浜間に日本で最初の鉄道が開業したことから,毎年この日を「鉄道の日」として定めたそうです。
 また今日10月15日「世界手洗いの日」だそうです。これは平成20年(2008年)に制定された比較的新しい記念日なのですが,手を石けんで洗うことで,感染症の予防になり多くの命を感染症から守ることができるとして,世界各国に呼びかける目的で制定されました。 また今日は「助け合いの日」「キノコの日」でもあるそうです。
 毎日このHPの記事をアップする関係で毎日の出来事や記念日などを調べる習慣がついてきました。すると365日,毎日何かしらの記念日があり,またそのエピソードなどを呼んでみると「へー!」「そうなんだ,知らなかった」というように新たな発見があり実に興味深いものです。

PS:莨葉祭(文化祭)当日の生徒の昼食の申し込みが16日(金)明日までとなっております。
   ご協力お願いします。

10月14日(水)

昨日、イングランドで日本旋風を巻き起こしたラグビーワールドカップ日本代表が帰国しました。予選リーグで3勝しながら、決勝トーナメントには惜しくも進出できませんでしたが、日本国内だけではなく、世界中に勇気を与え、同時に日本人の勤勉で我慢強さをアピールしてくれました。日本ではまだまだ一般に馴染みが薄く、ルールもわからないという人も少なくありませんが、ルールがわからなくても、選手達の真剣で直向きでみんなで力を合わせ、ボールを前へ運ぼうとする姿に心を動かされた人も少なくないことでしょう。all for one.  One for all.  の精神は学校生活でも生徒達に学んでもらいたいと願っています。
日本代表選手の皆さん、お疲れ様でした。

10月14日(水)

昨日、イングランドで日本旋風を巻き起こしたラグビーワールドカップ日本代表が帰国しました。予選リーグで3勝しながら、決勝トーナメントには惜しくも進出できませんでしたが、日本国内だけではなく、世界中に勇気を与え、同時に日本人の勤勉で我慢強さをアピールしてくれました。日本ではまだまだ一般に馴染みが薄く、ルールもわからないという人も少なくありませんが、ルールがわからなくても、選手達の真剣で直向きでみんなで力を合わせ、ボールを前へ運ぼうとする姿に心を動かされた人も少なくないことでしょう。all for one.  One for all.  の精神は学校生活でも生徒達に学んでもらいたいと願っています。
日本代表選手の皆さん、お疲れ様でした。

10月13日(火)

 さわやかな秋晴れのもと、今日平成27年度後期の始業式を迎えます。朝のこの涼しい空気が一層身を引き締まらせてくれます。
 さて,11日(日)に本校会場で「木間ヶ瀬地区体育祭」が行われました。今年はあいにくの雨模様により,前日の準備もむなしく体育館での実施となりましたが,多くの地域の方が参加し盛大に行われました。また,この地区体育祭にはボランティアとして本校の陸上部・バスケットボール部・レスリング部・3年生の有志など多くの生徒が関わり,それぞれの係として体育祭の運営に貢献してくれました。地域の方からも「中学生がよくやってくれるから助かるわ」などのありがたい言葉を頂戴し,本校職員として誇らしい気持ちになりました。
 10日の準備から12日の片付けまで携わってくださった実行委員の皆様、本当にご苦労さまでした。来年は青空のもと開催できると良いですね。