ブログ「校長室から」

校長室から(134)11月15日 学校図書館司書の先生おすすめの本③・季節を感じる職員玄関(事務室)

 学校図書館司書の北先生おすすめの本、3冊目は、ハリー・ポッターシリーズで有名なJ.Kローリングの最新作「イッカボッグ」です。「イッカボッグ」とは伝説の怪物なのですが、一部の大人の都合のよいようにその伝説がねじまげられ、国に住む人々のくらしにたくさんの影響をおよぼします。新型コロナウイルスのパンデミックがあったことをきっかけに出版された本というだけあって、ファンタジーではありますが、現実の世の中や私達の考え方をいさめるような内容にも思え、久しぶりに長編の物語にひきこまれました。最後は希望を見いだせる内容で、読書好きの子ども達、そして大人にもおすすめしたい1冊です!

 「イッカボッグ」J.Kローリング 作 松岡佑子 翻訳(静山社)

(*表紙画像については出版社の規約にもとづいて掲載しています。)

 

 さて、立冬をすぎ、事務室には職員手づくりの冬のかざりつけがされています。ハロウィンのカボチャもトナカイさんに変身、スノーマンやサンタクロースも登場しました!