学校長から

令和6年度(3年度より継続)

「フレンドステーションしんかわ」の話

新川小児童の皆さん、こんにちは。

今日は校長先生から皆さんに大切なお知らせがあるので聞いて下さい。

皆さんは「不登校」という言葉を聞いたことがありますか。いろいろな事情があって長い間学校に来ていない状態のことを「不登校」といいます。去年この「不登校」の子どもたちは全国の小中学校で196,127人いました。だいたい2クラスに1人いる計算になります。

流山市にもこういう「不登校」の子どもたちがいて、今度の4月から「不登校」の子どもたちを応援する教室「フレンドステーションしんかわ」というのが新川小学校にできます。その場所は、今の「児童会室」と「かがやきルーム」です。

皆さんの中には、特に高学年の人は、「音楽室に移動する時はどうするの?」とか「かがやきルームはなくなっちゃうの?」とか「計画委員会はどこでやるの?」「そもそも新川小の子じゃない子どもたちが入るのは…」と心配になる人もいると思います。

その心配な気持ちはわかりますが、それは少しせまい考え方ではないでしょうか。「不登校」の子どもたちのことも大切にしてくれませんか。これから長い人生を歩んでいく皆さんにとっては、いろいろな人とお互いの考えや気持ちを出し合って一緒に生きていく場面が数多く出てきます。校長先生は、「不登校」の子どもたちが「フレンドステーションしんかわ」なら学校に来られるという場所になるなら、少しでもお手伝いしたいなという気持ちになりました。このお話を聞いている皆さんは今どんな気持ちですか。

そうは言っても4月になってみないと「フレンドステーションしんかわ」に、どんな子が来ることになるか、何人来ることになるかまだわかりません。今通うはずの学校に行っていない子どもたちなのでしゃべるのが苦手な子もいるかもしれません。校長先生は、新川小の子どもたちにも「フレンドステーションしんかわ」の子どもたちにも、この新川小学校の場所が大切な居場所になってほしいなと思っています。

このことについて、皆さんの考えや意見があったら、ぜひ校長先生に聞かせてください。

これで、今日の校長先生のお話を終わりにします。