学校の様子

7/12 アドバイザー石垣弁護士による特別授業



 本日、5校時に野田市教育委員会アドバイザーである弁護士の石垣正純先生が、5年生へ特別授業をしてくださいました。昨年度に引き続きの来校です。弁護士の仕事は、「人と体と心(+物)」を守る、また、言葉で困った人を守る仕事であることを教えてくれました。
 世間に流れるニュースなどから、世の中が悪くなってるイメージがありますが、実際は、犯罪は平成元年より半分に減り、窃盗は平成14年の5分の1、車の部品の窃盗については、ピーク時の10分の1に減っているそうです。確実に日本は、努力によって犯罪を減らしているということです。
 また、教育基本法の第1条の教育の目的は「人格の完成」であり、「人格の完成」とは、「今できないことが来年できるようになること、来年できないことが、その先できるようになること。」と同じ意味であることをわかりやすく教えてくださいました。また、子どもたちは、「いじめ」は心と体を傷つけること、「いじめ」は人格の完成を邪魔すること、だからしてはいけないという石垣先生の話に耳を傾けていました。令和4年4月1日より、成年(おとな)=18才となることや、ご自身の弁護士としてのやりがいにも触れ、石垣先生は3つの大切なことを教えてくださいました。
①いじめは努力で減らすことができること。
②社会のルールは自分たちで変えることができること。
③やりがいを見つけることはとても大切であること。
 昨年度、現在の6年生に語り掛けてくださった石垣先生の「自分のやりがいを見つけて打ち込んでいたら、いじめなんかしている場合じゃないよ。」という言葉を思い出しながら授業を参観させていただきました。5年生にとって、良い学びとなる貴重な時間でした。石垣先生、ありがとうございました。