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2025年7月の記事一覧

校長室のひとりごと「人型ロボット」

 技術の進歩には驚かされるばかりです。特に昨今「人型ロボット」の進化は目覚ましく、コテコテの昭和世代の私は「未来がやってきたな」と感じてしまいます。4月には中国北京で世界初の「人型ロボット」のハーフマラソン大会が行われました。中国国内の企業や研究者が開発した20体が参加しました。スニーカーを履いたり、ランニングウェアを着たりと様々でしたが、スタート後に壊れてしまったロボットなどもいた中、6体の人型ロボットが完走し、優勝ロボットのタイムは2時間40分だったそうです。また同じく北京では、AIを搭載した人型ロボットによるサッカーの試合が行われたと報じられました。そしてこの8月には中国北京で「世界人型ロボット体育大会」が開かれ、中国はもちろん、アメリカ、ブラジル、ドイツ、オランダ、イタリア、ポルトガル、シンガポール、オーストラリア、アラブ首長国連邦、インドネシア、そして日本から選手(ロボット)が参加し、陸上、サッカー、武術、体操などの競技が行われるそうです。また、この大会ではスポーツだけではなく、日常生活の中の「資材の運搬」「接客」「清掃」「仕分け」などのジャンルでも「場面競技」で争われるということです。

 昔憧れた「手塚治虫」の世界や「ドラえもん」のような猫型ロボットが活躍する社会が訪れる日は来るのでしょうか。