校長室から(92)9月15日 読書の秋に・初任者とその学級にかかわる先生
緊急事態宣言中は、放送委員会の子ども達によるお昼の校内放送の活動もお休みしています。そこで、短縮日課が始まった月曜日から、黙食の給食の時間に読書感想文の紹介を始めました(今日はその時間に所用があり放送ができず残念ですが)。市内読書感想文コンクールに出品する作品を読んで、どの感想文もとても素晴らしかったので、ぜひ全校の子ども達に伝えたい、読書への関心を高めるきっかけになれば…との思いからです。
学校図書館司書の北先生も、全校の子ども達が本にもっと親しめるようにと、いつも工夫をしてくださっています。2学期になって、北先生が新着本コーナーを作ってくださいました。廊下にも、新しい本の紹介が掲示されています。現在、感染拡大防止の為、休み時間の図書室の開放を控え、学級単位で週に1回、授業時間中に本の貸し出しを行うことにしていますが、図書室を毎日自由に使えるようになるまでの間は、日頃1冊ずつであった貸し出し冊数を2冊までに増やしました。緊急事態宣言期間中は、休日も含めて家で過ごす時間が少し多くなると思います。「読書の秋」、ぜひ本とともに楽しく豊かな時間をすごしてほしいと思っています。
ところで、本校には今年度新規に採用された教員(初任者教員)が4名います。それぞれの担任に、日頃の授業や学級経営に指導助言をいただく「初任者指導担当教員」と、初任者研修で出張があり担任が不在の日に授業を進めていただく「後補充」の先生が配置されています。いずれも教員を長く務められたベテランの方ばかりです。今日は千葉県で定められている初任者研修の日になっているため、「後補充」の先生方が勤務されていますが、今日は、研修が出張ではなく動画の視聴に変更となったため、担任と後補充の先生と両方で授業を行うことができました。後補充の先生は月1回程度、初任者指導担当教員の先生は週に1~2回程度と、担任に比べて学校に来る日数は少ない(両方の職を兼ねている先生もいます)のですが、子ども達や教員に対してとても情熱をもって勤務しています。今日は、後補充の先生のおひとりが、担当の教室と校長室に手作りのコスモスのお花をくださったので、相談ポストのお隣に飾らせてもらいました!