学校の様子

2/5 校庭で砂鉄集め



 3年生が、理科の「じしゃくのはたらき」の学習で、校庭で砂鉄集めをしました。ビニル袋に磁石を入れ、砂場など砂があるところに近づけると磁石に砂がつきました。砂鉄は、黒い砂です。火山から噴火した溶岩の中には、磁鉄鉱(じてっこう)という鉱物が入っています。冷えて固まった岩石は、長い年月を経て小さな粒になり砂のようになります。それが、砂鉄です。砂鉄は、磁石にくっつくので、磁石で集めることができます。
 初めて砂鉄集めをする人が多く、興味津々で活動する3年生でした。「大きな大きな磁石があったら、一気に集められるね。」「磁石を外すとビニルをはさんでくっついていた磁石が一気に落ちるよ。」などなどたくさんの気づきがありました。砂鉄と一緒に普通の砂の粒もついてきてしまうので、砂鉄だけを集めるのは大変でした。
 実は、地球も大きな磁石です。北極はS極、南極にN極があります。ですから、方位磁針のN極は、常に北極に引き付けられます。少し難しい話ですね。今日の学習は、磁石のはたらきを理解する基礎となる入り口の学習でした。