ブログ「校長室から」

校長室から㊽6月16日

 本校では、昨年度から中国遼寧省(大連市・庄河市)にある「庄河実験小学校」と交流活動を行っています。今日は、6年生で国際理解教育として、この取り組みを流山小学校につなげてくださった流山市在住の浅香様をお招きしました。そして、交流活動に至った経緯や中国でのお仕事の様子、子ども達に伝えたいことなどについてお話を聞かせていただきました。

  庄河実験小学校との交流は、令和2年度12月に、5年生の児童(今の6年生)が互いに手紙を送ることから始まりました。令和3年度に入って中国の小学生達から2度目の手紙が来て、このたび本校の6年生も返事を書いたところです。どちらも子どもらしい感性でお互いの国のくらしを紹介し合っていて、テレビなどで知っていた中国とはまたちがった暮らしの様子や、子ども達が日本にとても関心を持っていることなどがわかります。

 現在は、新型コロナの感染防止のため、手紙を写真に撮って、浅香様を通してメールで送り、日本語を勉強している中国の大学生が中国語や日本語に翻訳をしてくれた後に、原文と翻訳の両方がそれぞれの小学校に届くようにしています。

 国を超えて互いを知り尊重し合う子ども達が、平和な世の中の創り手となることを願っています。今後も、この国際交流を持続可能な活動として流山小学校に長く根付かせていきたいと考えています。