令和4年度の給食
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6月1日(水) かみかみ丼、牛乳、おひたし、味噌汁 今日から6月です。6月は、食育月間です。 生涯にわたって、生き生きと暮らすことができるようにするためには、体と心が健康であることが大切です。そのためには、食生活が重要になります。この食生活を実践することができる能力を身につけるための「食育」が重要になっています。 たとえば、自分の食事をチェックし、栄養のバランスを考えるように気をつける。また、はしの正しい持ち方や、食器の正しい並べ方を身につけることも食育です。 みなさんも、この機会に考えてほしいと思います。 さて、今日の献立は、よく噛んで食べることを意識した献立です。 ごはんの上に、具をのせて、よく噛んで食べてください。 よく噛んといいことは、今月の食育だよりにも載せましたが、 ひみこのはがいーぜ』という、よく噛むことの効果をまとめた言葉があります。 ひは肥満予防です。よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激し食べすぎを防ぎます。 みは味覚の発達です。 よく噛んで味わうことで食べ物の味がよくわかるようになります。 こは、言葉の発音がはっきり歯や顎が発達することで発音がよくなります。 のは、脳の発達です。 脳神経を刺激することで脳の働きを活発にします。 はは、歯の病気予防です。 唾液が多く出ることで、唾液中の抗菌作用で口の中をきれいにしてくれます。 がは、がん予防です。 唾液にはがんを抑制する作用があるため、唾液が増えることでがん予防に繋がります。 いーは、胃腸の快調につながります。 消化酵素が多く出るので、胃にかかる負担が軽減します。 ぜは、全力投球です。 歯や顎が発達することで、嚙み締める力が強くなり力が湧きます。 よく噛んで、食べる習慣を身に付けましょう。
6月3日(金) ハヤシライス、牛乳、ミモザサラダ ミモザサラダとは「刻んだ茹で卵」をサラダの上にのせて、仕上げたものをミモザサラダと言っています。 パラパラと広がる卵の黄身が春に咲く「ミモザ」のようであることが名前の由来のようです。 そのためミモザサラダに使う野菜に、細かく決まりはなく、ドレッシングも決まりがありません。 今日は、キャベツ、小松菜、きゅうりの野菜を使って、油と砂糖とお酒と醤油を使って、ドレッシングを作りました。 おいしく召し上がってください。 給食調理員さんは、今日もハヤシライスの人参を、ハートの形にしてくれました。 完食目指してくださいね。
6月6日(月) ターメリックライス、トマトソース、牛乳、サクサクコロッケ、グリーンサラダ ターメリックライスにトマトソースをかけて、召し上がってください。 今日のトマトソースは、今が旬のトマトをたくさん使っています。 地元春日部で、美味しいトマトを生産している「金子トマト園」のトマトを使ってトマトソースを作りました。 金子トマト園さんは、甘味と酸味がちょうど良く、美味しいトマトを作っている農家さんです。 トマトは、ビタミンAやビタミンCが豊富なのはもちろん、ビタミンE、カリウムや食物繊維などが多く、みなさんに食べてほしい野菜です。 しかし、トマトが苦手という人が多いようです。 今日は、トマトソースにして食べやすくしました。 また、今日のコロッケですが、中には切り干し大根を使っていて、衣には、パン粉のほかにコーンフレークを入れて、サクサクした感じがでればいいなと思って作ったコロッケです。 今日の給食調理員さんは、朝から一生懸命、480個のコロッケを手作りしました。 残さず召し上がってください。
6月7日(火) シュガートースト、牛乳、ラタトゥイユ、かぼちゃの米粉シチュー ラタトゥイユとは野菜の煮込みを指します。フランス語の「トゥイエ(touiller)」には「混ぜる」という意味があり、かき混ぜながら煮込む料理とされています。 玉ねぎやピーマン、ナスなどの野菜をオリーブオイルで炒め、トマトやハーブなどと一緒に煮込むのが基本です。味付けはシンプルに塩こしょうだけのものが多く、煮込みを冷たくして食べることもあります。 今日は、たまねぎ、なす、ズッキーニ、ピーマン、トマト、にんにくなどの野菜と豚肉で作りました。 完食を目指して、おいしくいただきましょう。
6月8日(水) とりごぼうピラフ、牛乳、ハンバーグ、切り干し大根のサラダ、コンソメスープ 今日は、図書コラボ献立「こまったさんのレシピブック」から「ハンバーグ」を紹介します。 こまったさんの不思議な体験は、白いスーツの男の人に花の配達を頼まれた瞬間から、始まります。 ある日、こまったさんの花屋に、その男の人が花を届けてほしいと、1枚の地図をこまったさんに渡します。 あるはずのない道をたどり、初めて見る牛のパン屋さん、豚のコーヒー屋さん、動物の街をこまったさんはドキドキしながら、目的の家へ向かいました。 出てきたのは、なんとキツネ! さらに、くまや猿、ヤギ、鹿……。 みんなで、こまったさんが持ってきた花で、お料理を始めます。 出来上がったのは、おいしそうな「ハンバーグ!!」 さあ、みんなでいただきます。 おいしい楽しい時間を過ごしたこまったさんは、帰宅してからもハンバーグを作りました。 今日のことを思い出しながら …。 お話と料理が一緒に楽しめる  こまったさんシリーズ のほかの作品もどうぞ、読んでください。 こまったさんシリーズは、図書室にありますので、ぜひ読んでください。 給食調理員さんが作ってくださった「ハンバーグ」とてもおいしくできました。 よく噛んで、召し上がってください。
6月9日(木) ごはん、牛乳、鰆の野菜ソースかけ、おかひじきのごま和え、肉じゃが 鰆の野菜ソースかけの鰆はすずき目、サバ科、サワラ属に属する海水魚で、北海道南部以南の日本沿岸に広く分布しています。 サバ、イワシなどの魚類を主に食べる回遊魚で、ほぼ一年中漁獲されます。 全長が1mにも達する大型魚で、体は細く、歯が三角形で鋭いのが特徴です。 出世魚と言われ、全長50cm以下のものを関東では「さごち」、関西では「さごし」と呼び、60~80cmになると「やなぎ」と呼ばれます。 サバ科の魚ですが、サバより細身なので狭腹(サワラ)と命名されたという説があります。 今日は、鰆を焼いて、玉ねぎとピーマンとえのきたけを使ったソースをかけました。 鰆の野菜ソースかけを、美味しく召し上がってください。
6月10日(金) 春日部焼きそば、牛乳、鶏肉のごま焼き、きゅうりのナムルです。 春日部焼きそばは、地元春日部市のB級グルメです。 香ばしい焼き麺に、野菜の旨味が詰まったとろっとろの、あんがたっぷりとかかった焼きそばです。 みなさんは、焼き麺にあんをかけて、召し上がってください。 春日部焼きそばは、春日部の花である藤をイメージした「しそふりかけ」がトッピングされているのも特徴です。 この春日部焼きそばは、春日部商工会議所が町おこしとして開発しました。この焼きそばには、4つの約束事があり 1つ「焼きめん」であること、2つ「あんかけやきそば」であること、3つ「しそふりかけ」をつかうこと、4つめは、 「春日部商工会議所青年部」の承認を得ることです。 この4つの約束を守って、今日は給食に出しました。 今日もおいしく召し上がってください。
6月13日(月) ごはん、牛乳、鮭の味噌チーズ焼き、すき昆布の煮物、肉団子汁 肉団子汁の肉団子は、鶏肉を使っています。 ひき肉に、片栗粉・卵などのつなぎと調味料などを混ぜて、丸めてだんご状にしたものが肉団子です。 揚げて甘酢あんをかけることが多いですが、今日のようにスープや汁物に入れることもあります。 鍋料理の具や煮物などにもします。 「ミートボール」と同じようですが、「肉だんご」は和風または中華風、「ミートボール」は洋風に料理したものを言います。 今日の肉団子は、鶏肉とみじん切りにした長ねぎとすりおろした生姜と塩と澱粉を使って、1つ1つ、手作りした肉団子です。 汁の中の肉団子を味わって、召し上がってください。
6月14日(火) キムチチャーハン、牛乳、揚げ餃子、中華サラダ、フルーツ杏仁 フルーツ杏仁には、みかんと黄桃とパイナップルの果物の缶詰を使いました。 この3種類の果物の缶詰と杏仁豆腐を合わせて作りました。 杏仁豆腐は、中国料理の点心の一つです。 点心とは、食事代わりの軽い食物。また、料理のあとに出る菓子のことです。 杏仁をすりつぶして寒天で固め、シロップをかけたものですが、一般的には、杏仁のエッセンスを加えた牛乳の寒天ゼリーが多いです。 つるっとしているので、のどごしがよく食べやすいと思います。 食後のデザートとして、美味しく召し上がってください。
6月15日(水) ごはん、牛乳、鶏肉の唐揚げ、磯香和え、味噌汁 鶏肉の唐揚げは、給食では人気献立です。 給食では、ほとんどの場合は、鶏肉のもも肉の皮なしを使います。 鶏肉の部位は、もも肉やむね肉など定番なものを含めて、およそ17種類もあるということです。 唐揚げを自宅で作って食べるときに、一番使われているのがもも肉です。 脂が少ないことが特徴の鶏肉の中でも、ほどよく脂がのっており、火を通してもやわらかく食べやすいといった特徴があります。 唐揚げにすることで身が引き締まり、さらに脂もほどよく溶けることで、口に入れて噛んだときにジューシーで旨味たっぷりの脂を味わうことができます。 下味は、生姜とニンニクをみじん切りにして、醤油とお酒の 下味をつけます。 そして、でん粉をつけて油で揚げます。 今日は児童と先生の唐揚げ約1400個の鶏肉の唐揚げを揚げました。 完食目指して、味わっていただきましょう。