木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

8月5日(水)

 日曜日から岩手県に研修視察に行ってきました。その期間中スマホで記事をアップしようと思いきや、うまく操作できないは、圏外になってしまうは,写真を貼り付けられないはで,どうにも見にくい記事でご迷惑をおかけしました。 さて今回の研修視察は関東地方の中学校修学旅行委員会の企画する現地視察であり,今は関西への修学旅行が中心ですが,岩手沿岸部での東日本大震災による大津波に被災した現地での生きた「防災学習」や,実際に被災した方々の今なお続く復興への気力や努力に触れながら自分を見直すというコンセプトでした。 何枚か写真を紹介します。
   この画像中央に海岸が見えますが,大津波では写真を撮っている場所、この目線の高さまで水が来たそうです。今見えている家屋は震災後建て直したことになります。
 この画像は世界一の防潮堤です。昔から何度も津波に被災しているこの地域では、高さ13メートルの防潮堤を作り集落を守ってきましたが、今回の大津波では,もちろんこの防潮堤の上から水が押し寄せ、そればかりか防潮堤まで無残に崩し,ここからの引き波によって多くのがれきや命が海に消えていってしまったそうです。
 震災から4年がたちますが,未だなお復興途中であることがわかりますね。
 今回の研修ではこれ以外にも,観光地を巡りましたが,どんな観光地よりも私の心を動かした画像を2枚紹介しました。

7月31日(金)

みなさん「ブルームーン」って知っていますか?
 直訳すれば「青い月」となります。確かに大気の状態によって夜空に浮かぶ月の色の見え方は毎日違い,青白い月をブルームーンと呼ぶこともあるようですが,今回ご紹介する「ブルームーン」には,違った意味も存在するようです。
 通常,月の満ち欠けは約29.5日周期で起こるため,満月を見られる日は1ヶ月に1回程度。2月などは28日(うるう年は29日)なので,周期によっては1度も満月がないということもあり得ます。でもカレンダーの巡りと周期によっては1ヶ月に2回満月が見られるタイミングもごく希にあるのです。このごく希にある1ヶ月に2回目の満月のことを「ブルームーン」と呼んでいるのだそうです。このブルームーン,細かい計算によると3年に1度程度の確率であるそうですが,当日の天気によっては,せっかくのブルームーンを見ることができないため,肉眼でブルームーンを見ることができるのは,本当にごく希なことなのです。そんなブルームーンのチャンスが実は今日だったのです。
 英語で「珍しいこと」「希なこと」の例えで『once in blue moon』という慣用句があるそうです。またこのブルームーンを見ることができれば幸せになれるという話もあることから今日のブルームーンに興味がわいてきますね。 
 気象庁によると今日も予報は晴れ!ただ昨日のような突然の雷雨の可能性が…ということです。
今晩のブルームーンが楽しみですね。 『once in blue moon』。せっかくなので覚えてみませんか?

7月30日(木)

 楽しい時間は実に早く過ぎてしまうもので,長期の夏休みも1/4が経過しました。夏休み突入当初は,各運動部の葛北大会や各種コンクールが行われ部活動一色の生活だったのではないでしょうか。多くの運動部活動では,葛北大会を最後に3年生が一線から退き,1.2年生中心の新チームでの練習が始まっています。また10月に行われる東葛駅伝大会に向けた早朝練習も軌道に乗り始めました。
 また3年生は三者面談,1.2年生は家庭訪問を行っていますが,ほとんどがすでに終了し,来週には全日程終了する予定です。
 教職に就き20数回夏休みを過ごしてきましたが,やっといつも通りの落ち着いた夏休みが始まったという印象です。そんな落ち着いた夏休みですが,生徒たちは休み前に立案した「計画」どおりに規則正しい生活が始まっていなければならない時期でもあります。どうでしょう?朝の起床時間,就寝時間は・・・ また夏休みの課題や,自主(家庭)学習は進んでいますか?
 夏休みはまだまだ1ヶ月残されています。7月が終わろうとしている今だからこそ,有意義な夏休みになるよう,もう一度計画を,更には生活を見直してみましょう。
 そう書きながら,グランドでは駅伝の練習が始まり,朝から蝉の声が響きわたり,今日もまた暑そうな夏休みの一日の始まりです。暑さに負けず頑張っていきましょう!

大きいですよ,ここからの1ヶ月どう過ごすかは・・・

7月29日(水)

 昨日,一昨日と陸上の県大会が千葉の県総合陸上競技場で行われました。千葉県は全国的にレベルが高いことで知られていますが,その中で3年生<野本優奈>さんが大活躍してくれました。
 
 女子の走り高跳びで160cmをクリアし,見事第3位に輝きました。またこの160cmという記録は全国大会出場標準記録でもあり、公認大会である今回160cmをクリアしたことにより,晴れて北海道で行われる全国大会出場が決定しました。 おめでとうございます。また野本さんは既に8月5日・6日に行われる関東大会出場も決定しています。
 勝負ですから,少しでも上の順位を目指すことはもちろんですが,今度は更に高いレベルの選手しか出場しない大会です。そんな中,平常心を保って自己ベストを更新することに集中してほしいものです。きっとそれが結果として順位にも現れてくるのですから・・・

 *関東大会・全国大会の結果については後日この場で紹介します。

7月28日(火)

 突然ですが,今日はオリンピック(五輪)について書いてみます。
 1928年オランダで開催された「アムステルダム五輪」,この五輪に日本から43人の選手が参加しました。そして日本人初のメダリストが誕生しました。それが87年前の今日,7月28日でした。
 陸上の三段跳びで織田幹雄さんが金メダル。
 水泳の200m平泳ぎで鶴田義行さんが金メダル。
 陸上の女子800mで人見絹江さんが銀メダルをそれぞれ獲得しました。

 また1984年の今日7月28日にアメリカロサンゼルスで開幕したロサンゼルス五輪は真夏のロサンゼルスでの開催ということもあり何かと話題になりました。その代表が今回から正式種目に採用された女子マラソン。スイスのアンデルセン選手が極度の脱水症状で意識ももうろうとした中,フラフラしながらゴールした映像はご覧になった皆さんも多いことでしょう。またこのロサンゼルス五輪はソ連(現ロシア)がボイコットした五輪としても名を残しています。

 真夏のこの時期に開催される夏の五輪(50年前の東京五輪は10月10日開幕),2020年には東京で開催されますね。メインスタジアムの建築問題等もあるようですが,ぜひ世界中が「あっ」と驚くような熱中症対策の五輪を開催してほしいものですね。「物づくり大国ニッポン」の技術に期待しましょう。