校長室から
入学式が無事終了しました。
本日、入学式を終え、本年度の長崎小児童537名が揃いました。本年度は全学年3学級でスタートします。新型コロナによる学校活動の制限もほぼ無くなり、様々なことが再開できると思います。楽しみです。でも、ただ単に以前の通りに戻そうとは思っていません。コロナ禍を経て、世の中のいろいろなことに変化が現れました。保護者の方々の仕事の進め方にも少なからず変化があったものと思います。これからも社会はどんどん変化していくようです。子供たちはそうした変化のある未来に生きていかなくてはなりません。変化の中で自分を見失わず、強く生きていくためには、学校の全ての教育活動を通して、子供たちの自立心(自律力)・判断力・他者と協力する力を育てていきたいと考えます。そうした力を育てていくため、学校行事の在り方にも一考を加え、子供たちが計画から参加する子供主体の行事に変化させていこうと思っています。これまで長く学校では、子供たちに上手にやらせること、指導後の結果の姿を披露することに主眼が置かれていました。学校の行事活動自体はほとんどが児童育成の大舞台になり得るものです。その大舞台を結果発表の場では無く、経過発表の場としていきたい。その場にはそれぞれの子の努力や試行錯誤する姿が現れている。イメージするのはそんな行事活動です。上手くいかなくても良いから自分たちの考えを実現可能な形に修正しながら作り上げる。このことを通して、自分を信じ、なんでもやれそうだと、未来に自身と希望を持てる子供たちを育てていきたいと思います。
1年間、ご協力ありがとうございました
本日、3月24日(金)令和4年度の修了式を行いました。久しぶりに体育館で全校児童が集まっておこなうことができました。6年生がちょうど1週間前にこの体育館で卒業式をしたことを伝え、真剣に話をきいてくれている子供たちに、皆で1つの場所に集まって全員に話ができることはいいね、と話しました。初めて全校での集会に参加した児童がほとんどでしたが、みんなとてもしっかりしていました。春に合わせて、タンポポの話をしました。あちこちで可愛いタンポポを見かける季節になったけれど、タンポポは多年草で、咲き終わっても枯れてしまうのではなく雑草に紛れてたくましく育っていること。寒い冬には地面に葉をぴったりとくっつけて寒さを乗り越え、人に踏まれても全然へこたれない強い植物であること。その強さの秘密は、地下に伸ばした長い根であることを話しました。みんなもしっかり根を張って、見えないところも大事にして、来年度も新しい学年で頑張っていこうという話でした。
保護者の皆様におかれましては、1年間様々な面でご協力をいただき、本当にありがとうございました。年度末の人事異動でたくさんの職員が異動いたしました。お世話になりました。新年度もどうぞよろしくお願いいたします。
6年巣立ちプロジェクト
卒業まで残りわずかの日々となった6年生が「巣立ちプロジェクト」として、校内の清掃や修理作業などボランティア活動をしてくれています。この日は昇降口のすのこの塗り直しをしてくれていました。子供たちは自分から進んでする活動の時、本当に良い笑顔を見せてくれます。
校長室チャレンジ
2年生の校長室チャレンジが終了しました。37名の人が合格しました。2年生は97名在籍ですので、38%にあたります。
中には、1回で合格できず、再チャレンジで合格した人もいます。残念ながら2回目のチャレンジができず終了してしまった人もいます。2回来て、2回とも合格した人もいました。九九はずっと使いますので、これからも使いながら、憶えることを繰り返してほしいと思います。 *期間終了後も時間がある時に校長室に来てチャレンジしていいと、担任の先生方から伝えてもらいます。
5年生 多色刷り版画
5年生の廊下に一版多色刷り版画の作品が掲示されていました。色づかいや構図に惹かれる作品がたくさんありました。