木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

12月12日(月)

 おはようございます。真冬以上(?)に寒い朝での一週間の始まりです。
 土曜日のことですが,土曜授業の一環で一年生を対象に「NIE出前授業」が行われました。講師は東京新聞社の編集員の方々で,新聞が書く家に届くまでの説明を始め,将来を見据えることの大切さ,また日本語の難しさ・記事から事実を読み取ることの大切さなどをご講演いただきました。講演後1年生からお礼の歌をプレゼントしました。




  さて,土曜日に野田市中学校駅伝大会が野田市総合公園競技場で行われました。10月に行われた東葛駅伝の結果にはさぞ驚かれたことでしょう。1,2年生に代替わりしたタイミングに合わせ新体制で練習してきました。結果は9位。今の実力はこの程度です。これから具体的目標を掲げながら徐々に力をつけてもらいます。皆さん応援をお願いします。

 * 今日は毎年恒例の「今年の漢字一字」が京都清水寺の境内で発表されます。年末ですね~ (私個人としては,今年は「耐」でした・・・)

12月10日(土)

 北風吹いて,きれいに筑波山が見える寒い朝ですが,今日は土曜授業です。がんばっていきましょう。また野田市中学校駅伝大会が清水公園競技場周辺で行われます。新体制で挑む初めての大会になります。順位はさておき,現在の位置を見極める絶好の機会になることと思います。健闘をお祈りしています。
 さて,今日から冬の交通安全運動が始まりました。「その酒で 失う信頼 家族の未来」というスローガンの元,何かと大人は飲む機会の多い年末年始ですが,交通安全には十分に気をつけましょう。
 話は変わりますが,この場でも何度も取り上げている話題に「メモリアル」があります。今日そのメモリアルが誕生する見込みです。正確な冊数はあえて(駆け込みでいい加減な学習では意味がありませんから)書きませんが,「自主学習ノート」を渡した冊数が900冊を超え,ついに今日「1000冊!」に達することでしょう。いったい何年生の何組,誰のノートが「自主学習ノート1000冊達成記念」のメモリアルを刻むのでしょう。 楽しみですね。 月曜日のこの場で紹介できればと思っています。

 *今日の土曜授業では東京新聞の方々がお見えになり,1年生への「NIE出前授業」を展開してくださいます。この様子も月曜日にはご紹介できると思います。

12月9日(金)

 さて,昨日少し話題にあげた2年生のスキースクールに向けてのレンタル品のサイズ合わせの様子を少しだけご覧ください。



 表情は見えませんが,楽しさが伝わってきます。スキーはもちろんですが,二泊三日,級友たちと寝食を共にする貴重な体験です。今のうちにしっかりと準備しておきましょう。
 昨年のスキースクールでは,インフルエンザの流行と重なり,残念ながら欠席した生徒,現地で発症し,保護者の皆さんに菅平高原まで迎えにきてもらい途中で帰宅した生徒が何人かいたことを思い出しました。楽しいスキースクールを満喫するために,予防接種などインフルエンザ・かぜ予防を今のうちからしておきましょう。

12月8日(木)

 空気が澄んだ寒い朝です。気合いを入れてがんばりましょう。
 今日12月8日は日本軍が米国ハワイの真珠湾を奇襲攻撃し,多くの日本兵,米兵が亡くなり太平洋戦争が勃発してから75年目にあたります。現地では追悼式典が行われました。
 8月に米国オバマ大統領が広島を訪れたのは記憶に新しいことですが,今月末には安倍総理大臣が,この真珠湾を訪れ慰霊するという計画があります。子供たちが国境など関係なく,同じ地球人として世界中の人々と仲良くできる平和な世の中を作っていかなくてはなりません。
 さて,話は変わりますが,年明け2年生は長野県菅平高原にてスキースクールが行われます。事前の取り組みも始まり,今日はレンタル品(スキーウェア・スキー靴)のサイズ合わせが行われます。初めて履くスキー靴のロボットになったかのような,あの感覚を味わうわけです。生徒たちにとっては,この頃から実際のスキーをイメージし始め,事前の取り組みも一層熱が入ってくることでしょう。
   スキースクール学年スローガン:「自覚・覚悟・3つのわ」~思い出に残るスキースクール~
           2年1組スローガン:「3つのわを大切にし,クラスの絆を深めよう」
           2年2組スローガン:「いざは普段なり」~集団行動の実践~
           2年3組スローガン:「自覚・責任・マナー・信頼」

 *二泊三日のスキースクール,すばらしい体験をたくさん得られることを期待しています。残念ながら(?)私(教頭)も付いていきます。「よし!スキー板でも磨くか!」

12月7日(水)

 我々教員にとって,興味深く無視できない報道が今朝方飛び込んできました。というのもOECD(経済協力開発機構)が3年に1度,加盟する72の国や地域の15歳を対象に実施しているPISA調査(国際的な学習到達度調査)の結果報道です。
 国際的に活躍する人材を育むべき日本の教育界では,他国と比較する一つの物差しとして考えられている調査です。2003年のPISA調査では日本の順位が急落し,文科省は学習指導要領を改定し「脱ゆとり教育」となったのもこの調査結果が関係しています。
 調査は義務教育で学んだ知識や技能,実生活での活用能力を「科学的能力(理科)」「数学的能力(数学)」「読解力(総合)」の3分野で調査するものであり,今回公表された結果によると,科学的能力では2位(前回4位),数学的能力では5位(前回7位)と順位を上げています。一方で読解力では8位(前回4位)から大きく順位を下げています。
 今,木間ケ瀬中学校を含めた教育界ではこの「読解力」を,具体的には「資料やグラフなどから読み取る力」「読み取ったことを活用する力」を向上させようと取り組んでいるところです。
 本校では土曜授業で全学年実施している「NIE(ニュースペーパー・イン・デュケーション)」などがあげられます。 今の世の中,ゲームやインターネット・スマートフォンを始め,音や画像がストレートに脳に入ってくる環境が増えています。脳の解析や分析する能力をもっともっと刺激させてあげなければなりません。読書や新聞という活字から入り,脳でイマジネーションを形成し,自分なりにとらえるという「段階的な刺激」を大切にしてゆきたいものです。