2022年1月の記事一覧
大人になる No76
【 寒中お見舞い申し上げます 】
昨日1月5日は、二十四節気の1つである小寒(しょうかん)でしたね。次の大寒(だいかん)は1月20日で、2月3日の節分、2月4日の立春くらいまでが一番寒い時期となります。また、この小寒を過ぎると、年賀状ではなく、寒中見舞いという季節の便りを出す時期となります。季節の便りでおなじみのものは、「暑中見舞い」「残暑見舞い」などがありますね。寒中見舞いは、寒さが厳しい季節に、相手の健康を気遣う便りのことです。寒中見舞いを出す時期は、1月5日(小寒)~2月4日(立春)頃までとなります。現代は、電話やメール、そしてSNSが急速に発達し、手紙を出すことが少なくなってきています。しかし、手書きをした葉書や手紙をもらうと、とても嬉しい気持ちになります。年賀状も良い例で、パソコンで作った年賀状や既にデザインされて売られている年賀状をもらったときでも、ちょっとしたスペースに手書きでひとことが書いてある年賀状をもらうと、その人らしさが感じられ嬉しいものですよね。飯沼中の生徒諸君も、今後どんなに科学技術が進歩しても、季節を感じ、季節の風情を味わう、そんな季節を愛でる人であってほしいと思います。(1月6日 校長)