校長室から(61)7月5日
本日、公民館主催の「家庭教育講座」が文化委員さんのご協力の下で行われました。講師の先生より、SNSやインターネットゲームにかかわるトラブルの実態と、それを回避するために気をつけたいことについて、参加された保護者の方・子ども達の両方に響く内容でお話しいただきました。今日は、夏休みを控えた6年生の児童に向けたメッセージを中心にお話をしていただきましたが、どの学年の子ども達にも、学校で、またご家庭で「SNSの怖さを教えることの大切さ」を感じました。私自身は、「大事な話は直接しよう」という講師の先生のメッセージが特に強く心に残りました。午後、校長室に掃除に来てくれた6年生に講座の感想を聞くと、「ちょうどスマホを買ってもらったばかりだが、まだラインなどのアプリをとってはいないので、使うときには個人情報をのせないことなどに気をつけるようにしたい」「まだスマホは持っていないけれど、持つようになったときに何に気をつければよいかがわかったので良かった」など、今日の講座に参加して良かった!という感想が聞けました。
講師の上條様には、お忙しい中、本校のために警察でのご経験等に基づいた貴重なお話を聞かせて下さり、大変ありがとうございました。そして、このような機会をくださいました公民館の皆様、準備を進めて下さいました文化委員の皆様、講演会にご参加下さいました保護者の皆様、ありがとうございました。
また、今日は2人の教育実習生の最後の実習日でした。5年生のクラスで実習生の精錬授業があり参観しに行ったところ、国語の漢文の学習でタブレット端末の「ムーブノート」機能を活用した授業を展開していました。新たなツールを授業に取り入れようとチャレンジした姿勢がすばらしい!と感心しました。子ども達も初めての活動にワクワクしながら、わからないことを友達に聞いたり教えたりが自然にできていました。GIGAスクールが始まったばかりの今年度、実習中に子ども達とタブレット端末を利用した授業に挑戦したことは、一生忘れないことでしょう。子ども達が気に入った漢詩の視写をしたカードからも、教育実習生といっしょに勉強した漢文の学習に意欲的に取り組んだことがうかがえました。
今日が教育実習最終日となる2名を含め、この1学期に各大学よりお預かりした3名の教育実習生(いずれも本校卒業生です!)のこれからの活躍を、流山小学校のみんなで祈っています。