ブログ「校長室から」

校長室から(195)2月8日「校内授業研究会と授業改善」

 今日は4年5組で算数の研究授業を実施しました。授業では、学習問題を児童が見出し、まず個人で課題解決に向かい、次にグループ内で自分の考えをアウトプットしながら友達の考えを聞き、さらにクラス全体に広げ、深めていきました。考え方が複数出たところで、共通する考え方を皆でまとめあげていきました。どの子も課題解決に真剣に向かう、学びの姿勢ができていたことがとても良かったです!

 放課後の協議会では、さらなる授業力の向上のため、様々な視点から意見が出されました。学校では、朝登校してから、下校するまでのほとんどが授業です。「授業で子どもを育てる」「教師は授業が命」と言われますが、安心できる楽しい教室と学力向上は相関関係にあると思っています。「人の話(発表)を最後まで聞く」「道具を丁寧に扱う」「整理整頓をする」「約束を守り安全にすごす」などの学習規律をベースに学びに向かう姿勢が整うことで、学びを深めていくことができるのです。また、互いを認め合い、思いやりのある雰囲気の中でこそ、安心して自分の考えを述べることができ、多様な考えを交流させることで、思考力や表現力、判断力が育っていくと思います。

 本校では、子供達に生きてはたらく力をつけさせるために、教師の本業である「授業」の研究を通して、教科の専門性を高めるとともに、教室が学びの場にふさわしい環境になっているか、互いに見合って切磋琢磨しています。これからも、授業が楽しく、充実したものになるよう先生方とともに研修に励んでいきます!