校長室から(108)10月8日 備えあれば憂いなし・6年生の励ましを力に
本校では、昨夜の地震による被害はありませんでしたが、県内や都内では、けが人が出たり、交通機関が止まって帰宅できなかったり、ビルでエレベーターが止まったり、水道管が破裂したりといったことが報道されていました。
昨日のような震度5弱以上の地震が子ども達が在校している時間にあった場合には、本校では引き渡しを行うことにしていますが、地震は、いつ起きるかわかりません。各ご家庭でもお子さんと話し合って、いざという時に備えておくことが、命を守ることになると思います。
昨夜は校舎内外の点検をし、朝は教職員が学区や校内の見回りと、登校した児童の受け入れとに分かれて対応しました。給食の調理員さん達にも、朝一番(いつも早朝から勤務されています)に電気・ガス・エレベーターが正常に作動するかを確認してもらいました。市役所の方々も、深夜から市役所で情報収集をされたり、帰宅困難者向け施設の開設などに尽力されていました。保護者や地域の方々にも安全確認のご協力をありがとうございました。
おかげさまで今日もいつも通りの学校生活が送れました。今後も、いつ、何が起きても子ども達の安全を最優先に対応できるように努めていきます。
さて、今年度も全校での運動会がないため、6年生は自主的に他学年の練習を参観しに行って、下学年を励ます取り組みをしています。今日は、月曜日に「秋の思い出集会」本番を迎える5年生が、6年生が見ている前で最後のダンス練習を頑張っていました。5年生は、6年生にたくさんほめてもらったので、自信をもって本番に臨めることでしょう。
ところで、栄養教諭になるために月曜日から実習に来ている大学生が、今日から調理室内での研修が加わり、指導教官の青柳栄養教諭と同じ出で立ちで、検食(児童に提供する前に異物混入や味付け等を校長が確認する)を持ってきてくれました。スープの白菜のカットを体験したとのことでした。今日もおいしくいただきました。