ブログ「校長室から」

校長室から(181)1月19日「校内授業研究会」

 1時間目に3年2組で道徳の授業研究会がありました。このクラスでは、12月に菊池省三先生の授業を受けた2学期後半から、毎日の帰りの会で、くじ引きをして決まったクラスメイト一人に全員からほめ言葉を贈る「きらきらシャワー(自分たちで考えたネーミングです)」を行っています。どの子も全員からほめ言葉を言ってもらえるこの取り組みを始めてから、友達の良いところを見つけたり、思っていることを言葉で上手に伝えたりする力が目に見えてアップしてきています。

 今日の道徳の授業でも、友達の話をよく聞き、進んで自分の考えを発表しようとしていました。今日は「なかよしだから」という教材をもとに、「本当の友達とはどんな友達だろうか」を考える道徳の授業でした。授業の最後に、「これからどんなふうに友達とかかわっていきたいですか?」と担任に問われると、ある児童は「自分にとっても相手にとってもより良い結果になるようにしたい」と答えていました。

 友達とのかかわりは、子ども達にとってとても大切なことです。授業研究会としては、初任者の担任がより授業力をつけるために、授業の進め方や発問のしかた等について参観者とともに研修しますが、子どもたちは今日の授業で主題について一生懸命に考えていたので、きっと生活に生かしていくことができると思います。