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2024年7月の記事一覧

校長室のひとりごと「一日一勝負」

 3年生は修学旅行の疲れがまた残っているようですが、また全校揃い雨で7月を迎えました。雨といえば先週の金曜日、修学旅行の最終日はあいにくの大雨でした。しかし生徒たちは嵐山で楽しそうに散策、食べ歩きする姿が見られました。なおも大雨は続き、静岡県内の線状降水帯の影響で新幹線が運転を見合わせていると情報が入り、心配していましたが、予定よりも遅れたものの運転も再開し、無事に野田まで帰ってくることができました。
 突然ですが「一日一勝負!」。私が心がけていることです。「一勝負」と言っても、実際に誰かと戦うわけではありません。「自分との勝負」です。実際には大した勝負でもなく人に言うのも恥ずかしいような本当に小さな自分との戦い「勝負」です。
 就寝前に、明日の勝負内容を考えます。例えば「明日は一回目の目覚ましで起きるぞ!」のような本当に小さな勝負を自分で設定します。この勝負、目覚まし一回で起きられれば「勝ち」、起きられなければ「負け」と心に言い聞かせます。不思議なもので翌朝目覚ましが鳴ると、寝ボケながらも勝負を思い出した勢いで布団から出ることができ、この勝負「勝ち」でした。そんな日の朝は、なぜか清々しく、寒いはずの屋外でストレッチしてみたりと、いつもと違う朝を実感しました。これが「一日一勝負」です。
翌日も、同じように「よし明日も…」と勝負を設定しベッドに入ると、やはり眠い自分に勝利し、目覚まし一回で起きることができ、「勝ち」を繰り返すうちに目覚ましが鳴る前に起きるようになっていました。やればできると実感します。何となく当たり前のことでも勝負に勝ったときは心の中でガッツポーズ機嫌がよくなります。
最近の「一日一勝負」、これもまた小さな勝負ですが、朝のニュース番組のジャンケンです。たかがこれだけですが、自分なりに先週のこのじゃんけんはチョキだったから…とか、昨日は続けてパーだったから…など分析しながら勝ったときには、やけに幸せな気持ちになり、一日を過ごすことができたりします。
 ただ毎日、同じことを繰り返すだけだとしても、自分の中で何か一つにこだわり勝負してみるのもメリハリがついて良いものですよ。