2020年9月の記事一覧
残暑厳しい9月
台風が来ているせいもあり、南からの風が吹き、今日も非常に残暑の厳しい一日となりました。それでも飯沼中の生徒達は、元気に学習活動を行いました。一方、現在、本人の体調不良はもちろん、家族の体調不良の場合もすべて出席停止措置で学校を休んでもらっています。昨日は全校生徒の約13%にあたる、44名の生徒が学校を休みました。現在の新型コロナウィルスに係る社会情勢を鑑みると、当面このような状況に変わりはありませんので、引き続き、感染拡大防止の観点から、出席停止措置を取らせていただきますので、よろしくお願いいたします。(9月4日 校長)
実るほど頭を垂れる稲穂かな
飯沼中は四方を田んぼに囲まれている、大変のどかな環境の学校です。校長の私は、毎朝、田んぼの様子を見ながら、歩いて川辺小学校の交差点まで行き、生徒達の登校の様子を見守っています。毎日稲の様子を見るなんて、生まれて初めての経験で、4月下旬の田植えからずっと稲の生長を見てきました。生徒のみなさんと同じで、稲の生長はとても早く、目を見張るものがあります。そして今日、早いもので、稲刈りが始まろうとしています。
さて、「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という有名な言葉があります。稲の穂は、実るほどに穂先が低く垂れ下がるものです。人間や組織も同じく、成功したり、充実したりすればするほど、偉ぶらずに、謙虚な姿勢で周りと接することが大切である、という考えです。今の飯沼中学校はどうでしょうか。私は、改善しなければならない点もあるとは思いますが、総じて大変良い学校だと思っています。生徒諸君はみな、穏やかで優しい子ばかりです。先生方もみな、生徒思いで、教育愛に満ち溢れています。しかし、そのことに安心し切って油断したり、日々の努力を怠ったりしたら、どうなるでしょうか。すぐに学力は低下し、いじめが起こったり物が壊されたりと、生活は乱れ、荒んだ学校になってしまうでしょう。そうなったら誰が不幸なのでしょうか。それは、生徒のみなさんなのです。そういった状況にならないように、生徒諸君も教員も日々、謙虚な気持ちで、努力を続けたり、危機管理をしたりすることが必要なのです。秋の稲刈りの日を機に、新たに襟(えり)を正し、がんばっていきましょう。(9月3日 校長)
本校の道徳を紹介します
道徳の授業というと、担任の先生が週に1時間行うというイメージが定着しています。しかし、本校では、担任、副担任に関わらず、すべての教員がすべての学級の生徒達を教え、導くという考えのもとに、道徳の授業を色々な教員が担当しています。昨日の5校時は1年生3クラスが道徳の授業でしたが、それぞれのクラスで、担当の教員が、個性を発揮しながら授業を行いました。熱く語る指導あり、心にしみる語りありで、どのクラスの生徒達も、真剣に考え、考えたことを仲間と交流していました。(9月2日 校長)
実りの秋、今日から9月です
不思議なもので、9月になったとたんに涼しくなりました。このまま過ごしやすい秋になってくれればよいのですが。一方、生徒は今日も元気に学習に取り組んでいます。深まる秋、勉強に、部活動に、読書にと、様々な事に打ち込むことのできる秋です。がんばっていきましょう。(9月1日 校長)