学校の様子

11/1 カラフル焼きそば実験(水溶液の性質)



 本日、6年生の理科の「水溶液の性質」の学習と食育をコラボした、栄養士の若松先生と担任による授業を実施しました。「カラフルなやきそばをつくろう!」をめあてにした焼きそばの実験です。まず、紫キャベツを切って袋に入れ、お湯を入れてよくもんで紫キャベツの汁を作ります。できた汁にはアントシアニンが含まれているので、それが試薬となります。塩、砂糖、酢、レモン、蒟蒻の汁、重曹の水溶液にこの試薬を入れると、中性は青色で変化なし、酸性は赤ピンクに変化し、アルカリ性は少し緑色っぽく変化しました。理科の学習の復習です。
 次に、アルカリ性の「かんすい」が入っている麺を使って、カラフルな焼きそばを作りました。
〇麺+カレー粉=オレンジ色
〇麺+カレー粉+ソース=黄色
〇麺+紫キャベツ=緑色
〇麺+紫キャベツ+レモン水=ピンク色
 水溶液の性質によって色が変化しました。子どもたちは、興味津々で取り組んでいました。若松先生の『料理は「化学」です。今日は、皆さんが研究員です。』という言葉に触発され、どの子も真剣な取組でした。子どもたちは、できた焼きそば4種類を小分けにして、本日、家庭に持ち帰り(食べない約束です)ました。今日の学習を振り返り、家の人にプレゼンするためです。6年生の保護者の皆さん、今日の学習についてお子さんから話を聞いてください。人に伝えることで、学びが確かなものになります。どうぞよろしくお願いいたします。