ブログ「校長室から」

校長室から(179)1月17日「阪神・淡路大震災から28年」「校内書初め展」

 28年前の平成7年1月17日、朝5時46分に発生した阪神・淡路大震災で、建物の倒壊や火災でたくさんの方が命を失いました。厳しい寒さの中、電気やガスが使えなくなったり、長引く避難所生活で疲労して亡くなった方もあり、6434人もの尊い命が犠牲となりました。この年は「ボランティア元年」とも言われ、食料や物資の配給、仮設住宅での支援活動など、ボランティア活動によって支えられましたが、都市災害への備えの大切さ、震災で亡くなった方々やご遺族の無念、復興に向けた人々の努力を思い出し、忘れてはならない日だと思っています。

 今日もとても寒かったですが、電気が止まったら、暖房もつけられず、温かな料理も食べられません。当たり前の生活に感謝するとともに、大震災後、道路や建物の復興を見事に成し遂げた人々の力は本当にすごいと思います。

 あらためて震災の犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、子ども達に命の大切や助け合って生きることを伝えていきたいと思いました。

 さて、今日明日と校内書初め展を行っています。子ども達が新しい年に願いを込めて書いた書初めは、見ているだけで元気をもらえます!