飯中 Now
思い
明日、3年生は青春の1ページを過ごしたこの飯沼中学校を卒業していく。友や学び舎との別れに少しのさみしさを感じると共に、4月からの新しい生活に大きな希望とやる気に満ちた喜びで、身ぶるいしているのだろう。思い出はいつしかセピア色となり、懐かしくもあり、ほろ苦くもあり、切なさやさみしさの入り交じる遠く淡いものとなる。この先、道に迷ったり、困ったときには遠慮などせずに母校を訪ねてほしい。しかし、それは迷い、困ったときであり、元気ならば前だけを向き、疲れたら休んでもいいが、後ろを振り向かずに進み続けなさい。5年後の成人式で旧友や恩師に会うことでしょう。そこには、心身共に健康で、夢に向かって歩み続けている若者になっている君たちの姿を期待します。さあ、明日は卒業式です。3年間の集大成の授業です。在校生と先生方で会場その他の準備を精一杯心を込めて行いました。明日、会場に足を踏み入れたとき、在校生や先生方の思いを感じ取ることでしょう。諸君の立派な姿を期待しています。(3月14日 校長)