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2025年6月の記事一覧

校長室のひとりごと「熱中症」

  連日こう暑いと「熱中症」が心配になります。「熱中症」というと「夏」を思い浮かべますが、実は4月から10月までが要注意だそうで特に注意が必要なのが「梅雨」のこの時期だそうです。そもそも熱中症を引き起こす条件には「気温」「湿度」「日差し」が関係しています。ですから曇りや雨の日でも、また屋外だけではなく室内にいても注意が必要だということです。この熱中症を引き起こす三つの条件を割合で考えると「気温が2割」「日差しが1割」、そしてなんと「湿度が7割」だそうです。人間は暑いときには汗をかきます。そしてその汗が蒸発する気化熱により体温を下げてくれるのですが、外気の湿度が高ければ高いほど汗が蒸発しにくくなり結果として体温が上がってしまいます。この湿度が高い梅雨の時期に「熱中症」への注意が特に必要というのもうなずけます。この三つの条件の割合から熱中症の危険度を表す「暑さ指数(WBGT)」を計測するのが「WBGT計」、今年はこれまで以上に「熱中症」のリスクがあると想定し、この「WBGT計」を各部活動に一つ準備し、活動中には常に暑さ指数に注意を払えるようにしています。

ところで「梅雨」はどこに行ってしまったのでしょうか・・・