校長室から
ごあいさつ
うららかな春の日差しが、新しい年度の始まりを祝うかのようです。お子様の進級・入学おめでとうございます。
北部小学校より参りました校長の中澤清人と申します。どうぞよろしくお願いいたします。創立152年目を迎える長い歴史と伝統のあるこの二川小学校に着任し、身の引き締まる思いです。
さて、今年度の二川小は、新1年生43名を迎え、全校児童343名でのスタートとなりました。学校教育目標「意欲をもって自分をみがくたくましい子の育成」の実現に向け、職員一同、全力で取り組んでまいります。指導法の工夫改善に努め、意欲的に学習に取り組めるような授業づくりに努めていきます。子供たちが授業に積極的に参加し、毎日楽しく登校し、安心・安全に過ごせる学校にしたいと考えています。
新型コロナウイルスも落ち着いてきて、様々なことが以前のようにできるようになり、うれしく思っています。今年度も子供たちが楽しみにしている行事等をできる限り以前のように実施したいと思いますが、ウイルスが無くなったわけではありませんので、引き続き、基本的な感染予防に気をつけていきます。
最後になりましたが、子供たちがよりよく学び、よりよく成長するためには保護者の皆様、地域の皆様のご支援、ご協力が不可欠です。今年度も本校の教育活動にお力をいただきますようよろしくお願いいたします。
ありがとうございました
令和5年度末の人事異動に際し、役職定年となり、校長から教諭になり他校へ異動することとなりました。二川小の校長として着任してから3年間、保護者や地域の皆様には大変お世話になりました。この3年間は、「二川小で良かった」と子どもたち、保護者、教員が思える学校を目指して、様々なことに取り組んでまいりました。もちろん不足していた部分や課題はまだまだありますが、確かな手ごたえも感じることができました。学校や学級は教師だけでは作れません。教師と子どもたちみんなと保護者、地域の方々が協力して作っていくものと思っています。これからも学校は存在し続けます。いつかどこかで再び、子どもたちの笑顔に会えることを願うとともに楽しみにしています。3年間ありがとうございました。
令和3、4,5年度校長 船橋高志
二川小学校の応援歌 7/10
二川小学校の校歌は、100周年を記念して昭和47年(1972年)に作られたものです。昨年度の150周年の際、資料を探索している際に、校歌制定以前に二川小では、「応援歌」が歌われていたことがわかりました。そして応援歌の歌詞がわかりました。下に紹介します。
【二川小 応援歌】
一. 筑波おろしに 大利根の 二. 秋風清く 空高く
波打ちぎわの ほとりなる 二川軍の 雄たけびに
扇名が原(おきながはら)に 鍛えたる 天地もとどろく 鬼心もおそる
鉄腕ふるう 時は来ぬ おおし いさまし 我が選手
フレ フレ 二小
フレ フレ 二小
※節がわからないため、現在の子どもたちは歌えません。
二川小の歴史的な書 9/27
今年で創立149年目となる二川小学校には、歴史的な書がいくつかあります。そのうちの3点を紹介します。
まずは、体育館ステージに向かって右上の書です。これは、明治から昭和初期に活躍した、将棋の関根金次郎さんの書です。関根金次郎さんは、東宝珠花でうまれ、第13世名人として活躍されました。書は「和気致祥(わきしょうをいたす)」です。これは「穏やかな気持ちが幸せをもたらす」という意味だそうです。
続いて、体育館ステージ向かって左側の書です。これは、鈴木貫太郎翁の書です。鈴木貫太郎翁は、関宿藩士の子として生まれ、1945年に第42代内閣総理大臣になられた方です。その時、太平洋戦争を終わりに導き、終戦処理を行った総理大臣です。関宿地区の酪農を広めた方でもあります。書は「修徳立義(しゅうとくりゅうぎ:徳をおさめ義を立つ)で、「善いことを積み重ねて,義を立てることを願う」という意味です。
3点目は、職員玄関正面にある書です。これは、鈴木貫太郎翁の奥様、孝子(タカ)夫人のものです。今は、休館中ですが「鈴木貫太郎記念館」で、2・26事件に関わるこの方の肉声が聞ける展示がされていました。書は、「以和為貴(和をもって尊しとなす)」で、「人々が互いに仲良く調和していくことが最も大事なことである」という意味です。
いずれも、歴史的、教育的にとても価値の高い書です。野田市は、このほかにもいろいろな偉人が生まれてきました。図書室前にもコーナーがありますので、ぜひ、見てください。
また、来年度は、二川小創立150周年を迎えます。資料等も含め、地域の方や保護者の皆様にご協力をお願いすることもありますので、よろしくお願いします。
学校からの風景(2)9/8
臨時休校5日目です。子どもたちは、クロームブックの扱いにもかなりなれてきており、予定通りの学習が進められています。そんな中、二川小に隣接する田では、稲刈りが始まりました。
5年生で稲作について学習しますが、日本の主食ですので、興味を持ったらいろいろ調べてみるのもいいと思います。
ちなみに、野田市での学校給食の白飯は、すべて野田市でとれたお米を使用しています。
臨時休校も残り2日間、がんばっていきましょう。