笙の音(ね)にうっとり
「雅楽」って聴いたことがありますか?
去る5月19日(金)、福田二小に「伶楽舎(れいがくしゃ)」の皆様が来校され、雅楽をきかせてくださいました。龍笛(りゅうてき)、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、鞨鼓(かっこ)など、初めて聞く名前の楽器をつかった演奏でした。
最初に、3人の奏者による演奏が始まりました。
普段、聞き慣れない音色に興味津々です。
龍笛(りゅうてき) 篳篥(ひちりき) 笙(しょう)
すごーい。ふしぎな音がするんだね。「越天楽(えてんらく)」という歌の歌い方も教えていただき、雅楽の楽器の演奏にあわせて歌いました。今、みんなが音楽の時間に学習している歌とは全然ちがいました。
これは、「琵琶」という楽器です。食べる「びわ」は、形がこの楽器ににているということから、「びわ」と名付けられたそうです。
これは、鞨鼓(かっこ)といいます。きれいな色の模様がついた楽器です。両脇をたたきます。お手本をみせてくださったのでみんなでまねをしました。(エアーかっこです。)
鞨鼓のたたきかたをまねています。こんな座り方をしていますが、決してお行儀が悪いわけではありません。この体勢で演奏する楽器なのです。
太鼓(たいこ)です。きれいな色と模様です。かざりもすてきです。たたきかたも、みんながたたいている太鼓のたたきかたとは、まったくちがいました。
これは、鉦鼓(しょうこ)という楽器です。この楽器にもすてきなかざりがついています。
鞨鼓、太鼓、鉦鼓のほかに、琴(手前にあります。)も紹介されました。
これは「笙(しょう)」という楽器です。
長さがちがう17本の竹の管でできています。不思議な音がしました。代表の5年生3人に指の使い方を教えていただきました。
3人とも上手にふけました。「笙は、息をふいてもすっても音がでますよ。」と聞いやってみると、「ほんとだ」とみんなびっくり。
こんどは、篳篥(ひちりき)という楽器です。これも不思議な音の出る楽器でした。4年生の代表が挑戦。最初の音を聴いたときは、みんなが想像していた音よりもかなりちがっていたので、これまたびっくり。
龍笛の吹き方も習いました。この楽器は、最初、6年生の代表が挑戦しました。そのあと、全児童が体験させていただきました。音がでるようになるまでに、かなりの練習が必要だそうです。そのくらいむずかしいのですね。
4年生も 5年生も
3年生も 1年生も
6年生も そして寺田先生も
なんとか音を出そうとみんな一生懸命です。龍笛のあなに息をふきこむのですが、唇のあてかたにコツがありそうです。いい音がでるようになった子もいて、伶楽舎の方をおどろかせる場面もありました。
太鼓のたたき方をならっています。決まったお作法があって、なかなか神妙な気持ちになりました。
鉦鼓(しょうこ)のたたき方をならっています。真剣な表情で取り組んでいるところがいいですね。
鞨鼓(かっこ)の練習です。「上手だね。」とほめられました。いつも太鼓部で樽たいこをたたいているからかな。
雅楽の演奏で登場してくる様々な楽器の特徴や音色、演奏の仕方などが理解できたところで、あらためて「越天楽(えてんらく)」の演奏を通してきかせていただきました。子どもたちもさらに興味を深めたようです。貴重な体験でした。
【***お知らせ***】
7月11日(月) 13:25~15:00 福田二小体育館において、雅楽鑑賞会を開催します。当日は、今回来ていただいた奏者の方々も含め、十数名の方々により、演奏以外にも、実際に衣装をつけて舞いも見せていただきます。保護者の皆様、地域の皆様も鑑賞していただけますので、どうぞご来校ください。
・写真撮影、ビデオ撮影はできません。
・演奏のさまたげになるため、携帯電話の電源は必ず切ってください。足音や話し声も禁止です。
・演奏途中の入退場はできません。
【*伶楽舎(れいがくしゃ)*】
1985年音楽大学出身者など雅楽演奏家が雅楽の合奏研究を目的に集まって発足。国立劇場をはじめとする演奏会に出演するほか、1994年より毎年自主公演を行い、レパートリーの拡充と演奏の充実を図っている。
海外での評判も高く、1996年にはアメリカに旅行、シアトル、タングルウッド、ニューヨークで古典と現代作品を公演。
1998年にはイギリスに招かれ、グラスゴー、ロンドン、バーミンガム、ケンブリッジの4都市で公演した。2002年中島健蔵賞 特別賞受賞。
去る5月19日(金)、福田二小に「伶楽舎(れいがくしゃ)」の皆様が来校され、雅楽をきかせてくださいました。龍笛(りゅうてき)、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、鞨鼓(かっこ)など、初めて聞く名前の楽器をつかった演奏でした。
最初に、3人の奏者による演奏が始まりました。
普段、聞き慣れない音色に興味津々です。
龍笛(りゅうてき) 篳篥(ひちりき) 笙(しょう)
すごーい。ふしぎな音がするんだね。「越天楽(えてんらく)」という歌の歌い方も教えていただき、雅楽の楽器の演奏にあわせて歌いました。今、みんなが音楽の時間に学習している歌とは全然ちがいました。
これは、「琵琶」という楽器です。食べる「びわ」は、形がこの楽器ににているということから、「びわ」と名付けられたそうです。
これは、鞨鼓(かっこ)といいます。きれいな色の模様がついた楽器です。両脇をたたきます。お手本をみせてくださったのでみんなでまねをしました。(エアーかっこです。)
鞨鼓のたたきかたをまねています。こんな座り方をしていますが、決してお行儀が悪いわけではありません。この体勢で演奏する楽器なのです。
太鼓(たいこ)です。きれいな色と模様です。かざりもすてきです。たたきかたも、みんながたたいている太鼓のたたきかたとは、まったくちがいました。
これは、鉦鼓(しょうこ)という楽器です。この楽器にもすてきなかざりがついています。
鞨鼓、太鼓、鉦鼓のほかに、琴(手前にあります。)も紹介されました。
これは「笙(しょう)」という楽器です。
長さがちがう17本の竹の管でできています。不思議な音がしました。代表の5年生3人に指の使い方を教えていただきました。
3人とも上手にふけました。「笙は、息をふいてもすっても音がでますよ。」と聞いやってみると、「ほんとだ」とみんなびっくり。
こんどは、篳篥(ひちりき)という楽器です。これも不思議な音の出る楽器でした。4年生の代表が挑戦。最初の音を聴いたときは、みんなが想像していた音よりもかなりちがっていたので、これまたびっくり。
龍笛の吹き方も習いました。この楽器は、最初、6年生の代表が挑戦しました。そのあと、全児童が体験させていただきました。音がでるようになるまでに、かなりの練習が必要だそうです。そのくらいむずかしいのですね。
4年生も 5年生も
3年生も 1年生も
6年生も そして寺田先生も
なんとか音を出そうとみんな一生懸命です。龍笛のあなに息をふきこむのですが、唇のあてかたにコツがありそうです。いい音がでるようになった子もいて、伶楽舎の方をおどろかせる場面もありました。
太鼓のたたき方をならっています。決まったお作法があって、なかなか神妙な気持ちになりました。
鉦鼓(しょうこ)のたたき方をならっています。真剣な表情で取り組んでいるところがいいですね。
鞨鼓(かっこ)の練習です。「上手だね。」とほめられました。いつも太鼓部で樽たいこをたたいているからかな。
雅楽の演奏で登場してくる様々な楽器の特徴や音色、演奏の仕方などが理解できたところで、あらためて「越天楽(えてんらく)」の演奏を通してきかせていただきました。子どもたちもさらに興味を深めたようです。貴重な体験でした。
【***お知らせ***】
7月11日(月) 13:25~15:00 福田二小体育館において、雅楽鑑賞会を開催します。当日は、今回来ていただいた奏者の方々も含め、十数名の方々により、演奏以外にも、実際に衣装をつけて舞いも見せていただきます。保護者の皆様、地域の皆様も鑑賞していただけますので、どうぞご来校ください。
・写真撮影、ビデオ撮影はできません。
・演奏のさまたげになるため、携帯電話の電源は必ず切ってください。足音や話し声も禁止です。
・演奏途中の入退場はできません。
【*伶楽舎(れいがくしゃ)*】
1985年音楽大学出身者など雅楽演奏家が雅楽の合奏研究を目的に集まって発足。国立劇場をはじめとする演奏会に出演するほか、1994年より毎年自主公演を行い、レパートリーの拡充と演奏の充実を図っている。
海外での評判も高く、1996年にはアメリカに旅行、シアトル、タングルウッド、ニューヨークで古典と現代作品を公演。
1998年にはイギリスに招かれ、グラスゴー、ロンドン、バーミンガム、ケンブリッジの4都市で公演した。2002年中島健蔵賞 特別賞受賞。