学校長の窓

学校長からのお話を掲載しています

9月の朝会講話から

2学期が始まり早くも1か月が過ぎようとしています。落ち着きのある言動が至る所で見られ、素晴らしい2学期のスタートが切れています。

9月も終わりに近づき、気温が下がってきました。なぜでしょう?大きな政党で党首を決める選挙が行われます。なぜでしょう?これらのことは、中学校の授業で学ぶ基礎的なことで答えることができます。中学校の学習はとても大切です。「なぜだろう?」「どうしてだろう?」と考えることで学びをさらに深めることができます。

「想像」人が作ったものを思い浮かべること

「創造」自分(たち)で作り上げること

今年の聖が丘祭は、午後の部を益子中学校の体育館で行います。しばらく体育館でやっていなかったので、本当に久しぶりです。体育館で行っていた時代を知っている生徒はいませんし、先生方も知らない方がほとんどです。「こんな風にしたい!」「こうしたら良いのでは?」というように、聖が丘祭を『創造』していってほしいと思います。

 

最後になぞかけを

「聖が丘祭に向けて準備をする皆さん」とかけまして「大仏様の前に立った人」とときます。その心は『合唱(合掌)に心を込めるでしょう』

 

令和6年度も どうぞよろしくお願いいたします。

 校長の池田範夫です。本校勤務2年目になりました。

 本年度も以下5項目20の重点目標(努力点)達成に向けて、職員一同、精一杯頑張りますので、保護者の皆様、地域の皆様の変わらぬ御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

【学校課題】

『生徒が生き生きと活動できる学校を目指して~「学力向上」と「自己有用感を高める学級づくり」の推進~』

【重点目標(努力点)】

1 教職員の参画による「組織的な学校経営」の推進(学校づくり)

(1)「魅力ある学校」を目指すビジョンの明確化とその共有

(2)学習指導要領の趣旨を実現する教育課程の編成と実施

(3)指導力の相互向上を図る校内研修の充実

(4)教職員一人一人の力量が発揮しやすい組織的な運営

2 「基礎学力」の定着と「自らより深く考える力」の育成(学力づくり)

(1)基礎基本の確実な定着を図る「分かる授業」の実践

(2)より深く考える力の育成を「ねらう指導計画」の充実

(3)生徒の学習意欲の向上に繋げる学業指導の充実

(4)自己の生き方を考える総合的な学習の時間の推進

3 道徳教育の推進による「自他を大切にできる心」の育成(心・生活づくり)

(1)一人一人を大切にする人権教育を基盤とした学級経営

(2)豊かな心をはぐくむ道徳教育の推進

(3)思いやりを大切にする特別活動、自主貢献活動の推進

4 活力のある集団形成と個の「よさを伸ばす基盤となる健康と体力」の維持向上(健康・体力つくり)

(1)生命尊重の教育と安全教育の推進

(2)生涯学習の理念に立った健康・体力つくりと食育の推進

(3)基本的生活習慣の確立とルール遵守の心を育てる指導

(4)一人一人のニーズに応じた進路に導くキャリア教育の充実

(5)自己有用感を高め、未然防止を目指す不登校対策

5 家庭や地域社会との連携・協働による特色ある学校づくり(信頼・つながりづくり)

(1)地域とともにある学校づくりの推進

(2)郷土の歴史・文化の継承と発展

(3)地域・家庭の教育力を生かした教育の充実

(4)地域に学ぶ活動の推進

 

 

 

令和4年度もよろしくお願いいたします

 校長の大塚昌哉です。本校2年目になります。生徒の健全育成のため、下記の5項目を重点目標とし、今年度も、教職員一同、力を合わせて頑張りますので、保護者の皆様、地域の皆様、御支援・御協力の程よろしくお願いいたします。

    1 教職員の経営参画による「学校経営」の推進(学校づくり)
    (1)チーム力を発揮した質の高い、魅力ある学校つくり
    (2)学習指導要領の趣旨を生かした教育課程の編成と実施
    (3)指導力の向上を図る校内研修の充実
    (4)教職員一人一人の力量の発揮と、意欲的な職務の遂行
    2 「確かな学力」を保証する学習指導の推進(学力づくり)
    (1)基礎基本の確実な定着を図る「分かる授業」の実践
    (2)生徒の学習意欲の向上
    (3)自己の生き方を考える総合的な学習の時間の推進
    (4)一人一人のニーズに応じた進路に導くキャリア教育の推進
    3 豊かな人間性を育てる「心の教育」の推進(心・生活づくり)
    (1)基本的生活習慣の確立と社会生活上のルールの遵守
    (2)一人一人を大切にする人権教育の推進
    (3)豊かな心をはぐくむ道徳教育の推進
    (4)思いやりを大切にする自主貢献活動推進
    4 明るく健康で活力のある生活の実現(健康・体力つくり)
    (1)生命尊重の教育と安全教育の推進
    (2)生涯学習の理念に立った健康・体力つくり
    (3)食育の推進
    (4)不登校対策の柱としての学業指導の充実
    5 地域や家庭との連携・協力(信頼づくり)
    (1)郷土の歴史・文化の継承と発展
    (2)地域・家庭の教育力を生かした教育の充実
    (3)地域とともにある学校づくりの推進
    (4)地域に学ぶ活動の推進

令和3年度入学式(式辞の一部)

   

 色鮮やかな花々に包まれ、春の香りが満ち溢れる、春爛漫のこの良き日に・・・
 ただ今、呼名をされました103名の新入生の皆さん、益子中学校へのご入学おめでとうございます。皆さんの入学を心から歓迎いたします。さて、皆さんは、これから始まる中学校生活への期待と不安で胸がいっぱいのことと思います。益子中学校は、これまでに1万4千2百名を超える優秀な卒業生を送り出した、輝かしい歴史と伝統をもつ学校です。そこで、皆さんが大切にし、心がけてほしい本校の教育目標と校訓についてお話します。教育目標は、「自ら学ぶ生徒」「心豊かな生徒」「たくましく生きる生徒」「郷土を愛する生徒」です。知・徳・体の目標に加え、郷土愛も含まれております。そして校訓は、「聖心(せいしん)」です。この場所は古くから「ひじりが丘」と呼ばれております。「ひじり丘」のひじりが、聖心の聖の文字であり、聖とは「優れた人」という意味を示します。そして聖心とは、「優れた人を目指し、日々努力する心」です。・・・
 教育目標、校訓を、常に意識し、益子中生としての自覚と誇りをもち、これまで先輩方が積み上げてきた確かな礎をもとに、皆さんの入学を心待ちにしていた2、3年生とともに、新たな歴史を作り上げる主役となってください。・・                                           令和3年4月8日      益子町立益子中学校長 大塚 昌哉

まもなく卒業式!!


◇ まもなく卒業式! ◇
 3月8日(金)午前10:00から卒業式を開始(入場は9:55開始)いたします。3年生の皆さんは義務教育の仕上げとなる卒業式です。卒業生は、益子中学校で過ごした日々を思い返しながら、将来に向かって羽ばたいていきます。保護者の皆様、地域の皆様にも御出席いただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

3年生を送る会実施、新生徒会役員の活躍光る!

◇3年生を送る会 『走れ!T校バスケットボール部』を鑑賞◇

 2月19日(火)の午後、生徒会主催の3年生を送る
会が行われました。新生徒会役員の企画運営により、映画『走れ!T校バスケットボール部』を鑑賞しました。3年生は現在、受験勉強の真っ最中です。高校入試前の忙しい時ですが、送る会の時間はリラックスしていただこう、というねらいをもった「送る会」でした。
 新生徒会が企画・運営をしました。映画鑑賞後には、
3年生への感謝を込めた花束の贈呈と3年生代表生徒の
お礼のあいさつがありました。              

立志式、『志』を堂々と発表した2年生


  ◇益子中の立志式、『志』を堂々と発表!!◇
   2月1日(金)に立志式を行いました。2年生が、『志(こころざし)』を立てて、各自が色紙に誓いの言葉を漢字1文字で書き表しました。そして、ステージ上で1人1人堂々と発表しました。
 また、2学年全員で「なかじまみゆき」作詞・作曲の歌【糸】を合唱しました。
 保護者の皆様にはお忙しい中、多数の方に御出席いただき、ありがとうございました。
 成長著しい2年生です。今後に向けて、生きる上での目標を定めましたので、その実現に向けて努力を重ねてほしいと思います。皆さんが大きく伸びることを祈っています。
 

校長講話 喜怒哀楽の人間学


 【心に響く小さな5つの物語】致知出版社 から、朗読します。
 
 その少年は両親の愛情をいっぱいに受けて育てられた。
 ことに母親の溺愛は、近所の笑いの種になるほどだった。

 その母親が姿を消した。庭に造られた粗末な離れの小屋に、籠(こ)もったのである。結核を病(や)んだのだった。

 近寄るなと周りは注意したが、母恋しさに少年は離れの小屋に近寄らずには、いられなかった。しかし、母は一変していた。

 少年を見ると、ありったけの罵声(ばせい)を浴びせた。コップ、お盆、手鏡と手当たり次第に投げつける。

 青ざめた顔。長く乱れた髪。荒れ狂う姿は、鬼だった。
 少年は次第に母を憎悪(ぞうお)するようになった。
 悲しみに彩(いろど)られた憎悪だった。


 少年が6歳の誕生日に、 母は逝った。
[お母さんにお花を]と勧める家政婦のおばさんに、少年は全身で逆らい、
 決して棺(ひつぎ)の中を見ようとはしなかった。

 父は再婚した。少年は新しい母に愛されようとした。だが、だめだった。
  父と義母の間に子どもが生まれ、少年はのけ者になる。少年が9歳になって、ほどなく、父が亡くなった。やはり結核だった。

 その頃から少年の家出が始まる。公園やお寺が寝場所だった。
 公衆電話のボックスで体を二つ折りにして寝たこともある。
 そのたびに、警察に保護された。

 何度目かの家出の時、義母は、父が残した物を処分し、家をたたんで蒸発した。それからの少年は施設を転々とするようになる。


 13歳の時だった。少年は知多半島の少年院にいた。もういっぱしの[札付き]だった。
 ある日、少年に奇跡の面会者が現れた。泣いて少年に棺の中の母を見せようとしたあの家政婦のおばさんだった。
 おばさんは、なぜ母が鬼になったかを話した。死の床で、母はおばさんに言ったのだった。
 『私はもうすぐ死にます。あの子は母親を失うのです。
  幼い子が母と別れて悲しむのは、優しくしてくれた記憶があるからです。
  憎らしい母なら、死んでも悲しまないでしょう。
  あの子が新しいお母さんにかわいがってってもらうためには
  死んだ母親なんか憎ませておいた方が良いのです。
  その方があの子は幸せになれるのです。』

  少年は話を聞いて呆然(ぼうぜん)とした。自分はこんなに愛されていたのか。
  涙が止めどもなく流れ落ちた。札付きが立ち直ったのはそれからである。
     
以上は、作家 西村滋さんの少年期の話である。
 
 本当の愛情とはどんなものでしょう。愛情の表し方もいろいろである。きと、自分に厳しい人(親、先生)の厳しさは、本当は愛情の表れなのです。感謝して生活できると、強くそして優しくなれますね。しましょう。  
     
 

3学期始業式!!


   輝かしい平成31年(2019年)が明けました
  明けまして おめでとう ございます。
 平成31年1月8日(火)に、第3学期始業式が行われました。式の中で、校長式辞で『凡事徹底』を呼びかけました。簡単なこと、平凡なことを徹底させ、大きな伸びに繋げてほしいと思います。
 また、3年生の黒子陽南さんが新学期の決意を発表してくれました。残りの中学校生活を大切にして1・2年生のお手本となるようにしっかりと行動し、進路に向かって努力すること、感動のある生活を送ることを3年生に呼びか    
けました。                                              
 3学期は短い期間ですが、学年のまとめの学期であり、
2年生の立志式や3年生の卒業式など節目となる重要な行事が行われます。また、3年生は人生にかかわる進路決定のための高校入試等が行われます。さらに、1年生と2年生にとっても、来年度につながる重要な学期です。  
 2019年は亥年です。平成最後の年であり、5月から
は元号が変わるという歴史的な年でもあります。生徒の皆さんは、目標をはっきりと定めて、まっしぐらに「猪突猛進」をしてほしいと思います。            
 生徒の皆さんが自らの努力で、2019年を素晴らしい
年にすることを願っています。